2017年8月12日土曜日

「我的日本語」(リービ英雄)は宿題を増やす「親切」な先生みたいな本だ\(^o^)/

 今日も、朝は涼しかった。涼しさをより長く保存するために、エアコンをつけた部屋で「我的日本語」を読む。



 まずはその達意の日本語に驚く。ほぼ完璧。少し引っかかるのはこちらの日本語の認識に問題が有るのだろうと思わせる。

 万葉集のうち、短歌ばかり読んでいて長歌はよまねーだろうと言われ、あわてて学生時代に買った岩波文庫を引っ張り出す。仙台の金港堂書店のカバーがぼろぼろになっているのがせめてもの気休め。

 彼には、日本語で書くことに意味がある。日本語ワープロはつかわない。変換という作業が嫌いだというところにも快哉を叫んでしまう。ついでに、手書き入力を教えてあげたいくらいだ。

 ピリオドのない文章という見方も私には新鮮。

 李恢成や、中西進の「山上憶良」、李良枝の「由熙」、多和田葉子の「エクソフォニー」、沼野充義、水村早苗の「日本語が亡びるとき」、そして著者自身の「我的中国」をはじめとする著作。

 このような「宿題」を増やしてくれるリービ英雄先生は、キビシイが実はやさしい先生のような人だ、がんばろう\(^o^)/

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 昨夜から今朝にかけての収穫には「科学図書館」というサイトも有る。ここは凄い!すばらしい!

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 夏休みの「学習」は絶好調。夏バテしてはいられない。

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