スバラシイ天候だが、アタマはあまりはっきりしない。でも途中転びもせず、無事本を借りて帰ってきました。
Ich habe vier Bücher aus der Bibliothek ausgeliehen.— 隠居老人こと福地博文 (@hfukuchi) 2017年9月29日
図書館で本を4冊借りた。 pic.twitter.com/sepYhsAkUf
練習のため、ドイツ語付きで、ツイートしている。
このうち、「エクソフォニー」(多和田葉子 2003年 岩波書店)を読み始めたが、素敵に面白い。ドイツで、ドイツ語を使って著述を続けている著者の、コトバをめぐるエッセイが秀逸だ。爽快な相対感のある文章を読んでいたら、潜在意識が、加藤周一先生の文章を思い出させてくれた。
「続 羊の歌」(加藤周一 1968年 岩波新書)を引っ張り出して、ぱらぱらやってみた。フランスに行って医学とともに文学をやっているとき、アルバイトで国際会議の通訳をやったりしている時の回想の文章が、多和田さんのそれとよく似ている。
一種突き放したような、ドライな物の見方と、言い回しがそっくりだ。
Mori Ogai übersetzte den Roman von Kleist.— 隠居老人こと福地博文 (@hfukuchi) 2017年9月29日
森鴎外はクライストの小説を翻訳した。
「地震」、「悪因縁」…「鴎外選集 第16巻」
「エクソフォニー」で紹介されている、クライストとその翻訳をした森鴎外。これでまた読むべき本のバックログが増えた(T_T)
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