2018年3月11日日曜日

3.11はおとなしく読書

 東日本大震災から7年。当時、パリの宿で津波の黒い波が陸地を突き進む映像に衝撃を受けた。日本に帰る日だったが、帰りたくなかった。

 今日も、津波の映像をみると恐怖心が走る。そして、原発事故の映像をみると、原発設置の時になぜもっと反対できなかったかと悔しさが心を満たす。子供だったから仕方ないとは言えない。理学部や工学部に入ったときにももっと反対すべきだった。

 今できるのは、できるだけ原発ゼロに近づけるように自分なりの努力をすることだろう。

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 昨日の飲み会の影響で、今朝は元気なし。昼過ぎに車で買い物に行ったが、花粉で汚れた車体を洗う気力がでない。遠出する前に綺麗にしないといけない。明日やろう。

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 「森のバロック」(中沢新一 1992年 せりか書房)を再読し始めた。前回は途中までしか読んでいない。第2章南方マンダラで落っこちた。

 ついでに国会図書館デジタルコレクションで南方随筆を読む。熊楠先生は猫好きで、寒い時は猫と一緒に寝ていたという。貧乏で暖かい布団が買えなかったからでもあろう。





 紀州に隠棲してからは、「書く」ことで、精神の平衡を得ていたようだ。(「森のバロック」 55ページ) 

 この本に、挟まれていたせりか書房の広告冊子。古い本の(新しい本でも)この出版社の広告が面白いといつも感じている。ここで情報を仕入れて関連する本を読むことも多い。貴重な情報源。




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 大相撲が始まった。稀勢の里は休場(T_T) 高安も負けてしまった(T_T)

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