2018年3月30日金曜日

さよならだけがじんせいだ、大統領も首相も(*^^*)

 寒(というほど寒くないが)の戻り、夕方になりセーターを着た。

 昨夜の夜桜。


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 朝のTwitterで、ファインマン先生の二番目の奥様が、四六時中微積分の計算ばかりしていることの不平を漏らした記事を読む。彼女とは離婚しているが「けいさんばっかり…」がその原因の一つなのだろう。

 「けいさんだけがじんせいだ」という警句を思いついた。もちろん、寺山修司の「さよならだけがじんせいだ」を思い出したからパクった。

 井伏鱒二も唐代の詩を訳して、「さよならだけ…」としたらしいが、これは知らなかった。

 後ろから読むと、「だいせんじがけだらなよさ」となる。これもカルメン・マキの歌として有名(だと思う)。

 Youtubeで聴いてみようとしたが、「だいせんじ…」はない。そもそもLPもない。

 仕方なく、未整理の古いレコードのなかから「真夜中詩集」というのを探し出した。1時間くらいかかった。かけてみた。いい曲だ。彼女の声も美しい。



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 「大統領の陰謀」(常盤新平訳 バーンスタイン、ウッドワード 1974年 立風書房)を読み始める。取るに足らないと思われた盗聴事件が発端で、ワシントン・ポストの二人の記者が電話と足を使って情報を集め、最後はニクソンを退陣に追い込む。筋は知っているので、早く大物が逮捕されないかと読んでいくと、疲れる。記者たちの地道な取材の過程がしっかり書いてある。

 疲れたので、ずるい手を考え、映画版を捜した。レンタルならすぐ見つかったが、無料のものを観るのがポリシーなので(平たく言うとカネがないからだけど)、YoutubeやAmazon以外を捜す。ドキュメンタリーで良さそうなのもある。田中角栄も含め、Youtubeで実録モノも観るのを宿題とする。

 もう少し捜したらInternet Archiveにあった。字幕なし英語版、時々途切れるがその間考えられるので好都合かもしれない。全部見た。



 細かいところは解らないが、記者の取材の様子はイメージ出来た。これは今の記者諸君も参考にしているだろう(か?)。

 主演のロバート・レッドフォードは格好良すぎだ。しかし、彼がタイプライターを二本指で打っていたので、私には好感度あがった!?

お金のある方はこちらです。


 もう一度書籍に戻る。映画ではワシントン・ポスト社主が出てこなかったので、その役割だけでも書籍で確認したい。



 ワシントン・ポストはニクソンにけんかを売って、なんとか勝った。朝日新聞にも頑張って欲しい。

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