2018年4月15日日曜日

ホテル客室のBGMシステムは消え去るのか、古い記憶は消え去らないのに

 郷里のホテルで目覚める。なれないベッドで、良く眠れなかったが。

 枕元にベッドサイドテーブルが有り、BGMの装置が内蔵されている。試しにスイッチを入れたら、なんと動いたじゃなくて聴こえた。最近では珍しいことだ。若い頃は、ホテルに泊まることなど殆どなかったが、BGMが聞けるのは、何となくゴージャスな感じがして大好きだった。そこで、最近はホテルに泊まるたびに試してみる。殆どの場合なにも聞こえない。



 このホテルのようなきちんと動くBGMがシステムは珍しい。感心して、ホテルのアンケートにBGM装置はぜひメンテナンスをして欲しいと書いた。無理だろうとも思いながら。

 ただし、音が頼りない。低音が足りない。テーブルの裏を覗き込むのは辛いので、iPhoneを突っ込んで写真を撮ってみた。

 案の定スピーカーのエッジが傷んでいる。我が家のもとメインスピーカーとおんなじ(T_T)




 これを直すのは手間がかかりそうだし、各部屋のスピーカーを交換する予算はないだろう。このシステムも早晩消える運命なのかもしれない。

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 なぜ、ホテルのBGMが好きだったのか。自動的にムード音楽が聴けるからであり、そのような環境は当時ではあまりなかった。テーブルにはめ込まれた、押しがいのある丈夫なスイッチの感触が気に入ったということもある。

 もっと分析して、これににたシステムを自宅に自分で作ることを考えてもいいかもしれない。宿題にしよう。

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 ホテルの旨いバイキング式朝食を食べ、姉の一周忌に参列。

 お寺のそばの、60年以上前にある事情で住んでいた(今で言うハウスシェア)、邸宅を訪ねてみた。昔の記憶がおぼろげに甦る。小学校入学前なので本当にかすかな記憶。



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 ホテルに戻り、一周忌の会食。やはり海産物が旨い。

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 帰りの新幹線では、ほとんど眠ってしまった。速度が早すぎて寝不足解消の前に、東京についてしまった。

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 24時間しか出かけなかったのだが、数日間不在だったような感覚を覚えながら帰宅する。センチメンタル・ジャーニー。

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 この小旅行中の読書は大部分片山廣子さんの随筆を青空文庫で。

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