2018年4月2日月曜日

円城塔「プロローグ」が面白いという人はハッカー?

 今日は一日、家に閉じこもって読書あるいは昼寝。新図書館に目が眩んで読むべき本が山積みになってしまった(T_T)

 窓辺には最近の我が家の「マイブーム」の多肉植物。



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 すでに17時をまわった。「書く」意欲を掻き立てるため、「Writer」(Chorome上のアプリ)のタイプ音を大きくした。先日の映画の主人公の新聞記者のマネかもしれない。二本指も同じだ。

 今朝、Twitterに以下のように書いた。

 「今日の青空文庫新刊「絵のない絵本」、矢崎源九郎さん(矢崎滋さんのお父さん)の訳。すばらしい。
なお、青空文庫では矢崎源九郎さんの「ニールスの不思議な旅」も「作業中」となっている。これも楽しみにしております^^;」

 青空文庫は、このところ好調に作品リリースを続けている。今日はアンデルセンの誕生日かもしれない。矢崎源九郎の著作権が切れたかもしれない。ともかく、佳作を毎朝チェックするのが楽しみになってきた。

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 「プロローグ」(円城塔 2015年 文藝春秋)を読み始めた。思いの外、読みやすく夕方までに106ページも読んでしまった。円城塔さんの小説は難しくてこのスピードで読めるのは珍しい。

 理由がある。この作品の取り上げている内容に、コンピュータ(パソコン含む)ソフトの問題が多く含まれるからである。今読んでいるところはMD5(ハッシュ関数)が取り上げられている。最初の方にはRubyのスクリプトも出てくる。この分野のことを知らない人にはちんぷんかんぷんだろう。そして円城塔さんの他の小説で私が感じた困難を感じているだろう。

 この困難に対処するには、読みながら「慣れる」(推測をする)か、勉強をするしかないが、勉強するには時間がかかってしまう。

 ともかく、この本は私のツボにはまった(この言い方は正しい?)



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 黒崎政男さんの「哲学者クロサキのMS‐DOSは思考の道具だ」を、連想したので、なつかしくなり、雑誌 「アスキー」はかさばるので捨ててしまったから、Amazonで中古本を注文した。さきほど、発送したとメールが来た。

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 これでまた、本が増える。楽しいが哀しくもある。

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