2018年11月21日水曜日

「レナードの朝」も、「シリコンバレー」も興味深い

 「レナードの朝」を読み続ける。嗜眠性脳炎という今では聞き慣れない病気、の後遺症でパーキンソン病的な症状も発生する。嗜眠性脳炎は、第一次世界大戦ころに流行ったが、日本脳炎と似た症状を呈し、現在は殆ど見られない。ウィルスが原因と言われており、インフルエンザと関係があるとも言われている。



 この本の症例を読んでいると、非常に恐るべき病気で重症患者はほとんど回復の見込みがなかったようだ。その中でも、この本に取り上げられた患者は、症状が改善しているときには、いや悪いときにも実は、人間の尊厳は失わない。表面的には恐るべきことになっていても…

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 気分転換にドラマを観る。Facebookである方に紹介してもらった、「シリコンバレー」 (吹替版)。ITベンチャー会社を舞台にしたコメディーだろうと軽い気持ちで見た。まさにそのとおりだが、とても面白い。技術力だけで経営には未熟な若者が、手探りで、友人たちの助けを借りながら、「会社」を立ち上げていく。IT会社に関係したことがあるので、興味深く見てしまうが、単純に若者が「大人」(従来の大人とはちがう人間)になるドラマとして見てもおもしろかろう。



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 図書館でまた3冊借りてきた。



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 夜は、鍋料理を作る。野菜(含む人参)やきのこや白菜、ネギをじっくり煮て、その出汁で鶏とイカのつくねを煮る。さっぱりしているが味わい深い。

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