2019年1月20日日曜日

「ALL REVIEWSの歩き方」その3



2. ALL REVIEWS友の会の歩き方

 「ALL REVIEWS友の会」は今年(2019年)はじめに生まれたばかりのファンクラブ。有料。現在の会費は月間1000円。これは他のファンクラブ型サービスに比べ格安といえる。私は年金生活者で、余裕はないが某有名音楽ストリーミングを解約して、こちらの支払いに当てた(*^^*)
 わりと好きだったストリーミングサービスだが、ALL REVIEWS友の会の方に価値を感じたことになる。

 ALL REVIEWS友の会の特徴は2つある。

(1)ALL REVIEWS友の会の非公開Facebookグループページによると…
『月二回、「今月必読の本」を紹介する非公開YouTube番組!を視聴できる。フィクション回のメインパーソナリティーは豊崎由美さん、ノンフィクション回のメインパーソナリティーは鹿島茂さんが担当、毎月ゲストと共に必読の1冊を読み解きます。』

 …書評家の豊崎由美さんの第一回は、話題の『自転車泥棒』を題材にした、対談番組。対談相手はなんと芥川賞作家の柴崎友香さん。感激のあまり聞き逃したことが多く、今はアーカイブされたものを繰り返し視聴している。…(*^^*)

 この特典だけでも十分スバラシイが、他サービスとまったく違う、2番目の特徴がある。

(2)会員は自分たちの力で、自分の読書生活を改善できる、そしてそれが出版界に良い刺激を与えることになる。

 友の会の活動の目的を、また上記Facebookページの表現を借りて示すと…
「出版業界を『書評という切り口でどう盛り上げていけるか』を『考えて行動する』ファンクラブを目指す!」…
となる。
 ALL REVIEWSが2017年に開始されたときの衝撃。書評を通じて出版業界が激変するだろうという予感。その波が本の読者のところにも具体的にとどいてきたのだ。読者側で波を増幅するための、母体となるのが「ALL REVIEWS友の会」と言える。
 まだ、始まったばかりだが、Facebook内での議論のうねりを見ると、近い内に具体的行動を通じてなにかが起きるだろう。これについては私の見聞きできる限りのものはこのブログで紹介するつもりだ。

 なお、Facebook内では、次のような項目について会員の話し合いが盛り上がりつつある。
 ・自己紹介
 ・なんでも質問
 ・なに読んだ?
 ・雑談と交流
 ・意見と改善
 ・新規企画
 ・月刊ALL REVIEWS

***
 今すぐ、友の会に入会したいと思われるかも知れない。でも少し待たされることになる。1月はじめに会員を募集したが3日間で当初定員枠100名が埋まった。ビッグネームも多いようだ。
 次回の募集も近々あるだろうが、まだ具体的な日程は発表されていない。

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 友の会会員向け情報。
 Facebookにたくさんの発言があり、全体像が見えない場合、ここを見るのが良さそう。

https://www.facebook.com/groups/allreviewsjp/announcements/



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