2019年4月13日土曜日

東北旅日記その1…北へ

11時50分中央林間発。緩行電車。



法事ではあるが一人旅は楽しい。
アウグスチヌスの人生と書物とのたとえを思う。今回もページが増えるとよい。
ブログ書きのために持ったMacBookProは旅の友としては重い。

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最近多くの若い友人と会話する機会が増えた。
懸命に名前と顔を覚えても、次回は忘れていてもう一度教えてもらう。
小川洋子さんの小説の「博士」になった気分。良く考えられた登場人物だと感心する。

東京駅
13時半に着いた。駅頭の時計を見まちがい、12時半と思ってどうすれば2時間をつぶせるか、食事をゆっくりしてから入場するかと迷う。
13時半とわかり、安心して、簡単な弁当と飲み物を買って待合室へ。
人は多いが静かだ。年寄りが多く、団体客は少い。

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14時20分 乗車時の感想。
車内に入り、切符を見て番号を確認し、指定された席へ行くと中年のおば様が私のと思われるシートに荷物を置いて立っていらっしゃる。どうやら奥の席の人が来るまで座らないで待っているようすだ。でも私のはD席で通路側のはずなので、「すみませんが…」と言ってみた。おば様は、「Dは通路側で、Eが窓側なのよ」とかんで含めるように教えてくれる。どうも私を××老人とみて、言いきかせているようだ。仕方ないので、私の指定券を見せると、「あら、?」、「確かにここは5番ね。私は6番なのだけれど、壁の数字の5が6に見えちゃった。ごめんね。」と言って席をあけてくださった。

親切でそそっかしくて論理的な人は好きだ。
おば様はさっき仙台で下りて行った。さようなら。

確かに小さく書いた5と6は薄暗い車内では紛らわしかったです。

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弁当を食べる。
数日前、飢餓状態で「覆麺 智」の超絶美味ラーメンを食べた。そのショックで味覚本能が覚醒し、美味いものを食べると、体が反応するようになったらしい。
酒の酔いより強力で、タバコより習慣性がありそう。人生が変わったのかも知れない。

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17時4分 定刻に八戸着。ホテルは駅ビルの上階にあった。

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