昨夜痛飮した酒は「菊駒」。おかげで起きても頭スッキリ。窓から見る東北の空は水色。
ホテルの枕との相性がよかったのも好調の原因。
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駅で、後続部隊を待ち合わせ中に、併設されている地域図書館をのぞいてみた。こじんまりとしている、書籍よりDVDやCDなどの資料が多い。八戸の郷土史関連書籍も。国会図書館デジタル送信用の端末も設置してある。羨ましい。
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寺で法事を済ませて、近所のホテルのレストランで会食。最後の和風ブイヤベースが絶品。入っている魚介類が吟味されているからか。最近この種類の「旨さ」に体がよく反応する。「覆麺 智」のワタリガニだしのおかげだろう。
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帰路につく。車内のつまみにと姪が買ってくれたホタテのヒモをしゃぶりながら読書。『鬼苑横談』。面白すぎて…でも途中で眠くなる。
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途中仙台で乗ってきた妙齢の女性に、「あのー、この席は私のだと思うのですが…」と言われ、そんなことないでしょう的な顔をして見せたが、彼女は引き下がらない。仕方なく自分の券を出してみたら、なんと、今日は私の間違い。よく切符を確認していなかった(T . T) 申し訳ないと謝った。
横に座った彼女の香水がかなりきつい。乗り遅れまいと急いで来たのだろう。なんにしても、確認は大切。
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東京着。ここからまだ電車で1時間半はかかるので、油断は禁物。やや混雑した電車を乗り継いで帰るのは難儀だ。
しかし気づいた、旅はまだ終わっていない、旅の一環として考えると首都圏を横断していくのもまた乙なものだ。疲れは自宅のドアにたどり着いてから感じれば良い。
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この二日間で私の人生という書物は半ページくらい増えた。アウグスチヌス、万歳。
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