今朝の林檎。秋陽(たぶん)。
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『ロケット・ササキ ジョブスが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正』を読み終える。
東西冷戦終了のせいで、米国の政治的配慮による手厚い庇護を受けられなくなった日本経済界が、なぜ没落したかをシャープの例をとって、推測させる1冊。
ジョブズや孫正義が本当に佐々木正に憧れたかどうか、別資料にあたるつもり。
佐々木正を美化してかいてあるが、彼は「技術者」のプロダクトアウトな性癖を最後まで捨てきれなかったのでは、ないだろうか。そして、シャープの末路を考えるともっと複雑な気持ちになる。しかし、こういった栄枯盛衰は、どんな会社も避けられない。
自分が、最後まで同じ会社にいたのは稀有なこととしか思えない。良かったか悪かったかはまだ不明。
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昨夜辺りから、金木犀の良い香りがしている。一方、気温が下がり、風邪がぶり返した感じ。早寝。
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