『評伝バルテュス』。続きを読む。まだ節子さん(奥さん)は出てこない。本人がまだ若いから。
ともかく、この評伝を書いた方はすごい筆力だと思う。簡潔なのにイメージ喚起力が抜群。ゴンクール賞(詩部門)やアポリネール賞を取っているので当たり前だ。
54頁。15歳から17歳位の絵。1923年「少年の肖像」。1924年〜25年「ぶどう栽培の男」。1925年「初聖体拝受の少女」。1925年「プロヴァンスの風景」。見たい。
56頁。1923年のリルケからのクリスマス・プレゼントはダンテの「神曲」。もちろん熱心に読む。1924年、パリに移り住む。1926年、フィレンツェ、アシジ、アレッツォで過ごす。途中リルケのミュゾットを訪問。フィレンツェでは皿洗いのアルバイトをしながら絵の勉強。
59頁。パリでの絵。1927年〜28年。「オデオン座広場のカフェ」、「ポン・ヌフ」、「セーヌ河岸」。
63頁。不器用さと素朴さは、夢と稚拙の贈り物。
65頁。1930年〜32年。兵役につく。モロッコで。
99頁。ロラン・バルトの『表徴の王国』のような日本観。
絵を見たいが、図書館には画集がない。Youtubeで少し発見。
https://www.youtube.com/watch?v=_YPDymHbIhQ
この評伝ではまだ出てきてない、節子さんの出てくるビデオ。
https://www.youtube.com/watch?v=Q5ZmVlEj0l0
これを見て、話を聞いていると、一瞬自分にもフランス語が分かるような錯覚に陥る。日本人のしゃべる仏語だし、なにより、ゆっくりしゃべる。字幕を出して聞いてみると、半分くらいの単語は捉えている。
しかし、別のビデオ。例えば、バルテュスの少女像のモデルをした方、のフランス語を聴くと猛烈に速くて、聞き取れなかった。ガッカリ。
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昨日注文した、iPhone7用の格安SIMピンはカードは、今日午後発送したと、メールが来た。明日には届くかも。
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