2020年5月19日火曜日

アシモフ先生はもちろんブリタニカ以外の事典・辞書を揃えていた

内田百閒の『實説艸平記』(旺文社文庫)にスペイン風邪に罹った話があるという情報を耳にしたので、確かめてみた。漱石全集の編集を森田草平などとやっていたときのことらしい。1918年。

153頁。岩波の仕事場、築地からの帰りに新橋の烏森のガードのそばの眼鏡屋で金縁のメガネを誂えた。森田草平が金縁の方が体裁がよく耳や鼻へのあたりがやわらかいと大いに進めたからだ。その時、眼鏡屋の店主が息苦しそうだったので、さてはと思ったが、案の定翌日から40度の発熱。家族ともども罹患。仕方なく医者の勧めで看護婦を雇い、本人は数日、家族は一ヶ月ちかく寝込む。後に、看護婦の日当1円50銭×一ヶ月の高額の支払いに困って、森田草平に借金を申し込みに行く。残念ながら貸してもらえなかったようだ。

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『實説艸平記』を本棚から出すときに、アシモフの『I. ASIMOV』が目についたので、百科事典のことが書いてあるかとめくってみた。あった。

94 Reference Library
I have an Encyclopedia Britannica, an Encyclopedia Americana, aMcGraw-Hill Encyclopedia of Science and Technology, a complete Oxford English Dictionary, books of quotations, and so on.

だそうだ。さすがだ。ブリタニカ以外もInternet Archiveで読まねばならない。

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『ファウンデーションと地球』はまだ終わらない。惑星ソラリアで「全人」(両性具有の宇宙人)に捕まりそうになったが、なんとか助かる。また、地球を探しに飛び立つ。278頁。

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FABL(FOR ALL BOOKLOVERS)のサイトのある頁の文章を書くことになった。まだ書いていないが、FABLのトップページに賛同者として名前を掲載していただいた。ありがたい限り。せいぜい努力して文章を書きたい。今日明日と材料を仕入れるて文案を練ることにする。

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