HALくんの超音波検査の朝。良い結果を祈っている。
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『トーマス・マン日記』を読み進める。米国居住最後の年がはじまる。マン本人はすっかりその気になっているようだ。
1952年1月1日。
昨夜のパーティーでのマダム・ウプレの章の朗読は気分が良かった。始まったこの年は決定的な変化をもたらすかも知れない。
改稿の章を書き進める。
1月2日。
第5章を書き進める。
1月3日。
ロサンゼルスの新聞によると緊急時に破壊分子を収容するための強制収容所が用意されるという。
第5章を書き進める。
1月8日。
構成上の化け物というべき章に苦労を続ける。
『カフカとの対話』、『ドゥイノーの悲歌』を読む、サーカスの章との平行性。カミュのニーチェ論(「モーナト」誌)。
アイゼンハウアーが大統領になる。ドゴール派政府がみこまれる。「西」ドイツは「人民」軍の編成を決定。
1月10日。
胃のレントゲン検査。
1月14日。
可能な限り、少し書き進める。
1月17日。
とまどいながら、芸術的にはおそらくはまったく許されない第5章の結末直前まで書き進める。
1月18日。
第5章の新稿をKとエーリカのために朗読。壮大という印象。もっとも独創的なのは三度の原生殖の理念。人間主義的な自然科学。汎生愛として全体の背景そして心理学的基盤。
1月20日。
『クルル』資料を検当。
随想集『古きと新しきと』の選択と配列の検討。
1月21日。
検討を続ける。
1月22日。
さしあたり、小説に戻ることにする。
1月24日。
第3部第6章を書き始める。
1月25日。
第6章を1ページ書き進める。
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夕方、孫のHALくんの脊髄下部の超音波検査の結果は問題なしと、知らせがあった。良かったとジジババが胸をなでおろす。夕食時、レモンの香りの炭酸水で乾杯!
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