2021年1月3日日曜日

日記を書き続けるのは偉大なことだ

新年も3日目、おせちも食べあきたというより、今日の昼で食べ尽くした。50年以上読み続けているトーマス・マンのことを、今年最初のメルマガ巻頭言に書くことに、やっと決めて今日一日で書きあげた。書きながら改めて考えると、人間が一生に読める本はなんと少ないか、一方その中で読み返す価値のある本はいかに少ないかに驚く。

多くの本を読まないとそんな本に出会わないし、持ち時間は限られている。今、その日記を読むのを一時中断しているが、書きそして資料を読み、考えて書き直すという作業を70年ちかく毎日続けようとしたトーマス・マンはスゴイ。日記はその営為をほぼ忠実に記録している点でもう一段スゴイ。


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図書館に行き、貸し出し期限が切れた本を7冊返し、そのうち読み切れていない『フランス語を読むために』は再度借り出ししてきた。12月31日に予約した『ピグマリオン』は引き当てられてはいるが、本館からの移送が5日に始まるためまだ入手できなかった。ちと残念。

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