2021年4月23日金曜日

ソーン・ジトコフ天体(Thorne-Żytkow Objects)なんて知らなかった

『天体観測に魅せられた人たち』の著者 Emily M. Levesque さんの研究対象は何なのかと思い、論文を検索してみた。

https://scholar.archive.org/search?q=Emily+M.+Levesque&filter_time=all_time&offset=15

見ると、Red Supergiantとか、Thorne-Żytkow Objects(赤色巨星と中性子星が合体したと言われている仮説的なもの)という単語が、表題に多く含まれている。これらを研究するきっかけは、以下のようなことだったのだろう。

『天体観測に魅せられた人たち』の14頁〜15頁。

MITの二年目を終えた私……研究課題について最初に話をしたとき、(指導教官の)フィルからは二つの選択肢を提示された。赤か青か。……最期を迎える赤い星か、生まれたての青い星か……ブラックホールに魅力を感じていて、死にゆく星のほうがそれに近そうだったので、私は赤を選んだ。

38頁。

あまり深く考えずに決めた赤か青かの選択は、星の最期というその後15年にわたる私の研究テーマと、フィルとの友情の出発点となった。当時は二人とも知らなかったが、夏の観測リストのなかには、これまで観測されたなかでもっとも大きな恒星が三つ含まれていた。それらは記録的な大きさの赤色超巨星……

何気ない選択をしたようではあるが、そこには深い必然性が隠されている。若い時の選択はその後の人生に大きな影響を及ぼす、あるいはその後の人生のなかの何かが若い時の意思決定に働きかけをしていないという保証はない。このことは Emily M. Levesque に限らず誰にでも起きる。

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2ヶ月ぶりに床屋に行く。帰りに、共通の趣味である客船模型についての本をもらった。買っただけで作っていない氷川丸の模型を今度の連休で作ってみようかという気になった。


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夕刻、買い物の前に、セブンイレブンに寄って、ATMを使ってPaypayにチャージした。それで、スーパーでの勘定を済ませ、アプリで確認したら、めでたくマイナポイント25%の獲得に成功した。年寄りには難しい制度だ。なんとか出来てよかったけれど。

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