2021年7月27日火曜日

アウトラインプロセッサで遊びながら書評の勉強

Web上のアウトラインプロセッサdynalist を使ってみることにした。Twitterで今朝教えてもらったツール。これから朝風呂に入ります。編集長作業は一旦済んだので。一反もめん。

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食事、掃除。

再び机に向かったのは9時50分。アウトラインプロセッサに書いた「書評研究」の目次案をいじる。レベルを上下させるのが自由にできて面白い。


結果は、テキストとしてエキスポートできるし、OPML形式(?)でもエキスポートできる。

戸坂潤の『読書法』を読み始める。青空文庫版、Kindle for iPadにて。以下抜粋。

序にかえて

「偶々、東京の大新聞の若干が、しばらく前ブック・レヴューに或る程度の力点を置くようになった。スペースや回数を増した新聞もあれば、ブック・レヴューの嘱託メンバーを発表した新聞もある。その他一二、ブック・レヴューを主な仕事とする小新聞の企ても始まった。」

「雑誌『唯物論研究』」

「少なくとも十四五冊についてブック・レヴューを掲げるべきだとして、」

「『文学界』は多少之に類似したブック・レヴューを試みるようになったし、『新潮』と『文芸』とも亦、ブック・レヴューを正面に押し出すようになった。『科学ペン』亦そうである。文化雑誌としては当然なことであるが、わが意を得たものと云わねばならぬ。」

「問題はその本が出版されることの文化上の意義、その本に含まれている思想や見解や研究成果の文化上の意義、というようなことを評論することの内に、横たわるのである。」

「「読書法日記」は『日本学芸新聞』にその名で連載したものであり、「ブック・レヴュー」は『唯物論研究』の同欄に載せたものである。「書評」は主に新聞や雑誌に所謂書評として発表されたもの。いずれも特になるべく様式の原型をそのまま保存することにした。サンプルとするためである。「論議」はブック・レヴューに準じたエセイであり、「余論」はブック・レヴューそのものに関する若干の考察からなっている。」

1.「読書法日記」

「敢えて新刊紹介や新刊批評という意味ではない。また良書推薦という意味でもない。私はそんなに新刊書を片っぱしから読むことは出来ないし、また何が良書であるかというようなことを少しばかりの読んだ本の間で決定することも出来ない相談のことのように思う。もう少し無責任な読書感想の類を時々書いて行きたいと考える。」

これは今で言うブログ。以下は明日読む。

2.論議

3.ブック・レヴュー

4.書評

5.余論



本のなかで引用されている『沈黙の戦士 : 戦時巴里日記』小松清(ジイドと会ったらしい)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114618

書評サーチには「読書法」というキーワードもいい。今後使える。


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夕方新たに5冊借りてきた。書評関連と山本義隆さんの本。


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