書評・解説記事収集プロジェクト企画作業レポートを、「とにかく書く(打つ)」手法で作成中。一部を書き抜いてみる。
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1.書評を広く収集する意味
一般読者にとって書評は、未知の書物を知り手にとって読むきっかけを作ってくれる重要なものである。読書の後も、書評を再読することにより、書物への理解が深まることになる。書評と書物と読者との三者の相互作用により読書ワールドは立体的になり、創造性溢れたものとなる。
ALL REVIEWSの理念つまり、「消費財と化している書物」を「ロング・セラーに変える」。そのために「明治以来活字メディアに発表されたすべての書評を閲覧可能にする書評アーカイブの構築を目指す」 https://allreviews.jp/about/ )を実現するために、現在入手可能な書評・書評関連記事をできるだけ広く収集し、プロジェクト・メンバーや一般読者がもっと楽しく広く書評を読めるようにする。自らも書評を「書く(打つ)」ことも付随的に出来るようにする。
(このあと、プロジェクトの作業内容や体制案など……ほとんど略。)
4.6 コミュニケーション・マネジメント
メンバー間でのコミュニケーションにより、収集作業の質の改善につながるよう、PLはコミュニケーション・マネジメントを入念に行う。(具体的には別途作成の、コミュニケーション・マネジメント・マニュアルによる。)
↑ここは大切。個人が頑張って作業するよりも、複数人が自発的にのんびり作業しながら、互いに情報交換する、ゆるい作業方法で何倍もの成果を上げたい。ゆるい作業のアイデア(まだ不十分だが。)(1)日常の読書活動で行っていく方法・日常目にするSNS、新聞、雑誌などから書評情報を得る。(すでにARにあるものをは、気づいたら除くが、収集時はこだわらない。)・読み終えた文庫本の解説を記録する。・書評本、解説本(あまりない?)を読んだら、本の単位で記録しておく。・対象本を読み終えたら(読んでいる最中でも)、読書のきっかけとなった書評を読み直して評価してみる。自分の理解が深まる。読んだ本の自分なりの書評を書くとよいが、そのとき、書評も評価対象とするとより理解が深まる。・ARの書評一覧、書評家一覧はときどき参照すると良い。(2)特定の媒体などを調べる方法・文芸誌・新闘・専門誌・国会図書館・他の図書館・書評、解説に関して知るためのおすすめ本(とりあえずの)(1)鹿島茂『歴史の風書物の帆』(筑摩書房)(2)豊崎由美『ニッポンの書評』(光文社新書)(3)鹿島茂『解説屋稼業』(晶文社)(4)三中信宏『読む・打つ・書く』(東京大学出版会) https://leeswijzer.hatenadiary.com/(5)斎藤美奈子『文庫解説ワンダーランド』(岩波新書)これらに関しては、順次プロジェクト内読書会を開催します。
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夕食はピペラートなるもの(バスク地方の料理)を作ってみた。なかなかおいしい。
食べ終わったころ、息子からLINEの電話。孫の体調がすぐれない(多分保育園でいただいた胃腸のウィルス感染症らしい。)ので、明日、ヘルプに来てくれないかとのこと。承諾して、このブログを書いていたら、孫の母親が勤務を休めるようになったので、お役御免となった。少し心配、少し安心。
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明日はもっとアイデアを出したい。
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