2021年7月9日金曜日

『読む・打つ・書く』の教え通り文章を「打つ」と驚くほど捗るのがありがたい

今日のBGM。

Sonata In B Minor - Sonata In A Minor, Op.143
by Emil Gilels; Franz Liszt; Franz Schubert
RCA Victor Red Seal (LSC-2811)

https://archive.org/details/lp_sonata-in-b-minor-sonata-in-a-minor-op14_emil-gilels-franz-liszt-franz-schubert/disc1/01.01.+Sonata+In+B-Minor+-+I.mp3

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Facebookで片岡義男さんの書いた書評が読めるサイトを再発見。もちろん著作も読める。有料。

https://kataokayoshio.com/categories/book-review

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三中信宏さんの『読む・打つ・書く: 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』に関する話を再来週号(7月20日)のARメルマガ巻頭言に書くことにした。通常なら書き始めるのには早いけれど、この本の教えに従ってどんどん書き(打ち)始めることにする。「打つ」のニュアンスはこの場合ぴったりだ。ライターズ・ブロック(と言えるほど高級なものは書けないのだが)を打ち破るのには、この本の教えの通りにどんどん打つのが良いと思うようになった。この本を読んだ効用はこれに尽きるような気がする。

もちろん、読書論も執筆論も面白いのだが。今、ここでどう面白かったか書けと言われると難しい。本を読み直さないと忘れている。まあ、数日前からこのブログで感想を書いているので、それを読み直せば良さそうだ。そして、本への書き込みを眺め、目次と索引と文献リストを見直せば良い。と、書いたこの事自体が読書論と執筆論の要諦だったかもしれない。忘れたことを思い出すきっかけにも、書く(打つ)ことが役立つ。

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巻頭言以外にも、コミュニケーション・マネジメントについて書くについて、『読む・打つ・書く』の「ひたすら打て」を実行。実に役に立つアイデアだ。

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雨だが、図書館に行き4冊借り出した。

(1)『失われたものたちの本』
著者名 ジョン・コナリー/著 田内 志文/訳
出版者 東京創元社
出版年月 2015.9

ジョン・コナリーを読むのは2冊目。1冊目は『キャクストン私設図書館』だった。面白く読んだ。

(2)『文庫解説ワンダーランド 岩波新書 新赤版』  

著者名 斎藤 美奈子/著
出版者 岩波書店
出版年月 2017.1

(3)『歴史の風書物の帆』

著者名 鹿島 茂/著
出版者 筑摩書房
出版年月 1996.1

(4)『ニッポンの書評 光文社新書』  

著者名 豊崎 由美/著
出版者 光文社
出版年月 2011.4

これら3冊はARのオシゴトに必要な本。(4)は三中さんが『読む・打つ・書く』で取り上げていることもあり、借りてきた。

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