『無限を求めて エッシャー、自作を語る』(朝日選書)を昨日借りてきた。このところ、TwitterのTLにエッシャーの絵が流れてきていて、それに興味を持ったためだ。
M. C. エッシャーは1998年オランダ生まれ。建築・装飾学校に学んだが、版画に転向。1922年から41年にイタリア、スイス、スペインで過ごす。1941年以降はオランダのバールンで過ごす。1972年、養老院で死去。(巻末の略歴より)
この本は彼の手紙や講演録などから成る。
手紙ではラスコー壁画の素晴らしさを語っている一節がある。このように強い情感を持つ絵を描いた人間は「原始人」と呼べない。
20頁。
版画(家)の魅力
1 複製への願望
2 工芸作品としての美しさ
3 技術そのものから来る制約
このあと、100ページくらいは、実際には行われなかった講演の記録。エッシャーは講演の事前には完全原稿を作ったという。自作の版画の例もふんだんに盛り込んでいる。
面白そうなのだが、これから孫がやってくるので、駅まで迎えに行く。
***
……
いま、夜10時半。まだ早いが、疲れたので寝ることにする。
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