今日の高遠弘美先生のツイートを再録する。
傑作です。改めてつよくお勧めします。
— 高遠弘美 (@Thouartmore) December 27, 2021
それにしても、本文に引いた市河晴子(澁澤栄一の孫)と夫の市河三喜の『欧米の隅々』を再刊する意欲的な版元はないものでせうか。単行本未収録作品も含めて、晴子の資料はほとんど持つてゐます。アンソロジー形式も可能です。どうぞお声がけを。
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こんなサイトを見つけた。「デジタル版『渋沢栄一伝記資料』」(TOPページ)
https://eiichi.shibusawa.or.jp/denkishiryo/digital/main/index.php
上記サイトのなかで市河晴子が筆記した部分。
https://eiichi.shibusawa.or.jp/denkishiryo/digital/main/index.php?authors_individual-535
高遠弘美先生が「國文学」に書かれた記事「市河晴子に恋して――『歐米の隅々』ほか」をALL REVIEWSのコラムにしたもの。
https://allreviews.jp/column/1660
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いろいろ調べていると、やはり私も『欧米の隅々』を再刊して欲しいと思った。なにしろ手元において読みたい。
次善の策で、今は、国会図書館に行くか図書館送信を使うかで読むしかないのだが、来年5月に始まるという個人への送信、これで読めるようになればそれでも嬉しい。
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読み始めた、『小泉今日子書評集』(中央公論新社)のあとがきによると、読売新聞社の書評委員間は事前に集まって書評対象図書の「読書会」をやってから、それぞれが書評を書いていたらしい。小泉今日子さんはこれが書評の品質を上げる役に立ったと言う。
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AR友の会の執筆研究部「文舵会」の回答用Googleフォームをメンバーに公開。1月7日に回答アップの締め切りを行い、実際の合評会は1月14日に開催する。楽しみだ。
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コニー・ウィリスの『犬は勘定に入れません』の題名の訳について疑義を挟む人がいたが、「犬は勘定に入れません」という訳は、『ボートの三人男 』(中公文庫 ジェローム・K. ジェローム (著), 丸谷 才一 (翻訳) )ではOKのようだ。 Kindle版で確認。
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