2022年1月20日木曜日

スクリャービン・子規・福永武彦の一日

なぜか一昨夜からスクリャービンが耳になじむ。

など聞きながら、 Wikipediaでさがしたスクリャービン論文も読む。https://www.lib.kunitachi.ac.jp/tenji/2005/tenji0507.pdf

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筑摩書房、『現代日本文学大系10』で、正岡子規の年譜(浅井清編)を読む。

  1. 明治21年(1888)21歳 8月に鎌倉に遊び、喀血。
  2. 明治22年(1889)22歳 喀血続く。時鳥の句を作り「子規」と号す。夏目金之助と親しくなる。
  3. 明治24年(1891)24歳 6月、宿痾に苦しみ帰省。12月、本郷駒込追分町に一戸を借りて自活する。
  4. 明治25年(1892)25歳 母と妹をつれて再上京。新聞『日本』入社。
  5. 明治28年(1895)28歳 日清戦争に記者として従軍。旅順へ。帰途船中で大喀血し神戸病院入院。帰国し松山中学在職の漱石の下宿に入る。句会を開く。
  6. 明治30年(1897)30歳 雑誌『ほととぎす」に協力。
  7. 明治33年(1900)33歳 9月漱石渡英。
  8. 明治34年(1901)34歳 「墨汁一滴」を『日本』に連載。1月〜7月。9月「仰臥漫録」を書き始める。ロンドンの漱石に〈僕ハ迚モ君ニ再会スルコトハ出来ヌト思フ〉と書き送る。
  9. 明治35年(1902)35歳 3月「仰臥漫録」を再開。5月「病牀六尺」を『日本』に連載し始める。9月19日没。戒名は子規居士。滝野川字大龍寺。

モーツァルトも35歳で亡くなったが。子規のほうが勁い。われわれとして学ぶ所が多い。

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福永武彦『異邦の薫り』(新潮社)を入手した。古本だが状態は良い。 
これは先日、高遠弘美先生に推薦していただいた本(の一冊)。





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