2022年3月21日月曜日

PASSAGE by ALL REVIEWSの醍醐味は棚主同志のコミュニケーションからはじまる

14時50分、神保町駅へ到着。PASSAGEへ行くいつもの最短ルートはやめて、10分だけ「神田古本まつり青空掘り出し市」を見学してみた。うかつと言われそうだが、いままで意識して立ち寄ったことがない。ずいぶんとにぎやかで、おかげさまですずらん通りもいつもの日曜日よりは人通りが多い。

15時開店なのだが、すぐに予約のお客様が入店し、売るための本を持ち込む棚主さんも続いていらっしゃる。本を買うお客様のほうへの対応は、会計のときだけ数十秒間かかるだけだが、棚主のかたへの応対には時間がかかるので待ち行列がどうしてもできてしまう。明後日からの予約不要システムのもとでは、棚主対応の迅速化がもっともとめられるだろう。



私は棚主でもあるので、他の棚主さんや、棚主希望の方々とお話をするのがいちばん楽しい。黙って読書するのもいいが、棚主さんの選んだ本を見ながら会話するのがオモシロイ。皆いろいろなテーマを持って「棚主ゲーム」に参加されているようだ。ゲームというわけは、皆の書棚のテーマが違い、同様なテー−マでも選書された本の佇まいは千差万別だ。現物の複数の本を前にして話し合うと話が具体的になり話が発展する速さも増す。言ってみれば、複数の本の読書会が同時並行で行われている。このへんをよく考えると、PASSAGEの中で棚主向けイベントを企画立案するための、ネタが出てきそうだ。


そして棚主さんの中には、碩学もいらっしゃるし、外国籍の方もいらっしゃる。世間の狭かった私も、随分顔見知りが増えた。これらの交友はぜひ大事にしたい。今後、なにかイベントを考えてみたいが、具体的に何をするのかはまだ決まらないのだが。

今日は、その交友のなかで私の書棚の本がもう一冊売れた!

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昨夜は夜中に、孫くん(他所でお泊りするのは初めて)のヘッドバッドを口で受けた。痛かった。でも初めて母親のもとから離れても泣きもせず、にこやかだった孫くんに頭突きされたので、ちっとも痛くない。今朝鏡をみたら唇に血豆ができていた。店主のご家族のお話をうかがったら、子供が小さいときはよくあることなのだそうだ。元気が一番。

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