『双子のライオン堂×BOOKSHOP TRAVELLER「本達を輝かせるには?? ~個性派書店の本の魅せ方~」|ふらっと神保町×PASSAGE BY ALL REVIEWS企画』をYoutubeで視聴した。PASSAGE by ALL REVIEWSの棚主でありクラファンにもささやかながら参加したので、視聴できたと思う。
双子のライオン堂/竹田信弥さんと、BOOKSHOP TRAVELLER/和氣正幸さんの対談と言う形で進んだ。貸し棚書店の棚主にも貸し棚書店の運営側にも参考になる話が聞けた。ほんの一部を紹介すると……
本とそのディスプレイを「動かす」ことが売上増につながる、そしてその動かし方にはいろいろなバリエーションがあって、試行錯誤を繰り返して行くのが良いとのこと。また棚主交流会はコロナ禍のいまでもやるに越したことはない。ただし「交流」をしたくない棚主も少なからずいる。つまり色々あってそれでいい、とのこと。面出しや本を並べる前後位置もいろいろやってみるべきだと。スミッコの目立たない棚に注意を引くアイデアもいろいろあるが、棚位置のシャッフルもあって良い。なにより、置いてある本の宣伝が最重要。今だとSNSという便利なモノがあるので、こまめに書影付きで宣伝をするべき。動かない本も定期的にSNSで宣伝すると売れるだろうとのこと。
このビデオはまた見直したい。以下でチケットが明日20日まで買えるようだ。
https://peatix.com/event/3224197
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関連note記事:
https://note.com/university1step/n/ne41a404769e6
参考:
https://www.shobunsha.co.jp/?p=6832
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『忘れられた巨人』は今日一日頑張って、最後まで読み終えた。前提知識(たとえばアーサー王伝説)があまりないまま読んだのが、不安だったが、さすがはカズオ・イシグロさんと訳者の土屋政雄さん、すんなりと読めた。明日はまず、自分の読後感を書いてみて、ALL REVIEWSにある豊崎社長の書評と比べてみる。その読みの深さの違いはどこから来るかを、豊崎社長の付けた数多くの付箋位置を調べながら、考えてみたい。結果は来週のメルマガ巻頭言で発表することにしたい。これが、「PASSAGE by ALL REVIEWSとALL REVIEWSの有機的つながり」の勉強となり、できればそのつながりを発展させるための手がかりとなることを狙いたい。豊崎社長にかぎらず、他の書評家さんの書評対象本に関しても調べを進めたい。
同著者・同訳者の『クララとお日さま』も早急に入手して読みたい。これは個人的興味も手伝っている。
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