2017年5月19日金曜日

石鼓文(せっこぶん)なんて、知りませんでした

 漱石全集の装丁。いつも何の気なしに見ていたが、書の興味を持ち始めたので、改めて眺め始めた。

 最近の悪い癖(?)で、Googleで検索してみたら、これは『石鼓文』というものを、漱石が自分で選んで模写(?)したらしい。さすがだ。

 石鼓文も手習いの対象にしようと決める。ためしにやってみた。ぐお、難しい。


 これは多分「馬」という字でしょうね。


 この例に限らず、日本の書籍の装丁には、書が使われていることが多い。みな思い入れがありそう。

 書籍だけではない、近所の団子屋さんの包装紙にも使われている。これらを調べていくと、面白い勉強ができそうだ\(^o^)/

 漱石は康煕字典も持っていたらしい。当たり前なのだろうけど、羨ましいぞ。インターネットで見ることはできるが、自分の書斎でのんびり重たい本を繰るのは、楽しいからね。

 なお、祖父江慎さんの装丁した『心』はほしいけど、ま、どこかで会うのを楽しみにすると言うことにしておきます。

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