2017年5月22日月曜日

YMOを聴き、カート・ヴォネガット・ジュニアを読んだ遠い日々。

 いつの間にかYMOがAmazonプライムにもAppleミュージックにも降りてきている。のに気づいたので、今朝からBGMとして流している。発売当時はワクワクしながら聞いていたが、今はのんびり仕事の片手間に聴けるのはなぜ?音楽は直接に脳に作用するので、慣れると感覚の麻痺性が薄れるからか。

 話題の映画や展覧会にからむ、要するに映画の原作や絵のテーマを題材とした小説など、を捜して読む。必ずしも全部読みたいとは思えないときには、保険をかける意味で、Kindle本を捜し、お試し読みをする。それだけで用が足りてしまうことも多い。

 Kindle本を捜すと、当然Amazonさんは、関連したおすすめ本を勧めてくる。ここで引っかかることも多い。

 昨日は映画「Lion」の原作や「メッセージ」の原作をチェック。「メッセージ」の原作は「Story of Your Life(1998)」というテッド・チャンの短編で、短編集をお試し読みしたら、肝心な作品ではなく、「バビロンの塔」という作品だけが読めた。それがかなりいける。面白い。

 そうこうして遊んでいたら、「スローターハウス5」を、Amazonさんが推薦した。読んだことはあるのだが、とりあえずダウンロードしてみた。読むと、懐かしい。言い換えると、そういえば読んだことを微かに覚えている程度に忘れている。ヴォネガットのいいまわし、「そんなもんだ」というのを、村上春樹さんが真似していると勝手に思っていたのも思い出した。

 本棚の二層目(一層目に隠されている)に、カート・ヴォネガットの本がいくつか有るはずなので、掘り出してみた。四冊ほど見つかった。また読むか否かは難しいが、拾い読みはしてやろう。なぜ、そんな気になったかを言葉で説明できる程度に。



 発掘作業中に前回の発掘では見つからなかった「蕪村俳句集」が出てきたのは快哉をさけんだ(大袈裟)。

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