2017年11月9日木曜日

赤木曠児郎さんの講演会と、辻邦生―パリの隠者展、どちらも良かった

 寒風の中を恵比寿の日仏会館まで出かけたが、その価値はあった。

 辻邦生さんの高輪の書斎の古びた机。書き込みのあるパリの地図、佐保子夫人が描いた多数のマンガ。日記の原稿の細密な字。どれも興味深い。書斎の棚を写した写真にはトーマス・マン全集が認められた。

 よく観てから、出ようとしたら受付の女性が「どうぞ」と記念冊子を渡してくれた。ありがとう。

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 赤木さんの講演には少し時間があるので、近所を散歩してみた。日本離れした街並み。


 コンビニでお茶を買ったが、従業員はみな外国の方だった(・・)

 赤木さんは時間を30分オーバーして喋った。講演は最初で最後かもしれないとおっしゃる。私の精密な画風の源泉は物理学を専攻したことと、洋裁という手仕事に関わって、物事を深く追求するところから来るのだとも。






 

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 国会図書館デジタルコレクションを読むのに不便を感じていたが、よさそうなアプリを見つけた。操作性と画質が、オリジナルなビューアーより格段によい。

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