今朝は早起き成功。朝焼けを見ながら読書。昨夜から読み始めた「空海の風景」(司馬遼太郎 1975年 中央公論社)を読み進める。
出版された時に読んだが、再読すると感じが違う。小説らしくない小説。
空海は日本史上類のない大山師だという。日本にせよ唐にせよ国家を手玉に取る。彼は、区々たる立身とか保身を考えるのでなく、宇宙を成り立たせる真理や真実をひたすら追求した。どうすればこんな人間が生まれるのか。謎。
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Facebookを見たら、昨年の今日自分で投稿した記事を読めた。トーマス・マン米国亡命時のパトロンのアグネス・マイヤーとマンの付き合いを分析した論文を読んだという記事。???。覚えてないので、もう一回読んでみた。
アグネス・マイヤーのことが気になり、自伝があるとのことで、捜してみた。日本語訳はない。Internet Archiveで見つかった。拾い読みしてみた。マンへの思い入れは激しい。
ところでマイヤー女史は、ワシントン・ポストを買い取ったようだ。娘が社主をひきつぎ、ウォーター・ゲート事件では、ニクソンと戦っている。この一族も研究に値する。
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植草甚一先生の本のカバーの表紙の写真が面白い。本の山の中に先生がいるのだが、山のような本を何冊かごとに紐で結んで保管している。そういえば、古本屋さんは大抵こうしている。
このやりかたは有効そうだ。箱に入れるより検索がし易い。
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