2018年9月28日金曜日

「金星のなぞ」国会図書館から借りだしたい。

 Twitter、で「火星で暮らす」話というのを読んだ。居住用ドームを作るとか…そういえば…

 連想したことがる。「金星のなぞ」という本。子供の頃読んで面白くてぞくぞくした。
 調べた。国会図書館デジタル・アーカイブを。

 一見したら「ムーア」が原著者とある。「ムーア SF」で調べたら「C.L.ムーア」がヒット。ああそうかと彼女の著書を探したがそれらしきものなし。

 おかしいな?

 改めて、パソコンを開けて国会図書館デジタル・アーカイブへ。詳しい書誌を見る。すると「パトリック・ムーア 1923−」と書いてある。



 「パトリック・ムーア」で検索した。すると、「少年少女世界科学冒険全集13 金星の謎ムーア:作 塩谷太郎:訳 小松崎茂:表紙・口絵 講談社 昭和31年」。これがその本だ!



 ほしいがこの古書店で6千円だそうなので諦める。英語で読めないか探してみよう。原題は「World of Mists」。金星には濃い雨雲がたちこめほとんどいつも土砂降りで、地面もほぼ海で覆われているという設定だった。地球人のドーム基地は小さな島の上にある。読みたいなあ。

 なお、Patrick Mooreさんは英国の大アマチュア天文学者。天文学を中心とした著書たくさん。

 訳者 塩谷太郎さんも少年少女文學の訳書多数。

***
 午後はNHKのアナウンサー島津さんが辞めて医学部に入ると知り彼女の経歴など調べたら、ある番組で「薔薇の名前」を紹介した話に逢着。「薔薇の名前」、面白そうなので図書館に行ったが貸出中。島津さんの番組のビデオがYoutubeにあったので観ることにした。すると、非常に面白い。エーコの「理論的に記述できないことは、物語で語れ!」という意味のことばも気に入った。



 一ヶ月前にエーコのファシズムの本は読みきれなかったが、「薔薇の名前」は、ぜひ読んでみたい。映画は…さっきのビデオでさわりを全部観たのでいらないかも。

***
 夕方、「芥川龍之介雑記帳」(内田百閒 1986年 河出文庫)を読む。哀切。芥川をまた読みたくなった。

0 件のコメント:

コメントを投稿