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林檎を食べる前に、『評伝バルテュス』を朝読書。
126頁。1951年の「窓、ロアンの袋小路」、静謐な朝の室内と窓から見える路地の向こう側の家の壁、空が明るくなりかけて、直接には見えない朝の光を感じさせる。
131頁。「牛のいる大きな風景」1958年〜60年。そもそもこの評伝はオリジナルでは画文集だったようだ。オリジナルが見たいぞ。
144頁。「蛾」1959−60年、存在の無重力状態。
163頁。マルロー(文部大臣?)の推薦により、ローマの「メディチ館」の館長に就任。
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数日前に借りてきた本の別の1冊。『大きく考えようー人生に役立つ哲学入門』(ペーテル・エクベリ 枇谷玲子訳 2017年 晶文社)を読んだ。若者向けだが、「自分で考えること」をすすめる、力強い本。日本にもこんな本はあるのだろうか? 『君たちはどう生きるか』があるのかも。枇谷さんの訳の『きのこのなぐさめ』も図書館で予約した。
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ノーベル物理学賞のピーブルス博士の業績(銀河のポテンシャルを調べるとダークエネルギーが必須となる…)を調べているうちに、ノーベル化学賞の発表。リチウムイオン電池の旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)が受賞。
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息子様のCDとBDをダンボールに退避させ、空いた棚に先日発掘した文庫本と新書版の本を並べた。またあとで、並べ替えるのが楽しみ。
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