5月23日夜、ALL REVIEWS友の会の定例会に参加しました。通常の定例会と違い、Zoomを使ったオンライン定例会です。20時開始、22時終了ただし2次会(というのか)終了は23時30分。参加18名。参加者は、鹿島茂さん、柳瀬博一さん(日経BP→東工大)、ひらりささん。そして友の会の方々。オンラインではあるがいつもどおりに、いやオンライン効果でいつも以上に和気あいあいと、読書とその周りのことを話し合える会合でした。
書籍に関して印象に残ったこと。まず冒頭、会員からの質問「パンデミック時代にオススメの本は?」、に答えて、鹿島さんが『疫病と世界史 上下』(中公文庫)を紹介してくれたこと。これは読まねば……
鹿島さんの近刊(再刊)の『職業別パリ風俗』(白水Uブックス)の紹介ももちろんありました。当時のパリでのいろいろな職業の珍しい内情を知ることが出来る本だそうです。本の「前書き」が今週のALL REVIEWS新着記事になっていますね。
たとえば『ゴリオ爺さん』のゴリオは年金生活者だったが、自分の虎の子の年金証書を抵当にいれて金を借りて娘を援助したりするが、そんなことが出来る事自体が私には理解不能だったのです。『職業別パリ風俗』を読むとこんな疑問がたちどころに氷解しそうです。
これらの本を知ったことにより、e-honの「My書店」機能を使って購入し書店を支援するチャンス到来です。FABL向けに書いた記事が自分自身のために役に立つことになりました。もうじきこの記事も読んでいただけそうです。
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