中村真一郎の『江戸漢詩』を読了。
今日読んだ分の冒頭は、頼山陽の「母親コンプレックス」話。昨日までの「自然」を歌った詩のほうが好きだが……
今日作った索引。
- 165頁。 佐藤一斎。 老年で愛妻を失う、その嘆き。
- 171頁。 広瀬旭荘。 「東国詩人の冠」と評される。
- 189頁。 菊池五山。 市川寛斎(21頁)門下の秀才。
- 194頁。 匹田松塘。 文化的な家老。
- 201頁。 祇園南海。 詩人兼詩学啓蒙家。
- 206頁。 梁川星巌。 頼山陽の後輩。
- 217頁。 菊池渓琴。 中島棕隠の親しい後輩。
- 222頁。 江馬細香。 女流詩人、山陽の愛人。
- 233頁。 張紅蘭。 詩人。梁川星巌の幼い妻。
- 237頁。 高橋玉蕉。 仙台出身の儒生。
- 246頁。 塩谷宕陰。 山陽塾から昌平黌へ。
- 248頁。 大槻磐渓。 開明的文化人、仙台生まれ。
- 252頁。 斎藤竹堂。 昌平黌舎長。
あとがき(279頁)で永井荷風の『下谷叢話』に触れている。荷風の外祖父鷲津毅堂とその周囲のことが書かれている。国会図書館デジタルコレクションで冒頭のみ読んだ。
ともかく、この漢詩の世界は豊潤で、勉強のし甲斐がありそうだ。まずは、『頼山陽とその時代』が届いたら読んで見る。場合によっては購入する。
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