2020年8月10日月曜日

『江戸漢詩』読了し、索引も作った。

中村真一郎の『江戸漢詩』を読了。

今日読んだ分の冒頭は、頼山陽の「母親コンプレックス」話。昨日までの「自然」を歌った詩のほうが好きだが……

今日作った索引。

  • 165頁。 佐藤一斎。 老年で愛妻を失う、その嘆き。
  • 171頁。 広瀬旭荘。 「東国詩人の冠」と評される。
  • 189頁。 菊池五山。 市川寛斎(21頁)門下の秀才。
  • 194頁。 匹田松塘。 文化的な家老。
  • 201頁。 祇園南海。 詩人兼詩学啓蒙家。
  • 206頁。 梁川星巌。 頼山陽の後輩。
  • 217頁。 菊池渓琴。 中島棕隠の親しい後輩。
  • 222頁。 江馬細香。 女流詩人、山陽の愛人。
  • 233頁。 張紅蘭。  詩人。梁川星巌の幼い妻。
  • 237頁。 高橋玉蕉。 仙台出身の儒生。
  • 246頁。 塩谷宕陰。 山陽塾から昌平黌へ。
  • 248頁。 大槻磐渓。 開明的文化人、仙台生まれ。
  • 252頁。 斎藤竹堂。 昌平黌舎長。


あとがき(279頁)で永井荷風の『下谷叢話』に触れている。荷風の外祖父鷲津毅堂とその周囲のことが書かれている。国会図書館デジタルコレクションで冒頭のみ読んだ。


ともかく、この漢詩の世界は豊潤で、勉強のし甲斐がありそうだ。まずは、『頼山陽とその時代』が届いたら読んで見る。場合によっては購入する。


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