2022年2月21日月曜日

『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』を観て修道士の隠遁生活にあこがれる

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 『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院(字幕版)』を観た。Amaon prime videoで。長い。修道院のなかの生活を描いている。修道士間の会話は日曜日の昼食後の短時間だけ。その他は祈りと瞑想と読書と自給自足のための最小限の労働のみの生活。「静寂」であるべき世界で聞こえるのは、鐘の音や風の音や雨の音や食事を独居房に運ぶワゴンの音なのだが、意外にもこれらの音が「静寂」を際立たせる。

静寂の描写も魅力的なのだが、私が感銘を受けたのは、修道士の隠遁生活の様子だ。礼拝と労働の無言の時間以外はすべて独居房を中心として、読書と瞑想三昧の生活が送れる。簡素な食事は当番の若い修道士が配ってくれる。刑務所の独房のような小さな扉から差し入れられるのだが、それを気にしなければ、素晴らしい(精神の)自由な生活が送れそうだ。噂でしか聞いていないが、日本の禅寺などでの修行僧の生活よりは、個人の生活が守られているような気がする。つまり、こんな生活を自分もしてみたい。

以前のブログでもこれに類した感想を書いた。

https://hfukuchi.blogspot.com/2020/04/blog-post_12.html

https://hfukuchi.blogspot.com/2020/04/blog-post_13.html

https://hfukuchi.blogspot.com/2020/04/blog-post_15.html

これに加えて、モンテーニュやプルーストや森有正の隠遁生活へのあこがれも、文章にしてみたい。今年の宿題とする。

すでに今の私の生活も隠遁に近いのだが完全ではない、「創造性」が付け加わることが必要なのだ。

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と、言いつつ、PASSAGE書店の棚に入れる本の値付と添付するビラの内容・形態を決めないといけない。明日やってしまおうと焦っている自分がいるのが可笑しい。そしていつ納品するかも決めないとね。

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寝る前にやってはいけないTwitter覗き。でも「まとも検索」というサイトを知ったので、良しとして寝ます。明日、これで「隠遁」を検索して楽しんでみる。

https://fukuyuki.github.io/mtm.html

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