2017年3月31日金曜日

来年度のブログはどうするか。

どうしようか一応悩んでみた。
 (1)大先輩のコンテンツ、「定年オーパの四国山日記」を横から紹介する。
 (2)女性天文学者Leavittさんの連載を再開。
 (3)ベートーベン研究。昨年度のマイルス・デイビス研究に呼応。
 (4)他、旧コンテンツを見直して、新しく書き直す。
    例 結晶学。 放送大学の天文学の新科目受講記。
などなど(*^o^*)
ブログを書くことと生活することは一体なので、これが今年度の生き方になる。そして書けば生き方も変わる。

2017年3月30日木曜日

「虞美人草」のクレオパトラはプルタークから

 春の読書、「虞美人草」。冒頭の京都のシーンと並行しての東京のシーン。ここが最も春らしいところと思っています。(アンチ・)ヒロインの藤尾が登場し、男友達(家庭教師)とクレオパトラを論ずる。その一節。

***

 女は紫色の着物を着ている。 静かなる昼を、静かに栞を抽いて、箔に重き一巻を、女は膝の上に読む。「墓の前に跪ずいて云う。この手にて──この手にて君を埋め参らせしを、今はこの手も自由ならず。捕われて遠き国に、行くほどもあらねば、この手にて君が墓を掃い、この手にて香を焚くべき折々の、長しえに尽きたりと思いたまえ。生ける時は、莫耶も我らを割き難きに、死こそ無惨なれ。羅馬の君は埃及に葬むられ、埃及なるわれは、君が羅馬に埋められんとす。君が羅馬は──わが思うほどの恩を、憂きわれに拒める、君が羅馬は、つれなき君が羅馬なり。されど、情だにあらば、羅馬の神は、よも生きながらの辱に、市に引かるるわれを、雲の上よりよそに見たまわざるべし。君が仇なる人の勝利を飾るわれを。埃及の神に見離されたるわれを。君が片身と残したまえるわが命こそ仇なれ。情ある羅馬の神に祈る。──われを隠したまえ。恥見えぬ墓の底に、君とわれを永劫に隠したまえ。」(虞美人草 青空文庫版)

***

 「箔に重き一巻」は、最初当然シェークスピアの「アントニーとクレオパトラ」かと思い、Kindleで坪内逍遥版をダウンロードして読んでみた。がどうも上記のような記述が出てこない。戯曲なので上記の文章は違うな。




 と、思ったので禁じ手ですが岩波文庫の『虞美人草』(昭和50年 第38刷)で、注(小宮豊隆?)を覗く。すると、素人はシェークスピアと思うだろうが、実はプルタークを引いているとある。

 プルタークもKindleならただで読める。
 早速ダウンロードした。しばらく捜したら、あった\(^o^)/





 こうやって読んでいると、何度でも楽しめるのが「虞美人草」。


***

 ところで、昨夜食べた焼肉のタレに香辛料がたくさん入っていて、今朝はいろんな夢をみて目覚めた。夢の中で現役で働いていたときのメンバーが出てきて、いろいろ議論している。

 「ランチマネジメント(=受講者に昼食の案内を上手にすること)」という単語も出てきてくだらないけれど、面白かった。 客が来たのに、探しに行ったプロジェクトマネージャが風邪で休んでいて困っているというシーンも有った。

 もうちょっと娑婆っ気を抜かないといけない。

2017年3月29日水曜日

春の読書は何と言っても「虞美人草」

 春はものの句になりやすき京の町を、七条から一条まで横に貫ぬいて、煙る柳の間から、温き水打つ白き布を、高野川の磧に数え尽くして、長々と北にうねる路を、おおかたは二里余りも来たら、山は自から左右に逼って、脚下に奔る潺湲の響も、折れるほどに曲るほどに、あるは、こなた、あるは、かなたと鳴る。山に入りて春は更けたるを、山を極めたらば春はまだ残る雪に寒かろうと、見上げる峰の裾を縫うて、暗き陰に走る一条の路に、爪上りなる向うから大原女が来る。牛が来る。京の春は牛の尿の尽きざるほどに、長くかつ静かである。『虞美人草』(青空文庫版 夏目漱石)

 ある季節をより楽しむために読みたくなる文章がある。
春は「虞美人草」、夏は「魔の山」そして秋は「こころ」。冬は「化学の歴史」(アシモフ)。今でも各季節の典型的な日にこれらを読むことにしている。

 いずれも学生時代の思い出と結びついている。これらをひもとくとすぐに当時の自分が当時のその季節の中で本を読んでいる姿が蘇る。

 花の咲きかけた薄曇りの日には、春を満喫するために「虞美人草」を読む。最初に掲げた京都の風景は一挙に春の世界に気持ちを引き込んでくれる。
 #そして「そうだ京都いこう!」などと叫んでみるが、大学受験時以外にこの季節に京に上ったことがない。
 冒頭の文章のつぎに、藤尾が登場するシーンのほうが春の雰囲気を表現しているようだが、すこし鬱陶しい(*_*)

 明治40年(1907年)に、朝日新聞に連載された。漱石が随分頑張って書いた様子がわかる。

 古い漱石全集の「日記及断片」が手元にあるので、めくってみると、この年の3月28日から漱石は京都に行っている。比叡山にも登ったようだ。6月から新聞連載をしたらしいので、この京都行きは取材に相違ない。






 この全集本は仙台に下宿していたときに近所の古本屋さんで購入した。この巻は大正9年版。最初は電力会社の社員寮の蔵書だったらしい。天金で綴じ糸などはまだしっかりしている。「猫」の巻はかなり傷んでいる。やはり「猫」は人気だったのだ。

 読んでも肩がこらないので、昼寝の友に、筋を知り尽くした「虞美人草」は最適であります。

2017年3月28日火曜日

まだ寒いが桜が咲き、体はほぼ復活\(^o^)/

 昨日、家の前の桜を見たら、数輪咲いていた。遅かったが今年も春が来た。また桜が見られて幸せだ(大袈裟!)

 昨晩は、退院後はじめての飲み会出席。
 看護師さんに言われたとおりに(根が素直なので)、自宅療養を続けながら色々食べる訓練を繰り返して、ほぼすべての食物に関して問題なし。なので、酒とつまみの組み合わせを試すことにした。

 目的のA駅につき、時間に余裕があったのでいつも通りブックファーストに寄る。今回は、NHKのラジオ語学テキスト「まいにちドイツ語 4月号」を購入。トーマス・マン日記を読むためだ。単語だけわかれば読めるだろうとたかをくくって買ったが、やってみると辞書すら満足に引けない。数ヶ月は基礎(常識)を勉強するつもりだ。



 旧友と再会を喜び、入院と手術の顛末を語る。ともかく、体調が治り食欲も回復し人生が明るくなったことを報告し喜んでいただいた。\(^o^)/
 持参した胆石も見ていただいた。これは悪趣味だったかもしれない。

 酒は退院後はじめてだった。ハイボールと熱燗にした。血液検査では中性脂肪が多めなので、本当は日本酒はいけないのだが、久しぶりなので良いことにした。2合程度。

 帰りにT駅の駅ビルでつぶあん入りのお焼きを買ってしまった。禁断の味。でも美味かった。

 今朝までに何も問題は生じていない。完全復活は近い。ベートーベンも聴けるようになった。
 ドイツ語の勉強も楽しみだ。

2017年3月27日月曜日

われわれの命を守るITシステム化を!

 贔屓力士がケガを押して出場し、やはりケガで苦しむ力士を破って優勝!
 人間の大きな可能性に感激はする。しかしどこか釈然としない。そもそも重いケガはしないようなルールや環境(土俵の構造他)の改善はすべきだ。

 話を別方向に持っていく。 
 地上の重力が強すぎるということもある。月の上で相撲をやればケガは随分減るだろう。

 今回、入院して手術直後はベッドの上で動けない状態で一昼夜近く過ごしたが、最大の敵は重力。背中や腰が凝って耐えきれないほどのつらさ。

 軍事に金を無駄遣いするのでなくはやく宇宙開発に金を使って、軌道上の病院を実現させて欲しい。無重力状態で病人の回復は早まるはずだ。

 私の子供の頃の少年雑誌の特集などでは21世紀になる前には実現できると予測されていた。それをしないのは為政者とそれを支持する庶民の怠慢だ。自分たちの首をみんなで締めている。

 入院時にもう一つ気づいたが、電子カルテは各病院では導入されつつある。これは素晴らしい進歩だ。遅きに失した感はあるが。

 いただけないのは、病院間の連携がとれていないことである。紹介状は手書きの手紙である。目を疑った。そして他の病院での検査結果は、私の場合胆管のMRI写真だが、患者自らがわざわざその病院まで足を運んで借り出さなくてはならなかった。

 しかもその病院の場合、せっかくの写真の電子データをCDから、印画紙に焼き付けて保管しており、CDを貸してくださいと請求したのに断られ、巨大な印画紙を何枚も運ぶ羽目になった。CDは破棄したようである(*_*)



 古いしきたりにとらわれて、便利な手段(企業体の枠を超えたITシステム)を使っていないのにはあきれた。人の生死に関わる問題なのに。

 昨今挙げられている問題で政府機関が過去の文書を保管してません、なくしました、破棄しましたというけしからんものがある。政治的に隠すという可能性もあるが、実は本当に電子データや過去の文書をきちんと保管できずに、なくしたと思っていることが何割かありそうである。そうだとすれば情けないことだ。

 カフカの描いた書類だらけの役所の地獄図は、欧米では解消されつつあるようだが、日本ではまだまだ現実なのだろう。

 IT活用に詳しく見識を持った高級官僚や経営者を育成しないと、日本の経済回復などありえない。真面目に考えて欲しい。われわれ納税者や会社員もこれを要求すべきである。

 みなさん(自分も含むけれど)、しっかりしましょうよ!

2017年3月26日日曜日

雨降りなのでドゥルーズでも斜め読みしよう

 稀勢の里ショックでまだ動揺中です。

 「禍福はあざなえる縄の如し」で、これを機会にもっと柔軟な相撲がとれるようにレベルアップしてくれるといいのですが。そうすれば、ケガも少なくなるでしょう。
 今までは生まれつきの強靭な体を存分に活かしていたが、30歳を越したら自分の体は自分でメンテナンスしなくてはならない。彼は百も承知でしょうが。
 
 われわれも、思うような仕事を続けるには身体と心をメンテナンスし続けなくてはならないようです。

 雨の日曜日。iPhoneのKindleアプリでドゥルーズを流し読みする。通常の哲学書なら流し読みは許されないというか出来ない。しかし、ドゥルーズの場合、アプリで斜め読みすることが最適である。



 「つまり労働力の概念は、労働を創造性の対極である保守 管理に変えてしまうのです。」

  ジル・ドゥルーズ.『記号と事件 一九七二―一九九〇年の対話』 (河出文庫) (Kindle の位置No.1014-1015)Kindle 版

 労働力という資本の捉え方と労働の創造性は相容れない。つらいところだ。

 このあとドゥルーズはゴダールを引いて、労働力とか情報とかいういかがわしい概念に駄目を出す。そもそも定まった概念という考え方も否定するので、普通の考え方では取り付く島がない^^;

 とりあえず、面白い読み物としてドゥルーズを楽しんでいるのだが、このままでいいのか。たぶんいいんでしょう。

 彼の本の価格は思ったより高いが、こうした読み方だと何回も読むことが出来る、毎回読み取れることが違うので、安いということも出来なくはない。

2017年3月25日土曜日

100均商品で遊ぶのは面白い

 好事魔多し。

 あべさんは支持率が高いのは自分が偉いからと勘違いして、好き勝手をしようとして今回のていたらく。

 稀勢の里新横綱は(並べるのはお気の毒だが)、やはり絶頂にいたのが思わぬケガ。

 不肖私も、年金+アルバイト暮らしがうまくいくかと思っていた矢先に、思わぬ病気(胆石)で一年近く苦しんだ。もともと少ない体重が20%減。

 雌伏xx年。不遇のときはじっと耐えて、再起を待たなければならない。

 余計なお世話だろうが、あべさんは引退後はどこかの幼稚園の園長さんをやり、右傾化しないようにアッキーに指導してもらうというのが良かろう。

 ***

 最近100均に行って、あれこれ(と言っても2−3品)買うのが趣味化している。主にiPhone関連商品。

 まず、アコースティックスピーカー。材質はMDF。iPhoneを差し込んで、その音を響かせる。電気は使わないので増幅するわけではないが、静かな環境なら(たとえば夜中の寝床)十分実用になる。iPhone4Sと6Pが手元にあるが、意外に4Sの方が音質がいい。筐体がしっかりしているからと思う。ジョブスの功績かもしれない。



 スピーカーは2台あるが1台にはありあわせのニスを塗ってみた。すこし高級感が出た。音はまったく変わらない。

 次は、スマホの三脚ホルダー。スマホを挟んで、写真用の三脚に取り付けるもの。有線リモートシャッターボタンも100均で購入。

 ところで、この100均の三脚ホルダーは以前天尊さんで700円程度で買ったものとほぼ同じ(*_*)



 左が天尊さんで購入したもの。背部の緩衝材があるかないかがちがうだけのようだ。バネやプラスティックの筐体がどちらも壊れやすそうなので、予備として2個あるのはいいとする。俺寛大。

 iPhone6Pのシリコンカバー。持ちやすいように背中に切り込みを入れたが、もっと違う(切り込みの)デザインも試したくて、2個めを買いました。こういうアホな買い方が気軽に出来るのは100均のいいところです。



***

 それにしても、テレビ桟敷で楽しみに見ていた新横綱の勇姿が見られなくなるのは残念。本人は今朝は出ると言っているようだが、相撲になるかはギモンだなあ。ケガをしたのは左肩だし。

 十分養生はして欲しいけれど、一方ではすぐ回復して出てほしいというわがままなファン(俺もだ)が多くて横綱も困るだろう。

2017年3月24日金曜日

今日はiPhoneカバーの工作をしました、まる

 森友学園問題はまだ片付かないぞ。国有地不正払い下げへの政治関与もそうだし、そもそもあのようなひどい教育をおこなうことを容認、いや、推進しようとする総理の意志が本質的問題でそれが語られないのは本末転倒。

 ということで、落ち着かずゆっくり勉強できない。

 工作をすることにする。材料は100均で仕入れたiPhone6Pのシリコンカバー。これだけでも役に立つが、外を持ち歩く場合などに、すこし不安定。



 千数百円で売られているような背中に切れ目の入ったカバーを真似してみる。切れ目に指を入れながら片手で保持操作出来るように。

 大体の見当で、油性サインペンでカットする部分を描いた。
 切るにはカッターがいいかと思ったが、意外と固くて曲線的に切るのはムツカシイ。台所用ハサミも援用した。



 なんとか切れた。ストラップも念のため付けておく。



 完成。(サインペンで描いた目印線はあとで消します。)

 指を入れるにはきついが、かえって安定していて良い。Kindleアプリで読書するには最適です\(^o^)/

 ちがうデザインも試してみたい。また100均で材料を仕入れないと。

2017年3月23日木曜日

証人喚問中継に見入ってしまった

 籠池氏への証人喚問の中継を見て午前を過ごしてしまったので、今日のお勉強は中止します。
 午後もまた中継放送を見ることになりそうだ。自民党の籠池証人を「信用できない」人にするという作戦は失敗しそうだ。まったくの嘘を言っているようには見えない。

 昨日、注文してあった葛飾北斎関連本、『百日紅』(杉浦日向子 1996年 ちくま文庫)が届いた。
 驚いたのは、漫画だったこと。迂闊だったとも言える。杉浦さんが以前はマンガ作家だったことをも知らなかった。
 でも面白そうなので楽しみにして読みます。



 『いま生きる「資本論」』(佐藤優)の読書は佳境に入ってきた。池上彰さんは労農派(講座派でなくて)だろうというくだりは興味深い。(142ページ)
 私の義父も労農派だったろうと思っている。そして、自分の好みも。
 葉山嘉樹という労農派作家のことも、小林多喜二と比較して書いてある。(143ページ)
 青空文庫で葉山嘉樹を勉強せよという指令も下った^^;

 159ページの、著者がモスクワで大使館に居たときの代議士接待の話が面白い。そして、カジノでの遊興費を貸したときに、一割を利子としてその場で先に代議士が返す話が傑作。貸金業界では常識らしいが、私には初耳。

 さて、そろそろ証人喚問の続きを見ましょうかね。

2017年3月22日水曜日

何事にも基礎的な事柄の勉強は大切、ところで官僚の皆さんは資本論勉強してるのか?

Sketchpad: A Man-Machine Graphical Communication System の2003年電子版を読む(4)



 第3章、「HISTORY OF SKETCHPAD」システム製作のドタバタな経緯。

 わかり得たことを以下に書き出してみました。難しいところは省略して読みましたし、間違って読み取っていることもありそうですので、参考にしないでください(*^^*)

 1960年にTX−2コンピュータの存在を知り、1961年に本格的にSKETCHPADシステムを作り始めた。ディスプレイやプロッターを接続する。クロード・シャノン教授には最初のうち丁寧な指導を受けた。ミンスキー教授にも励ましていただいた。TX-2は7万語の記憶装置と64個のレジスターを持つ小さなマシンだったが、マニュアル周辺機器との接続性には優れていた。
 1961年初秋にはライトペンで線分を描いたり消したりするプログラムを書き上げた。12月にはシャノン教授に線分だけでなく円を描けなきゃ駄目だし、従来の製図システムをなぞるだけではいけない、革新的なものを作るようにと示唆された。これが要素間の関係情報等のリング型データベースを取り入れるきっかけとなった。
 第2世代のシステムでは整合性を自動的に保つ製図方法を実現し、最小二乗法でエラーを無くすようにした。
 いろいろなシステム欠陥を取り除き、1962年の初夏には新しい製図要件を取り入れやすくした。再帰の手法も取り入れた。結果の写真をうまく取る方法も取り入れた。
 第3世代の(最終の)バージョンが1962年夏には完成した。バグを潰すのではなく、アプリケーションの開発に時間を取れるようになった。橋梁のデザインという課題はまだ未完成だが。


 疲れると『いま生きる「資本論」』(佐藤優さん)を、拾い読みする。
 121ページ。今の官僚たちにはマルクスに関する知識がないので、資本主義の限界がわからない。金融財政政策で全てをコントロール出来ると思いこんでいる。とありました(*_*)

 そのとおりだと思うし、情けない話だとも思う。

2017年3月21日火曜日

食欲復活記、読書欲も復活させたい

 胆石手術後は退院時の病院スタッフの勧めにより、すこしずつテストしながら食べ物のレパートリーを増やした。

 二週間でテスト的に食べたものを時間順に列挙してみた。野菜や米飯、パン、麺類は除いた。(普通に食べているので)

(1)寿司、牛丼(レトルト)、チョコレート
(2)チーズ、ハム、牛乳(少し)、牛焼肉2枚
(3)カレー
(4)ハンバーガー(モス)、蒸し豚肉
  →少しもたれた 肉を昼夜連続したせいか。消化薬服用で解決。
(5)目玉焼、中華料理少々
(6)鶏シューマイ、唐揚げ計3個、牛そぼろ三色丼(半食)
(7)タコとトマトのスパゲッティ、かじきマグロの照り焼き
(8)ゆで玉子
(9)豚ヒレカツ(小)、クリームコロッケ、大根おろし添え
(10)ビフテキ、おはぎ、だんご

 入院直前の発作時の引き金は、大丈夫と思っていた玉子とチーズだった。いまでも玉子はすこし怖い。でも食べてみると大丈夫だ。

 半年以上コメ粥中心だった貧しい食生活が、再び豊かになった。
 何と言っても食欲が出たことが嬉しい。
 何回も言うが、生き返ったような気分だ。

 10ヶ月で12キロ減った体重も、2キロほど増加した。せっかくダイエットできたので、あと5キロほど戻したところで体重を維持したい。

 これからは、油ものやコレステロールの多いものや糖分は、控えめにする方針。外食はメニューが厳選されることになるだろう。



 インフラが整わないと頭も働かない。読書欲と仕事欲も、食欲と同様に自分を制御しながら復活させていきたい。

2017年3月20日月曜日

アベノミクスの好調企業での労働者への給料おこぼれ論は間違いなのね(*_*)

 ブログや日記などを続けるコツが分かってきた。書くことがないなネタが見つからない、と思うときでもとにかくキーボードに向かって書き始めること。ネタは書いているうちに頭のなかに湧いてくる。長編小説なども村上春樹さんのエッセイなど読むと同じ呼吸らしい\(^o^)/

 『いま生きる「資本論」』(佐藤優 新潮文庫)は、若い方々に講義した時の講義録だ。したがった非常にわかりやすく基本的な資本の論理を語っている。混迷の現代ではわかりやすいということは大切である。方向性が間違ったわかりやすさは駄目だけど。

 「商品」には2つの要素がある。いわゆる価値。ボールペンなら70円。(これは拘置所での値段かな?)
 もう一つは使用価値、ボールペンなら書くこと。
 マルクスは使用価値が大切といっているらしい。宇野派はそして佐藤優さんは価値だと言っている。資本家にとっては価値が重要で場合によっては使用価値は犠牲にする。書けないボールペンでも儲けるためには容赦なく売ることがある。(104ページ)


 労働者の賃金は資本家からの分配ではなく、労働力再生産の論理で決まる。(109ページ)
 #従って会社が儲かれば労働者におこぼれが行くだろうという、アベノミクスのおとぎ話は間違いと言うことになる。これは頷ける話だ。ここ数年庶民の実質賃金はさっぱり上がらない、上がらないどころか下がっているじゃないか!

 109ページまで読んで昨晩は寝たのだが、夜中に「けしからん」と大声で寝言を言ったらしい。(家人と息子談)



 ところで、100均で購入した、スマホ用アコースティックスピーカー、使えます。しかし、いわゆるMDFで出来ていて見た目が悪いので塗装を考えようと思います。

2017年3月19日日曜日

読書のきっかけはテレビや新聞から得る、そして昔の日本人は外人を差別しない

 昨夜は家人が外でボランティアのお仲間と会食。一人なので手抜きして和食風の弁当を買ってきて食べた。

 一人なので好きにしようと、テレビでなくiPhoneと木製のアコースティックスピーカーで音楽を聞きながら食べた。終わって片付けていると家人が帰宅。一緒にお茶を飲みながら、テレビを見る。

 明治時代に日本に旅行に来て、桜の花と花見に関心をもち、その後ワシントンのポトマック河畔に、日本の桜を植えるきっかけを作った、シドモア女史のことを取り上げていた。

 彼女の日本紀行文を捜してみた。邦訳されたものとして『シドモア日本紀行』というのがあった。Kindle版もあるので、早速サンプルをダウンロードして読んでみた。非常に日本の民衆に好意を持ったらしい。
 英語だとarchive.orgにたくさん著作がある。今後の研究対象だ。

 日本紀行を書いた女性といえば、イサベラ・バードさんと言う方がいた。名前を聞いているだけで、実際の著作は読んでいない。すこし捜したら、Japan Knowledge(JK)に『日本奥地紀行』があるのを見つけた。JK会員なのでこれはすぐ読める\(^o^)/



 ぱらぱら(PCなのでぽちぽち^^; )読んでみると、やはり好意的で内陸をガイド一人連れた旅行でも、まったく身の危険を感じないという。

 皆お世辞が上手いと思った。
 でも、宮本常一さんの『イザベラ・バードの旅 『日本奥地紀行』を読む』のKindle版サンプルを読むと、そもそも当時の内陸の日本人は本当にそうだったという記述がある。人情味があふれ外人を差別しない。ごく普通に付き合う能力を持っていた。

 幕末や明治初期の日本紀行文はかなりたくさんある。天文学者のローウェルのもあるらしいから、これは捜して読みたい。シュリーマンのも興味がある。

 一昨日の夜は葛飾の北斎美術館を取り上げた番組を観た。北斎が90歳で死ぬまで情熱を持って絵にうちこめたのはなぜかを探りたくなる。こうなると、北斎をテーマにしたフィクションを読むに限る。『百日紅』、(杉浦日向子さん作)の中古本(上下共)を注文してしまった\(^o^)/

 今朝の朝日新聞の読書欄にも似たような記述があった。インターネットで種々雑多な情報に惑わされないためには、新聞や雑誌などのプロ編集者の書いた情報を手がかりにすべきだと。我田引水かも知れないが、聞くべき意見と思った。

 時間が足りないと言わず、多くの情報を取り入れ、多くの本に目を通していきたい。

2017年3月18日土曜日

ハイドン、モーツァルト、マルクス、エンゲルスに遊んでもらう

 世間は三連休。こちらは休みはないが退院後の安静のため、Sketchpadの論文読むのはお休みしますm(_ _)m


***

 気分に合わせた音楽を選ぶことを、実は無意識にやっているはずだが、入院前後には意識的にやってみた。

 入院前夜と当日朝(出かける前)にはハイドンを聴いた。じっとしていると不安なのだが、ハイドンの明るさが救いになると考えた。実際そうだった。手術前の消灯後のベッドでもiPadで聴いた。随分助けられた。

 手術直後はなにも聴く気がしない。本も読めなかった。痛みと戦うためだが、全身麻酔の後遺症かもしれない。

 昨日抜糸をすませ、体は随分楽になった。今日は何を聴こうかと考え、モーツァルトのピアノ協奏曲にした。やさしくけだるい感覚が、神経を休めてくれそうだ♫



 ベートーベンやバッハを聴きたくなったら、本格回復ということだろうが、まだその気分にはならない。

***

 回復期の文章を読んでみたくなり、森有正先生の『木々は光を浴びて』を取り出してきた。本の表題と同じ題名のエッセイを読んだ、別の年譜を参照すると1970年に北大での講演会の準備中に頸動脈塞栓症で二週間入院した後に書いているらしい。内容は他のエッセイと変わらない。病気のことにはほとんど触れていない。感服した。

 私は小人なので苦しいとか痛いとか気分が良くなったなどと書き過ぎである。反省した。でもこれからも書くけど^^;

***

 佐藤優さんの『いま生きる「資本論」』(新潮文庫)も読む。

 42ページに宇野弘蔵の話が書かれている。宇野弘蔵のは「マルクス経済学」で、向坂逸郎のは「マルクス主義経済学」だと言う。資本主義に対する社会主義の実現の観点に立っているのが「マルクス主義経済学」で、マルクスの論理体系による経済学(近代経済学に対立する)が「マルクス経済学」なのだそうだ。なるほどである。

 この宇野弘蔵に関する記述の前に、マルクスの褒められない(はっきり言うとひどい)人格やエンゲルスの金持ち坊っちゃん的な態度も佐藤優先生によって書かれており、こちらも面白い(*^^*)

***

 午後は散歩がてら買い物に出かけてみるつもりである。暖かいので助かる。

 

2017年3月17日金曜日

Sketchpadの勉強(続き)

Sketchpad: A Man-Machine Graphical Communication System の2003年電子版を読む(3)



 Chapter1 INTRODUCTION


 簡単な図を作る例を示して、Sketchpadの基本的使用法を解説するとともに、topologicalデータも同時に記憶させることにより単なるお絵かきシステムを超えたシステムであること。それは設計という高度な仕事をシステム化し、しかも設計をより優れたものにする可能性を秘めていることを述べている。(と思います(*_*) )

例の図(ヘキサゴナル)



これはサザーランドご本人がシステムを操作しているところ。時代を感じる写真。


プロッター。これは今とあまり変わりませんね。


線分と円の描き方。これも今と変わらない。



このように付随する情報が記憶できていることが重要。



図形要素間のリレーションを記憶していることが特徴だと言っています。


今日は以上にておしまい。昼食後、病院へ抜糸に行ってきます。(^_^)/~






2017年3月16日木曜日

Sketchpadとマルクス経済学を勉強!

 Sketchpad: A Man-Machine Graphical Communication System の2003年電子版を読む(2)




Abstractの一部の超訳

 「製図」を計算機とのコミュニケーション手段として新たに用いる。製図情報を直接ディスプレイに書き込み、計算機に入力できるのだ。電気、機械、科学、数学、アニメーションに関することを取り扱う汎用システムだ。そして、プロセス間の相互関連なども図として表せる。非常に複雑微細な構造図を描くのにも使える。

 「ライトペン」と幾つかの「ボタン」を用いて、図のある部分を指し示したり、その変更を支持したり出来る。

 基本図形である直線や円弧を組み合わせて、任意のシンボルを定義し、そののち再使用することが出来る。

 描かれた図形間の「トポロジー」も記憶できる。従ってある頂点を動かすとそれにつながる複数の辺も自動的に動く。

 これにより、回路シミュレーターのインプットとしてトポロジカルデータが入力可能である。

 Sketchpadは例えばトラス構造の応力計算などにも力を発揮するだろう。

 個々の図形のデータは計算機内でリング構造をとって格納されている。論文ではこのリング構造の取扱についても述べている。

指導教授:クロード・E・シャノン!!!

Contentsは以下の通り。(今後つまみ食いします^^; )





 気分を変えてちょっと別の本に浮気!

 息子が読み終わった本を置いていってくれたので、読もうかどうしようか決めるために、まず眺めた。



『いま生きる「資本論」』(佐藤優 2014 新潮文庫)。

 『知の操縦法』では、後半ヘーゲルを持ち出されたのでめげたが、この本での現代を読み解く鍵は「資本論」なので、すこし易しいかもしれません。
 安倍究極ポピュリスト政権が世論と株価(連動している)を何故気にするかを、古典を読むことにより解明すると序文にある。

 古典(佐藤優さんの場合もちろん文化系の古典だが)を読むことにより、現在がわかるという意見には賛成である。私の場合、古典はトーマス・マンやファインマン、アインシュタインなどではあるが。

 そして、学校で習ったことは会社では役に立たないと言う意見には反対。曲がりなりにも勉強した物理学の知識や知恵は、有形無形に仕事に役立った。あるいは仕事をきちんと行うのに欠かせないものだったと言える。短絡思考の人にはこれは解らないだろう。

 と、言うことで『いま生きる「資本論」』はもう少し借りておくことにした。赤えんぴつで汚す許可ももらわないと\(^o^)/

2017年3月15日水曜日

Sketchpadのお勉強はまず論文から。そして腸の神秘的働きに思いを馳せる。

昨日のシナリオに従い、ビデオをまず見た。うむむ。当時としては凄かったろうが、今見るとしょぼいな。

つぎに、Sketchpad: A Man-Machine Graphical Communication System 2003年電子版の序文だけ読んだ。要旨は以下の通り。

 Sketchpadのアイディアが重要。(実装環境がしょぼかったので) 
 そしてそれまでにないアーティストや製図工もユーザーとして考えた。現在隆盛のアニメ製作への言及もあるらしい。

 影響を与えたもの
 (1)SmithPygmalion 認知科学的に 例「アイコン」
 (2)Xerox Star ユーザーインタフェースの面で そして MacintoshWindowsへとつながる
 (3)Nygaard and DahlSimula オブジェクト指向の面で そしてAlgol 68につながる(ADT
 (4)Alan KayDynabook オブジェクト指向プログラミングの面で

 本文は明日以降に「眺める」。真面目に読むのはしんどいので^^;




 今朝は平常通り起きて、布団たたみや部屋の掃除や風呂桶磨きを行った。体調3に近くなってきた。日常的作業(掃除など)を繰り返すのは禅の修行で行われるようだが、体調把握という意味でも有効とすごく頷けるところがある。

 昨日は、昼にハンバーガー、夜に(自分で蒸した)豚肉を食べて、胆汁不足の胃腸の具合をテストした。夜の食事の後の消化活動は非常に遅く感じた。具体的には胃のもたれ感が一時間ほど続いた。肉類は量と食べるスピードを胃腸の様子を見て調節しながら食べるべきと思った。



 それでも、手術前の状況に比べれば、体調に天と地の差がある。腸が人間の体全体に与える影響は計り知れない。もっと腸について研究することが必要だ。

2017年3月14日火曜日

せっかく麻酔をかけてもらったのに夢を観られなかったがカレーの効果で今朝は夢を観た(*^^*)

 今朝の覚醒時、CADプロジェクトを抜けて「林蛇皮歯科」の看板の店へ行く夢をみた。

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 いつの間にか、どこか別の会社のプロジェクトに入ってた。
レビューをやっていた。何をしているプロジェクトなのかも解らないけれど聞いていた。
 どうでもいいだろうと適当にきき流していると、ある若者の空中プレゼンの中に私の名前が何回か出て、マークしてある。でも私には気付いてない。私の立場は何なのだろう?コンサルか?
 CADの歴史かSE人物伝でも教えようと思いたった。
 百科事典のCADの項目を要約しよう。

 いつの間にかOB懇親会場みたいになった。古いプールのプールサイドになって、おじいさんの枕にしていた本を手にとると得体の知れない歴史の本数冊。表紙にBF¥50というラベルの本もある。

 Jが居た。若い。ビキニというよりセパレーツの水着。行って隣に横になった。会話というより以心伝心でコミュニケートした。親密感が増した。

 二人で抜け出した。
古い都内をJに導かれて歩く。俺は少し足が不自由らしい。髪も髭も真っ白だ。
外人が何か話し掛けるのを無視して、ある広い谷間へ入る。
 
 「ここが一番創造的な店なんだ」と言う。
 「林蛇皮歯科」という変な文字の、大きい看板が建物の上の方に掲げてあるのが見える。

 入口に人が群れている。Jはガードマンに顔が効くらしい。入れてくれた。靴はスクエアなものは駄目らしい。かかとを潰して履けという。見ると私は教師スリッパを履いている。OKが出た。

 ごった返すなかを`前の方の座席に行く。1つだけ空いている席にされてしまった。Jは2、3列後ろに座って周囲を見ている。教祖みたいな中年女性が前を通っている。近くの人は握手してもらっている。広いリングはまだ空だ。

 となりの若者が前の座席に足を上げていたらレスラーのような体のガードマンがこわい顔で注意した。
何かがはじまる前に目が覚めた。

*****↑

 久しぶりにカレーライスを食べたので楽しい夢をみたのかしらん。手術時の全身麻酔で夢を見ることを期待してたのに空振りだったが、そのかわりに誰かがみせてくれたのだろう。

 CADの歴史をまとめるのはやってみよう(^_-)-☆



  朝食をとりながら、国営放送でなくTBSのニュースショーを観ていた。

 クモの糸の研究をしている先生が、3年かけて採取したクモの糸を10万本以上撚り合わせ、バイオリンの糸にしたものを弾いてみせた。
 先生はバイオリンの素人だが、専門家に弾かせると素晴らしい響きの音を出す。
 柔軟で強いクモの糸はいろいろな用途(例えば手術の傷の縫合糸)が考えられる。問題はいかにして大量に採取するかで、成分を調べて(既に先生は調べておいでだろうが)合成するほうが近道らしい。
 
 デジャブ感がしてきたので、本棚を漁ったら、『クモの糸のミステリー』(大崎茂芳、2000年、中公新書)が出てきた。当時読んで、飲み屋でも話題にしたのだが、内容はほとんど忘れていた。これから読み直そう。面白かったら、新刊もあるので読んでみよう。



 今回の手術前後で感じたが、「書く」ことは苦しいなかでもできる。少し回復すると「喋る」こととTVを観ることが出来る様になる。でもまとまったものを「読む」ことは、一週間たった今ごろやっとできるようになってきた。

 このことは、もっと考察するに足るテーマだ。クモの糸を勉強できたら、もう一度考えてみよう。

2017年3月13日月曜日

確定申告なんとか期日前に終了の巻

 確定申告書作成が入院のため中断されていた。今日は気分がいいので、完成させた。

 残っていた作業は医療費のレシートの医療機関ごとの集計だけ。30分程で済ませて、「やよいの青色申告オンライン」(これはMacでもできるので気に入っている―有料だけど)に集計値を入力。控除額を自動で計算して申告書に記入してくれる。

 確定申告書と青色申告書をプリントアウトし、源泉徴収票や医療費のレシー卜などを添付して、税務署への提出物完成。
 マイナンバーの本人確認資料(マイナンバー通知書と免許証の写し)も忘れない。

 退院直後なので郵送すべきだろうが、窓口で税務署員と話しながら提出する方が好みだ。
 はじめての外出なので杖を持ち、家人に付き添われて出発。

 マンションの管理人に、見送られて外に出た。

 電車の駅の階段を、電車が来そうで慌てて昇り降りしたら息が切れた。
 目的駅に着くまで動悸がおさまらない。ホームで少し休んで税務署まで10分程歩く。

 50名程先客(客?)が並んでいたが、窓口は7つあり10分程で提出終了。7年前の最初の申告の時は、間違っていたらどうしようと緊張した。3年程前に、税務署のミスで払い過ぎた住民税を戻して貰った時に、税務署員もミスをするし、修正手続きは難しくないと気付いた。それ以来、気が楽になった。

 帰る前に駅ビルの料理店に寄り、退院祝いの食事をした。かんたんな幕の内風な料理だが、食べても何ともない\(^o^)/



 調子にのってデザートとして「白玉ぜんざい」もいただいてしまった。
 
 駅ビル改札前の果物店でバナナやイチゴ、トマトなど買物。店主が重いけど持てるかと気遣ってくれる。勿論、店を出たあと家人の軽い袋と交換して貰った(^_-)-☆

 戻って稀勢の里の相撲を観る。2連勝!

 夕食のカレーライスを作るつもりだが、疲れたので寝転んでブログを書く。でも、呼ばれたので起き出して「30分完成カレー」を作る。材料は玉ねぎ、トマト、セロリの葉、鶏胸肉、むきえび、ペーストのにんにくとしょうが、塩、カレー粉。うまい。好評。




 確定申告を済ませると、一年間が終わったと思い、気が休まる。明日からは春の読書を始めたい。

2017年3月12日日曜日

胆嚢胆石手術入院記(退院後の状況)

 iPadで、胆石を撮影してみた。



 少量であるが凶悪な形と色。黒色のなかに茶色が交じるビリルビン系の石らしい。肝硬変に気を付けないといけない。昔の不節制のせいである。

 退院後の状況を書いてみた。日に2、3度検温と血圧測定をし、看護師さんに指導を受けた通りに脂肪やコレステロールの多いものを少しずつ食べてうまく消化するかを観察する。

3月11日(土) 17:25
 体温36.9 血圧126-79 脈拍57
 同日 23:20
 36.5 107-63 56
 食べられた物 寿司 牛丼(レトルト) チョコレート

3月12日(日) 02:50
 36.7 120-73 56
 同日 07:07
 36.1 123-76 53
 同日 13:30
 36.5 103-75 61
 食べられた物 薄型チーズ ハム 牛乳(少し)

 体温は入院時と違い夕方に上昇することが無くなった。血圧も高くない、むしろ低い。順調に回復して来ていると言える。食べる方は全く問題なし\(^o^)/ 腸の状況も良くなった。(要するに定期的に便通がある。)

 まだ力を入れると右の腹筋まわりが痛くて、右手で重いものを持ったり、押したり引いたりができない。ためしに風呂掃除をやってみたが、痛くて湯槽の奥や床のタイル磨きは諦めた。布団敷きをやると、シーツをのばす動作が右手ではできない。左手だけでやるとやけに時間がかかる。

 除々に痛みは薄らいでいるので2、3日たてば大丈夫だろう。

 午後、先延ばししていた確定申告書作成作業を再開、医療費の計算が終われば完成するだろう。明日午前中には作って午後税務署に行くことにした。家人もついて行くと言って呉れたが、はて?

 夕方、新横綱稀勢の里の初戦を観る。問題なく、いつもより落ち着いて、腰も下ろして勝った\(^o^)/

 半年以上食べられなかった食品が摂れるようになり、嬉しい。なにより食欲が出てきたのが良い。希望が湧いてきた。

2017年3月11日土曜日

胆嚢胆石手術入院記(付録)

入院したT病院を評価してみた。

病院のベッド
 枠は古い(上下手動)が、クッション、上敷パッド、シーツ、枕(中空パイプビーズ)、布団、毛布(追加してもらった)が絶品。寝やすい、腰も痛くならない。畳上の布団の寝心地と変わらない\(^o^)/

看護師さん
 数多いが殆どの人が、親切、やさしい、元気、洞察力あり。
患者の自主性を損なわないように、我慢強く対応している。要するに頼りになる(人が多い)。
退院時にホワイトデープレゼントの名目でお菓子を差し上げた。

医師
 症状や治療方針や手術結果など明確に説明し、図や写真も上手に使って解りやすくしてくれた。
笑顔で接してくれるので気が休まった。

会計・受付
 説明が具体的で解りやすい。ポイントは紙にメモして呉れる。


設備
 手術室中の設備や検査機器は最新のものが充分あると思います。素人なのでよくわからないけれど。
建物は古い。しかし清潔感がある。掃除は定期・不定期共に行き届いていた。
売店と、WiFi設備がないのは至極不便。

食事
 美味しい。家にいる時より食欲が出た。一週間の感想ですが。
主夫としては、食べるばかりにしたものをベッドに運んでくれるのは涙が出るほど嬉しい。

部屋
 大部屋で、多少うるさかったが差額ベッドには手が出ないしやむを得ない。個室より寂しくなくて良い(強がり!)。同室の人々は皆紳士的。

アクセス
 私の場合は歩いて5分なので超便利。
一般的にも駅近で便利だろう。

 ビジネスライクなとりすました病院が好きな人には向かない。下町的(地域に根ざした)な病院が好きな人向き。

 はじめての入院なので点は甘い。何らかの形で病院(院長先生)にはフィードバックするつもり。

2017年3月10日金曜日

胆嚢胆石手術入院記(その5)

 退院が土曜(明日)にせまる。
 手術後の痛みも抗生剤の点滴を繰り返したおかげで、薄らいだ(^o^)/

 いつもの日課をこなしながら、4階までの階段往復と昼上散歩を繰り返す。足もしっかりして来た。


 病院食もきょうは全部食べた。悪くないが、もう少し味の濃いものも食べたくなってきた。

 昨年の今頃、胆石を発見してもらったが、痛みは出ておらず胃がもたれるだけだった。これは実は胆石発作の初期的症状だったろうが、まったく気付かなかった。本格的に痛くなりはじめたのは6月以降。胃だとばかり思っていたので、胆石のことは忘れていた。

 胃を気にするあまり、食事に気を使いすぎて、要するに食欲不振になり1年で10Kgも痩せてしまった。

 このあとは半年ほど体力回復を一番に考えないといけない。仕事はそれに従属するように柔軟にやっていきたい。命あっての物種!

 明日は自宅でブログが書けそうだ。

2017年3月9日木曜日

胆嚢結石手術入院記(その4)

06:00 起床時間。廊下と病室の照明がつく。その前から起きている人が多い。夜勤の看護師さんの朝の回診。昨夜よりは痛みがひいた。

07:00 食事時間だがまだ届かない。顔を洗いに行く。
 朝食。御飯は少し残す。


08:30 院長回診。週末に退院するか、抜糸までするなら火曜まで入院ですと。土曜に退院にしていただく。胆嚢のあとから外へ出していたチューブをぬいてくれた。
 あとはシャワーを浴びても良いらしい\(^o^)/

10:00 検温他。吸入。昨日(から今朝まで)の数 大0小10を報告。

11:00 抗生剤点滴。

12:00 昼食。旨いが、腹が張っているので御飯は少し残す。牛乳が出て驚いたが半分だけ飲む。看護師さんは勿論だが、食事を配膳したり清掃したりする人たちには本当にお世話になる。毎回お礼を言っている。


14:00 看護師の回診。腹の張りを訴えたら、運動しなさいとの事。吸入。吸入前にはいつもトイレ(小)に行きたくなる。

15:00 運動のため1階から4階まで階段で上り下りし、4階のバルコニーに出てみた。寒い。しじみのお姉さんも散歩していた。同じ経過らしい(*^o^*)
 4階には個室や2人部屋があり、落ち着いた雰囲気。個室は一泊一万五千円なのでおいそれとは手が出ない。
 談話室から本を借りてくる。池上彰さんの『その日本語伝わっていますか?』。誤用について、同感できる話が沢山。このような本の方がつかれなくて良い。村上春樹ももってきたがまだ読めない。


17:00 姉が見舞いに来てくれた。いろいろ入院の経緯を話しているうちに、腹が痛いと寝起きが大変だという話題になった。すると姉が「このベッドは頭とか足が上がらないの?」と聞く。いやこの部屋は安いからできないと言った。「でもとなりのベッドは上げてあるよ」
 ガーン。まったく気付かなかった。このベッドでもで・き・る!!!
 早速試した。頭部分を上げておくと寝起きはすごく楽だ(>_<)
 でも手動なので一人では操作が大変そう。

2017年3月8日水曜日

胆嚢結石手術入院記(その3)

14:20 手術室まで点滴スタンドを杖がわりにして歩いて行く。
早速連れ込まれ、帽子をかぶせられて手術台へ。点滴を麻酔用に変えたら2分位で目まいが・・・
15:30(たぶん) 名前を呼ばれて強制的に起こされた。ここで覚醒時の夢を味わいたかったが残念。
15:40 リカバリールームという部屋へ移る。まだ朦朧としている。家族が暫くして見舞いに来た。上手くいったとのこと。小さい黒い胆石が数粒とれたらしい。

16:00~翌朝06:30
 人生で一番長い夜を過ごした。何回目をさましても暗い。傷が痛い。痛み止めの点滴で目まいがする。導尿が一番気持悪い。トイレに行きたい気分がずっと続く。
 時々看護師さんと呼ばれる天使が舞い降りてくる。ずっといて欲しいが、すぐ他所へ飛んで行く。最後にベッドの上部を上げてくれて半身が起こせて、気持がすっきりした。
06:50 顔を拭う蒸しタオルをおばさん天使が持ってくる。


08:30 回診。石を見せてもらった。小さいがこういうのが悪さをするのだとか。隣のベッドの若い女性も胆石らしいが、しじみ大だと聞こえてきた。負けた(ToT)
09:00 普通のパジャマに着替えさせてもらう。
09:15 10分間の吸入をはじめたらとたんにトイレに行きたくなる。我慢できず、途中で行った。大量に小水が出た。導尿より気持良い(^o^)/

09:30 やっと元の病室へ戻る。
 今日は入院の人が多く、八人部屋がほぼ満杯。賑やかになった。ほとんどおじさん。私は年長からならべて、3人目ぐらい。

12:00 息子が見舞いにくる。家から携帯とiPhoneを持ってきてくれた。手術中持ち帰ってもらっていたもの。家が近いのはこんな時便利(*^o^*)
これでブログを書ける。
 その前に昼食。完食です(^o^)/

2017年3月7日火曜日

胆嚢結石手術入院記(その2)

3月7日(2日目)

 昨夜書き忘れた分。
 夕食直前に、看護師さんがあらわれて点滴の針を刺すとおっしゃる。?、と思っていると、手術当日と翌日まで針は刺しっぱなしにしておくとの事。長くて太いので少し痛いですよ、と涼しい顔。
 21:00 消灯
  その後も下剤の効果で何回かトイレに通う。部屋の近くなので便利。

 (以下今日の分)

04:00 目が覚める。6時問ぐらい寝たので起きてもいい感じだが、皆静かにしているので、また寝るか。

06:00 起床時間。寝たふりをしていたが起こされる。検温、血圧、昨夜のトイレ回数を聞かれ、腹を聴診してもらう。
 他の人々も色々と様子を話す。自分も含め高齢男性患者は子供に戻って看護師さんに甘えて癒してもらっているようだ。その意味では非常に女性が有利な職業と思った。女性患者の場合はよく解らない。こんど奥様に聞いてみよう(*^o^*)
07:00 朝食の時間だが、もちろん絶食。洗面所へ行き、洗顔・歯磨き・うがいをした(ToT)

08:00 病衣に着替え

08:30 栄養剤の点滴。いただきます!
 美味しい(^_-)-☆



 今日のブログ更新はここまで。また明日。
 

2017年3月6日月曜日

胆嚢結石手術入院を堪能(^_-)-☆ 長文ですご注意下さい

3月6日(1日目)
08:40 入院手続。
09:00 超音波エコー検査 少し待たされ(寒い)造影CT検査。造影剤を静脈に入れると体が熱くなると聞き、期待したがそれほどでもない。
11:00 病室へ案内される。簡単な説明。看護師さん関西なまりで良くしゃべらはる。お臍の掃除をしてくれる(・∀・)
 TVカードの吸い込みが悪く、修理頼んだら、前の人のカードが残って、二重に押し込んでいたとたしなめられる。



12:00 食事。空腹だったので早速パクついていたら、別の看護師さんが通りがかって、ちょっと待てと言う。途中なのにお預け状態(ToT)
30分位待って、業を煮やして別のベッドに来ていた看護師さんに文句を言ったら、「お預け」の看護師さんが来て、平謝り。感ちがいだったとか。
12:30 入浴。ちと古い風呂だがゆっくり入れた。温泉気分になった。
13:00 ベッドに戻る。
13:40 明日の手術は13:10からと知らせてくれる。
入院診療計画書の説明。サインする。
14:00 麻酔時に痰が絡まないように事前・事後ケアの吸入を10分する。
14:30 弾性ストッキングの採寸。「Mで良さそうね」
 手術後泊まる部屋は一泊7,500円(・∀・)
14:40 入院病棟は外来のフロアとちがい、時間がゆったり流れる。手術後はなおさらだろう(^o^)/
14:50 排便。まあまあの成績
15:00 麻酔科の先生の診察と説明
15:15 検温36.2度、血圧110-70 脈拍70
15:20 外科の先生が採血。股から(・∀・)
15:30 外は雨。八人部屋だが3名しかいない。それでも少しうるさいが、気がまぎれていい。
15:50 下剤コップ1杯。なんかすぐ効きそう!
16:00 薬剤師さんの説明
 手術前は忙しい(・∀・)
 ハイドンのピアノ協奏曲をiPod Classicで聴く。いいね!
16:30 家人来る
17:00 執刀の先生に手術の説明を受ける。胆嚢を切りとったあとの胆嚢管の端はチタン製のクリップで止めておくそうだ(・∀・)
 有能そうだが若そうな先生だったので、経験をお聞きしてしまった。昨年は30から40例ですとのこと。若い方が手先が器用で頼もしいとお世辞を言っておいた。
18:00 夕食。今回はお預けなしで、のんびり完食。


まだ、珍しいという気持ちがあるせいかも知れぬが、実に美味しい。うす味大好き(^o^)/
 なんといっても上げ膳下げ膳が主夫としては嬉しい(^o^)/
19:30 下剤がきいた!
20:00 吸入2回目。もうセルフでやってとの事。夜勤の看護師さんは忙しくて大変そうだm(_ _)m

明日はブログ書くひまないかもしれません(^_-)-☆

2017年3月5日日曜日

K先輩からお預かりした原稿4枚の公開方法を考えはじめた(^o^)/

 「定年オーパの四国山小屋日記」の美しい原稿4枚。4枚だけでも見るとワクワクする。

 依頼により、Web上で公開する。

 まだ、詳しい方法を決めてないが、最初はこのブログでさっさと公開する。

 ご本人やご友人の希望を聞いて、よりよい形で皆様に鑑賞していただけるよう改善を重ねていきたい。

 来週以降の公開とします。(退院してから)

 K先輩は3月も山荘に行くらしいので、原稿はもっと増えていく筈です。楽しみです。

2017年3月4日土曜日

昭和酒場研究会出席とブログ作成の顛末

「昭和酒場研究会」例会には一応参加しました


 体調は悪くないので、以前から約束していた例会にはアルコール抜きという条件で参加することにした。

曇って風が冷たいが駅近から駅近の蕎麦店への道中なので、寒さは感じなかった。飲み物は蕎麦湯割りでなく蕎麦湯プラス焼酎2滴。2杯目は純粋蕎麦湯。ツマミは冷奴、板わさ、山菜おろし、お新香と締めの掛け蕎麦。胆石が暴れないようなもののみにした。


 話題は自然と各自の(!)病気の話。保険給付金の話など。冴えない話題ながら、盛りあがる。


 リーダー格のKさんの描いた絵を預かる。四国の山奥の山荘にたびたび病気を押して独りで滞在されるのだが、その時の絵日記。Web上に掲載をお勧めしていたもの。綺麗だ。

私の体が回復したら作業することにする。とりあえず蕎麦店でiPhoneで撮ったものを一枚だけテストで載せてみる。

iPadでの寝床作業の練習でもあります。写真をupできるかがポイント。パソコン使えば簡単なのですが。

と、メモ帳でテキスト部の原稿を書いた。が、その後iPadから画像付きでBloggerにupするのに苦労している。まだ出来ない(ToT)

(後記)BlogoというiOSアプリを導入。無料版。画像もupできるようになった\(^o^)/
夜中の12時過ぎている。

 iPhoneでも使えるようにした。