2021年5月31日月曜日

『ガーシュイン』(音楽之友社)を読んで作曲家の業績がよく頭に入った

今朝のTwitter記事からの連想。句読点導入の歴史を調べよう。明日、ジャパンナレッジの会員になる予定なので、まずこれを調べる。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongonokenkyu/14/2/14_84/_article/-char/ja/

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「Internet ArchiveでなつかしのLPを聴く」プロジェクト


Two Violin Concertos
by Joseph Haydn; Herman Krebbers; Amsterdams Kamerorkest; André Rieu

https://archive.org/details/lp_two-violin-concertos_joseph-haydn-herman-krebbers-amsterdams-ka/disc1/02.03.+Concerto++In+G+Major+for+Violin+%26+Orchestra%2C+Hob.+VIIa%2C+No.+4%3A+Allegro.mp3


Double Concerto In A Minor For Violin And 'Cello Op. 102 / Variations On A Theme By Haydn, Op. 56a / Tragic Overture, Op. 81

https://archive.org/details/lp_double-concerto-in-a-minor-for-violin-and_johannes-brahms-isaac-stern-leonard-rose-b/disc1/02.01.+Variations+On+A+Theme+By+Haydn%2C+Op.+56a.mp3


Haydn: Cello Concerto In D / Monn: Cello Concerto In G Minor
by Jacqueline du Pré; Joseph Haydn; Matthias Georg Monn; Sir John Barbirolli; The London Symphony Orchestra  Angel Records (S-36580)

https://archive.org/details/lp_haydn-cello-concerto-in-d-monn-cello-conc_jacqueline-du-pr-joseph-haydn-matthias-geo/disc1/01.01.+Concerto+In+D+Major%2C+Op.+101%3A+Allegro+Moderato.mp3

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『ガーシュイン』(ハンスペーター・クレルマン 渋谷和邦訳 音楽之友社)読了。

輝く才能の開花した前半生と、晩年(と言っても若い1937年に38歳で脳腫瘍で死亡)の数年の対比がなんともアンバランス。本人が望んでいたであろう音楽理論の正式教育を受けていたら、天賦の才能がどうなったかは永遠の疑問。天国でもあのまま作曲と即興演奏を続けているだろう。訳者によると、米国のガーシュイン伝はべた褒めの物が多いが、この本は欧州(ドイツ?)からの視線で書いてあるのがユニークであると。写真も多く、確かに記述も公平で良い本だと私も思った。

この本は図書館で借りたが今日が返却期限。昨日からマジメに読み始め、半分以上今日読んだ。気合を入れたときの読書スピードはまだ衰えていない。気合がなかなか入らないのが問題。

2021年5月30日日曜日

エディントンとアインシュタインは第一次世界大戦中のなか軍国主義者の迫害に負けなかった


寅さん映画のシナリオを探そうとして、戯曲や脚本も含めて勉強したいと考え中。

とりあえずの参考サイト


https://acting.jp/story/index.htm


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%AF%E6%9B%B2

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%95

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%9A%E6%9C%AC

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「Internet Archiveで古き良きLPを聴きまくる」プロジェクト。

音質もよし。

Two Great Double Concertos

https://archive.org/details/lp_two-great-double-concertos_jascha-heifetz-gregor-piatigorsky-william/disc1/01.01.+Concerto+In+A+Minor+For+Violin+And+Cello%2C+Op.102%3A+Allegro.mp3


Sonatas No. 62 In E-flat / No. 50 In D / No. 33 In C Minor

https://archive.org/details/lp_sonatas-no-62-in-e-flat-no-50-in-d-no-33_alexis-weissenberg-joseph-haydn_0/disc1/02.05.+II.+Largo+E+Sostenuto+%E2%80%93%3B+III.+Finale+(Presto%2C+Ma+Non+Troppo).mp3


String Quartets, Vol. I
by Joseph Haydn; Dekany Quartet

https://archive.org/details/lp_string-quartets-vol-i_joseph-haydn-dekany-quartet/disc1/01.02.+OP.+20%2C+No%2C3+In+G+Minor.mp3


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『アインシュタインの戦争』を読み進める。

236頁。

ジッター(ライデン天文台台長)が手紙でアインシュタインの相対論につきエディントンに知らせた。エディントンにはそれを理解できる数学的能力があった。幸運。

230頁。

両者に共通する反戦的態度。

アインシュタインは仲間が見つかったと喜んだ。

243頁。

シュバルツシルト戦病死。

257頁。

重力波の理論とその実証が必要だ。

269頁。

アインシュタインとジッターは「宇宙論的モデル」をそれぞれ構築。でも二人共病気。

282頁。

エディントンは相対論の考え方に取り組み、その傍ら、気晴らしに「カラマーゾフの兄弟」を読んでいた。そして実証のため皆既日食時に観測可能な重力による光のずれを検出しようと決めた。1919年5月29日がその日だ。対象はヒアデス星団の星。場所はアフリカから南アメリカ。

いよいよクライマックスも近い。

2021年5月29日土曜日

孫に遊んでいただいた……幸せな一日が終わった(T_T)

 


孫がやってきた。母親は今日はお仕事。父親が連れてきたが、彼は医者と美容院へ行ってしまった。


接待係は30年前に某DLからやってきたミニーとミッキー。孫はものすごく気に入っていて、彼らの耳や鼻をしゃぶり、そしてかじる。口に繊維が入ってもあまり気にしない。腹をこわされては困るので、一生懸命とってあげる。よだれがどんどんたれるのでほとんど自動的に出てくる。良かった。



漱石全集もしゃぶりたかったようだが、9ヶ月ではまだ早いと、制止した。パソコンのコード類にも目を輝かせたが、危ないのでこれもご遠慮願う。




これも30年近く前のポルシェを1台提供。おいしいらしい。よく洗っておいたので大丈夫だろう。


離乳食をたべ、ミルクもたっぷり飲んだので、昼寝していただいた。保育園の日課を勉強しておいたので流れがスムーズ。

このあと、起きて遊んでいたら、急に赤い顔をしてうなった。???
やはり、立派な〇〇ちだった。この家では初めてだったが、馴染んでいただいたということで妙に安心した。


夕方、駅まで二人を送っていった。今日も昨日に続き夕日が綺麗だった。

2021年5月28日金曜日

『三体III』購入したが、先に『アインシュタインの戦争』を読み終えたい

『三体III』2冊税込み4180円也。青葉台のブックファーストに行って買ってきた。支払いは自治会のお手伝いをしてもらった商品券で。


藤井太洋さん解説。どこか時間がまとめて取れるときに、一気読みしたい。

帯にNetflixでドラマ化決定と書いてある。あと、Twitter情報では中国で映画化の話もあるそうだ。映像化はスター・ウォーズより難しそうだが、楽しみに待つことにする。



『アインシュタインの戦争』続きを少し読む。

210頁

計算(?)に間違いがあった、重力による光の湾曲は実は2倍だった。観測を予定していた皆既日食時の悪天候という大惨事は、実は大変な幸運な事であった。

229頁

数学得意のシュバルツシュルトは塹壕の中でアインシュタインの理論から計算し、ブラックホールを予測した。

234頁

バートランド・ラッセルとエディントンの良心的兵役拒否の形。ラッセルは歯に衣を着せず物を言って投獄もされた。エディントンは大学の庇護のもと兵役を免れ続ける。本人は堂々とクエーカー教徒として良心的兵役拒否を訴えたかった。が当局に無視された。実際には良心的兵役拒否を訴えた人たちは迫害を受けることがあった。

236頁

ついにアインシュタインの理論がエディントンの知るところとなった、塹壕を飛び越えた。1916年6月。

やっと、二人の間のやり取りが面白くなりそうではあるが、お腹が空いたのでホットケーキを焼いてたべた。

夜、揚げ物をしていたら、目に油がはねてきて驚いた。まぶたがヒリヒリする。本が読めなくなったら大変だったが、なんとか大事にはならずに済んだ。ゴーグルがいるかしらん。




2021年5月27日木曜日

かかりつけ医院で新型コロナワクチン接種の予約ができた

「Internet ArchiveでなつかしいLPを聴きまくる」プロジェクト。



Cantata No. 53 "Schlage Doch, Gewünschte Stunde" / Cantata No. 54 "Widerstehe Doch Der Sünde" / Cantata No. 169 "Gott Soll Allein Mein Herze Haben"

https://archive.org/details/lp_cantata-no-53-schlage-doch-gevunschte-stun_johann-sebastian-bach-maureen-forrester-za/disc1/02.01.+Cantata+No.+169+%22Gott+Soll+Allein+Mein+Herze+Haben%22.mp3


Concerto No. 2 In B Minor, Op. 7 ("La Campanella") / Concerto No. 1 In A Major, Op. 20

https://archive.org/details/lp_concerto-no-2-in-b-minor-op-7-la-campanell_niccol-paganini-camille-saintsaens-ruggier/disc1/01.01.+Concerto+No.+2+In+B+Minor%2C+Op.+7+(%22La+Campanella%22)%3A+Allegro+Maestoso.mp3


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かかりつけ医に行ったついでに、新型コロナ感染症ワクチン接種の予約をした。少し先になるが7月15日と8月5日。この医院に通院している人だけ予約できるらしい。私はラッキーだったが、Jの予約は市の申込み窓口でしなければならない。Jのかかりつけ医は相模原市にあるのだ。

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『アインシュタインの戦争』を読み進める。

181頁

エディントンが兵役を免れた理由、ケンブリッジ大学が天文台長の兵役免除を申請したため。いずれにせよ、イギリスでもドイツでも科学者を軍事研究に役立てようという動きはなかった。ある意味では幸せな時代だったとも言える。しかし幸せな時はすぐに終わる。

2021年5月26日水曜日

月に叢雲、花に風

皆既月食そのものは、雲に邪魔されて観測できず。やっと、薄雲の間に見えるようになったが、終わりかけの部分月食になった。ともかく、ベランダからの証拠写真。


ついでに今見つけた、2002年の今日の朝のゾウムシの写真。意外に綺麗に撮れている。


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「Internet Archiveで懐かしのLPを聴きまくる」プロジェクト。今日の3枚。

これは最高、聴きながら、Liner Notesでマクベス脚本を目でも確認できる。

Living Shakespeare:  Macbeth

https://archive.org/details/lp_living-shakespeare-macbeth_various/disc1/01.01.+Living+Shakespeare%3A++Macbeth+(Side+1).mp3


これは豪華なメンバー。コルトー(ピアノ)、カザルス(チェロ)、チボー(ヴァイオリン)。

Trio G-Dur Hob. XV: 25 / Trio B-Dur D. 898

https://archive.org/details/lp_trio-g-dur-hob-xv-25-trio-b-dur-d-898_alfred-cortot-jacques-thibaud-pablo-casals/disc1/01.04.+Trio+F%C3%BCr+Klavier%2C+Violine+Und+Violoncello+Nr.+1+B-Dur+D.+898%3A+1.+Satz%3A+Allegro+Moderato.mp3


楽譜付き!

Four Suites for Orchestra

https://archive.org/details/lp_four-suites-for-orchestra_johann-sebastian-bach-otto-klemperer-philh/disc1/01.01.+Suite+No.+1+In+C+Major.mp3


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『アインシュタインの戦争』、続きを読む。

100頁。

苦手だけど数学を学ぶ。テンソルを使った絶対微分学……テンソル解析のことか。私も学生時代にはテンソルを避けた。アインシュタインとは、比較にならないが。一方、エディントンは数学大得意。

122頁。

世界大戦勃発。プランクなどと違い、戦争に反対、というか研究に没頭したい。

大戦中、アインシュタインはベルリンにいたが、スイス国籍を以前にとっていたので、戦争に行かずに済んだ。エディントンについてははっきり書いていない(見落としたか?)が、クエーカー教徒だったのでこちらも前線には行かなくて良かったのだろう。彼らのまわりの学者たちのなかには犠牲者が居た。


2021年5月25日火曜日

エディントンの生真面目さがアインシュタインとの対比できわだつ、『アインシュタインの戦争 相対論はいかにして国家主義に打ち克ったか』(新潮社)

「Internet Archiveで昔のLPを聴く」プロジェクト。

Scottish Fantasy / Concerto No. 5

https://archive.org/details/lp_scottish-fantasy-concerto-no-5_jascha-heifetz-the-new-symphony-orchestra_1/disc1/01.01.+Concerto+No.+5+In+A+Minor%2C+Op.+37.mp3



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『アインシュタインの戦争 相対論はいかにして国家主義に打ち克ったか』(新潮社)を、しばらくの中断後、本格的に読みはじめる。

中断の原因は、この本の注釈が本の巻末でなく新潮社のWeb上にあり、日本語化もされていないため、読むのが煩わしかったことだった。でも、限られた期間と資源のなかで出版するのは大変だっただろうと、みずから態度を軟化させた。100頁ほど読み進めたが非常に面白い本なので、注釈の件は気にならなくなってきた。次善の策というのはあるもので、認めなくてはならない。

印象的なのは、アインシュタインのハチャメチャな行状。天才にありがち。

一方、エディントンは秀才タイプ。クエーカー教徒だったのもその謹厳実直さに貢献していそうだ。貧しい生まれだったので、英国の(上流)学者集団のなかで、裃を脱ぐ暇がなかったと思える。

2021年5月24日月曜日

『ノートルダム フランスの魂』(白水社)を読み終えたが何度も読み直すべき本だ


『ノートルダム フランスの魂』を少しとばしながらも、読みおえた。中間部分の歴史的回顧も要領良くて素晴らしいが、最初と最後の火災の前後の描写の緊迫感と臨場感がたまらない。ジャーナリストポワリエさんの面目躍如である。最後に安堵感も生まれる。

114頁。

ユゴーの仮説は……歴史が始まって以来15世紀まで、建築は人類の書物であった。……印刷の発明はしたがって建築の死を意味する。

121頁。

ユゴーの小説、収益を再建資金に充てる仕組みで再刊された特別版がいきなり数日のうちに過去一年分の売上を上回った。「これがあれを救うだろう」。この本はいつまでもノートルダムの面倒を見つづける。


181頁付近。
火災のあとに、生き残ったものたちのなかに。南の薔薇窓、蜜蜂(の巣)、パイプオルガンなどがあった。


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昨夜「発見」したが、Internet ArchiveのLPには、ジャケットやライナーノーツや盤面のPDFファイルが付いている(^o^)/

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週刊AR今週号の巻頭言原稿を読ませていただいた。オバマ元大統領の回顧録を取り上げているので、英語Kindle版の見本をダウンロードしてながめたが、すごく良い文章。巻頭言筆者の方は日本語、英語版両方を読まれたそうだが、私も真似したくなった。大部の本なので、良く考えてから。

なお、オバマさんは手書き派。コンピュータを使うと不完全な文章でも見栄え良く感じるからだと。一理ある。

2021年5月23日日曜日

ビールのあてには辛子とソースをたっぷりつけたハム・エッグスが最高なのだ

ALL REVIEWS友の会オンライン定例(懇親)会、来月18日のテーマは、「私の好きな食べもの(の本)」だそうだ。少し考えて、吉田健一『新編 酒に呑まれた頭』(番町書房)を思いついた。

こんな古い本はあまり読む人がいないかな

以下はその準備メモ。

番長書房版のこの本は昭和50年初版発行。(初出版は新潮社で昭和30年と聞いています。)

三鷹の会社独身寮から日曜の昼に散歩に出て、吉祥寺のデパートの中の三省堂書店で購入、同じくデパートの中の格安ステーキ店「Volks」でワインを飲みながら読んで感激しました。

吉田健一『新編 酒に呑まれた頭』(番町書房)、「旅と食べもの」の65ページから引用。


……「つばめ」が東京駅を出ると間もなく、「皆様(とか何とか前置きして)、一品料理の仕度が出来ましたから、どうぞお越しくださいませ、」と拡声器に特有の女声で知らせてくれる。それで早速出かけて行って、先ずビールに、それからこれは無難だから、ハム・エッグスを注文する。ハム・エッグスが来たら、辛子をハムにも卵にも一面に塗り付けて、その上にソースをたっぷりかけると、不思議に正直な味がして、実にいい。……そのソースと辛子でまぶしたハム・エッグスを肴にしてビールを飲む。そうすると、景色が窓の外を流れて行って、芝から銀座の方に行く大通りにかかっているガードを通っている時も、国電の窓から見たのとでは眺めが違う。……ビールをあおりながら辛子とソース漬けのハム・エッグスを突ついて、それで悠然として家だの通りだのを見降す心境の問題らしい。……


これを読んで以来、ビールのつまみにはハム・エッグスが定番。もちろんねり和辛子とウースターソースは常備してます。ハムは少し厚めに切ったやつがいいです。

定例(懇親)会には鹿島茂さんも登場されるそうだ\(^o^)/

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照ノ富士優勝。理事長を睨んでいるように見えるのは気のせいだろう。 



2021年5月22日土曜日

ガーシュウィンを聴いていると「天の手袋」というコトバが頭の奥に浮かび上がるが……


このアルバムを聴いていると、ガーシュウィンが米国の音楽史上いかに大切な存在かがわかるような気がしてくる。今までなんの気なしに聞いていた旋律はみな彼の作曲したものだ。あまりに天才が過ぎて、神様が早く天国に来てくれと連れて行ったとしか思えない。そう思うと、ラディゲとかコクトーとか天の手袋とかいったコトバが頭に浮かんでくるが、まだ原典を探せていない。本棚のどこかに埋もれているはず。それとも、天に帰ったのかも知れない。

The Gershwin Songbook - 'Swonderful
https://youtu.be/JVR-cuh2lKc

関連するかも知れない、英米文学書案内。

https://dokushojin.com/english_top.html

そろそろ、ARのための書評に関する調査を始めたい。目標は書評発掘の手引書作成。

ここを読むところから始めよう。

国会図書館「書評を探す」。

https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-539.php

そして、しっかりしたものを書くためには、事典辞書などが手元にあってほしいので、以前購読(と言うのかわからぬが……)していたジャパンナレッジの事典類を再び、アクセスできるよう購読料を払い込もうかと思案中。年間契約割引制度を利用すれば月1500円程度なので、できれば手に入れたい。

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インタビュー記事の紹介文案を作る。

巻頭言編集担当のhiroです。100号記念の一環で、執筆担当者へのインタビュー記事が新任執筆者のXXXXXXにより鋭意作成されています。

いつも巻頭言を書いているのはどのようなヒトなのか、読者の皆様に知っていただきます。
第一号として、私へのインタビューが公開されました。よろしければご覧下さい。

https://note.com/allreviewsjp/n/n51a6e6300c05

他の執筆者の方々のものも順次公開されます。お楽しみに。(hiro)


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土曜日なので、孫の世話の手伝いに行く。ますます元気になり、可愛くてしようがない。今日は新しい椅子が届いたので座らせてみた。一人で座っていられるのだが、放置されると怒る。当たり前だが。


父親との昼寝中に部屋の掃除。母親が帰る前に夕食の支度。はい、さようなら。

2021年5月21日金曜日

『みんなのつぶやき文学賞のすべて vol.1』を送っていただいたが、私の文章も掲載されていた\(^o^)/

夕刻、買い物から帰ったら、書類小包(クリックポスト便)が郵便受けに入っていた。

中身は、これ、『みんなのつぶやき文学賞のすべて vol.1』。

今後、書店でも販売される予定

運営のお手伝いをしたし、ほんの些少ながら運営資金の寄付もした。寄付へのお礼として送っていただいたもの。うれしいのは、私の短い感想文(まだ書評とは言えないもの)が掲載されていること。エイモア・トールズさんの『賢者たちの街』に関する文章だ。


Jに見せたら、ブログを見るのとはちがい、感心したような顔をした。やはり、物理的な形にすると一般受けするのかも知れないと、ひとりよがりながら、思った。

『みんなのつぶやき文学賞』について、はここを参照ください。

https://tbaward.jp


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先週はちょっと開いただけの『アーカイブの思想』を50頁まで読み進めた。興味深い。

37頁。

引用されていた、哲学者廣川洋一の、『ギリシア人の教育 教養とはなにか』を古本で購入手続きしてしまう。これを読んで、「教養部教育」の復権・復活を画策したい。

40頁

イスラムへの文化の伝搬(特にアリストテレス)にアレキサンドリア図書館の果たした役割が重要。



2021年5月20日木曜日

学生時代の習慣を大事に守っているのは、その頃から研究一筋の生活が変わらないからか


林望『リンボウ先生の書斎のある暮らし』(光文社 知恵の森文庫 2003年)を読み返す。

104頁。
メモ帳は動く書斎であると、リンボウ先生。

私の「メモ帳」はiPadとiPhone上のSimplenoteと手書き文字認識ソフトmazec、Macbookで直接Simplenote上のメモを編集。

106頁。
メモのキーワードは一つではなんのことかわからなくなるので、三つは書くべしとリンボウ先生。これは納得。

107頁。
ノートに手書き派のリンボウ先生。

私はメモをまとめる「ノート」はBlogでやっている。

リンボウ先生の使っているという「フィラーノート」と二穴バインダーはなつかしい。(108頁。 #今でもそうなのだろうか?)

同い年のなつかしさのこみあげるリンボウ先生の文章と内容。ついでに、毛筆で書く場合は座卓に正座でやるべき。これもなるほどです。


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午後、『ノートルダム フランスの魂』の第2章 「1163年ーー礎石」を読む。

62頁から引用。

初代の建築家には明らかにパリ市内にかつてない高さの建築物を創り出そうとする熱意と度胸があった。幅40メートル、奥行き123メートル、高さ33メートルに加えて69メートルに達する塔がふたつ。技量に優れたからこそ、かれは沼沢の多いシテ島の不安定な地盤など技術面の困難にも立ち向かうことができた。ゴシック建築の技術に習熟した建築家は、堂内の支柱を劇的に減らした。(木下訳)


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メモ:三浦乾也年譜(今日の『お宝鑑定団』で知った人)

https://www.waterways-japan.net/12-6 

2021年5月19日水曜日

尖塔の焼け落ちる瞬間の写真が英語版の表紙だ

Notre-Dame: The Soul of France (English Edition)のKindle版の無料サンプルを読ませていただいた。ポワリエさんの文章は優しくて易しい。第一章のさわりのところ、北塔がかろうじて倒壊をまぬかれるところまで収録されている。消防隊の献身的な働きによって。表紙は日本語版よりセンセーショナルだ。誤解をされても仕方ないが、壮絶な美を感じてしまう。

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今日は、また、母親の体調不良(後での医者の診断は背中の筋肉痛)のリカバリーのため、孫の世話に勇んで(というとまた怒られるが)でかけた。なので、活字を一字も読んでいない。禁断症状がでそう。

そのかわり、Amazon Musicに再加入。

今日の音楽はこれ! ビリー・ホリディのAutumn In New York

https://music.apple.com/jp/album/autumn-in-new-york/1469577526?i=1469578315

2021年5月18日火曜日

体力が恢復してきたので『ノートルダム フランスの魂』(白水社)を読みはじめた

あさイチテレビに、シェイクスピア翻訳の松岡和子さんがビデオ出演。戯曲37作品の翻訳が完成したそうだ。79歳。25年がかり。

図書館に『日本文学全集 30 日本語のために』があるが、その目次を見ると「ハムレット」を坪内、木下、福田、小田島、岡田、松岡和子訳で並べて収録してあるらしい。次回行った時に眺めて、できれば借りて来よう。それとは別に、松岡さんの『深読みシェイクスピア』を予約しておいた。

女性のセリフがどう訳されているかに興味がある。松岡さんのインタビュー記事を読んでみたが、驚いたことに若手俳優には坪内逍遙の文語(歌舞伎調)訳の人気が高いのだそうだ。シェイクスピアの翻訳には文化的裏付けのあるコトバが向いているということか。

***

病気で放り出してあった、アニエス・ポワリエさんの『ノートルダム フランスの魂』(木下哲夫訳 白水社)をやっと本格的に読み始める。

12頁。

ノートルダムがもしわたしたちの目の前でもろくも崩れ、消えてなくなるようなことがあるのなら、同じく確かなものと思われてきたもの――民主主義や平和、博愛精神にも同じことが起こりうるのではないか。


PARIS POP UPのノートルダムの模型を見ながら読む😊


机のまわりを片付けながら、いや溢れる物を並べかえながら、内田百閒さんの三畳間御殿を思う。

掘り出したCDでデューク・エリントン楽団のStar-crossed loversを聴く。今朝のシェイクスピア話で、脳内無意識連想が働いたのだろう。

『ノートルダム フランスの魂』の40頁。

第1章は涙なしには読めない。

フランスの首都のいたるところから、実際にはフランス全土で鐘が鳴りはじめ、ノートルダムに捧げる巨大な祈りがひとつになる。神父たちは大司教の呼びかけをたしかに聞いた。フランス中の教会の鐘が、命取りになりかねない猛火に囚われた兄弟のために鳴り響く。厳かな、崇いひととき。…崇いひととき。

この本の映画化を強く望みたい。大ヒット間違いない。ポワリエさんにお願いしてみようか。

2021年5月17日月曜日

丘浅次郎への筑波常治の傾倒の様子が感動的

あさ、Facebookで教わったサイト。

「このページは、ハーバード大学 CS50 の日本語版翻訳プロジェクトのページです。当サイトのドメインに掲載されているコンテンツは、Creative Commons ライセンスが適用されています。個人利用のほか、非営利に限って教材として利用することができます。」

https://cs50.jp/

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モンテーニュ『エセー』の日記としての性格を勉強する予定だったが、その前に図書館に返す期限の近いかつまだ読んでない本に、目を通すことにした。

『丘浅次郎集 近代日本思想体系 9』は、編集をし解説も書いている筑波常治の、その解説を読んでみた。予想通り、この解説がとても良い。丘浅次郎の小伝にもなっている。これをまた読みたいので、この本を古本で購入することも考えたい。もう少し、調査してから検討する。



丘浅次郎の主要著作は

『進化論講話』(この本に入っている)

『教育と博物学』(同)

『生物学講話』

『人類之過去現在及未来』

『最新遺伝論』

『進化と人生』

『煩悶と自由』

『猿の群から共和国まで』(同)

など。

『落第と退校』という文章がこの本にあり、ざっと読んでみた。入学試験へのギモンが書いてある。一度落ちたが、数カ月後補欠入試で合格。そのときの英語聞き取りの試験で間違いがゼロだったのは丘浅次郎だけで、担当教師が驚いたとある。丘は語学に堪能だった。進化論関連も原書をどんどん読んでいたのだろう。原書を読むのが第一として翻訳には手を染めなかったらしい。

解説の最後で筑波常治は、丘浅次郎の全集の完成と本格的評伝の執筆をあげている。どうもその願いはかなわなかったようだ。

丘浅次郎の著作は、青空文庫や科学図書館でたくさん読める。もちろん、国会図書館デジタルでも。

2021年5月16日日曜日

クラークの姉妹作品『銀河帝国の崩壊』には『都市と星」のようなIoTのうんちくは出てこない

『三体3:死神永生』上下巻(5月25日に発売予定)を予約注文した!このシリーズはクラークの影響を受けているはずだ。

***


クラークの『楽園の日々』(ハヤカワ文庫) をAppleBooks上で検索した。キーワードは『銀河帝国の崩壊』。

182頁。

「薄暮」(私の注 実はキャンベルの作品で1934年発表)は、わたし自身の生涯に大きなインパクトを与えたし、1937年に書きはじめた『銀河帝国の崩壊』に影響していることはまちがいない。46年にそれが完成すると、(いまはアスタウンディングの編集長になった)キャンベルに渡したが……

ともかく『銀河帝国の崩壊』は一年後にスタートリング・ストーリー誌に売れ、1948年に発表されて以来、ながらく絶版になったことがないーーそれを著者公認の最終的な決定版『都市と星』(1956)に吸収しようと努力したにもかかわらずだ。やはり前の作品のほうが好きだと言う人もあって、それに反論するのはあきらめた。

ここは興味深い。クラーク自身は、科学的考察を加えた『都市と星』のほうが、本来のクラークらしいハードSFだと言いたいのだろうが、情緒的な反応をする人々への説得はあきらめたということか。私も『銀河帝国の崩壊』を先に読んで感銘を受けたので、どちらが好きかと言われたら、こちらを取る。

ともかく、昨日の『都市と星』中のIoT話は、『銀河帝国の崩壊』にはほとんど出てこない。

2021年5月15日土曜日

1950年にIoTを作品に取り入れていたクラークはやはりすごい


『都市と星』をKindleで読む。孫の世話を手伝いに行く最中の電車内。「中央コンピュータ」で本文検索すると、70件くらいヒットする。以下のところは A.C. クラークの先見の明がいかんなく発揮されているところだろう。 IoT【モノのインターネット / インターネットオブシングス / Internet of Things】 を1954年に客船ヒマラヤ号の上で、考えついている。彼は、通信衛星の生みの親であり、科学と技術に広い見識を持つ立場だったので、空想でなく当然の帰結として論理的に考えたのだろう。大したものだ。

「中央コンピュータ」という用語だけが古いが、これは仕方がない。

「アルヴィンはもう、このひっそりとした白い構造物群のどれが〈中央コンピュータ〉なのかと自問したりはしなかった。そんなに単純なものではない。ここのすべてを包含するものが──この大空間のはるか外にまで拡張され、動くものと動かないものとを問わず、ダイアスパーにある無数の機械のすべてを包含するものこそが──〈中央コンピュータ〉なのだ。アルヴィン自身の脳が、奥行二十センチたらずの頭蓋に詰めこまれた、何十億もの独立した細胞の集合体であるように、〈中央コンピュータ〉の物理的構成要素もまた、ダイアスパーという巨大な都市全域に分散しているにちがいない。ここの大空間にあるのは、もしかすると、都市じゅうに分散した全ユニットを相互に接続するための、……」(『都市と星(新訳版)』(アーサー C クラーク著, 酒井 昭伸訳 )より)

https://a.co/9zrRmqJ 

***

改めて、『都市と星』と『銀河帝国の崩壊』を邦訳版と原文で読み直し、クラークの先見性を勉強し直さなくてはならない。もっと、今の我々でも驚くようなことが含まれているだろうと思う。

***

孫と十分遊び、部屋の掃除をし、父親・母親用の夕食を作っておいてきた。帰りの電車で、マスクをしていない人のそばにうっかり座ってしまい、気がついてすぐ席を移動した。

2021年5月14日金曜日

『アーカイブの思想』(みすず書房)には面白い話題が満載されている(のに読む体力がいまのところない)

先日来のロタ(?)感染症の影響で、まだ完全には体力が回復していないようだ。細かい字の本を長く読み続ける気力がない。そんななかで……

『アーカイブの思想 言葉を知に変える仕組み』(根本彰 みすず書房)を読みはじめるが、じっくりとは読めない。面白そうなところを拾い読みする。「世界書誌の夢」というところ(187頁)にH. G. ウェルズの World Brain という本の話題が出てくる。この話には惹かれるので、Wells, H. G. の World Brain (English Edition) を Amazon でチェックした。

 https://amzn.to/3wb9axj 

Kindleの見本版をダウンロード。Internet Archiveで借り出せば全文読める。が、根気が続かない(泣)

連想して、思い出すのは……

A. C. クラークの『都市と星』(昭和52 ハヤカワ文庫) である。出してきた。

(脱線……

はしがき 6頁 1954年9月ロンドン〜1955年3月シドニー(ヒマラヤ号乗船)

ヒマラヤ号とは、SS Himalaya (1948) のことだろう。

https://en.wikipedia.org/wiki/SS_Himalaya_(1948) )

それはともかく

この本の中の、「World Brain」がらみと思える、マザーコンピュータのアイデアをいろいろ検索して遊んでみたい。

新訳だがKindle版を買っておいたのを思い出した。それを使って、たとえば、「メモリーバンク」、「メモリーユニット」などで検索したらたくさんヒットする。でもこれもじっくり読めない。

Kindleの日本語本文検索インターフェースはちと使いにくい。検索のインターフェースを改善するすべはないのだろうか。明日検討しよう。そういえば、Internet Archiveで英文で検索するのもいいかもしれない。

結局、読書はほとんど進まない。こんな日もあっていい。いやはやく体力を回復させたい。

2021年5月13日木曜日

再び蘇った天文学の学習意欲、きょうはAnna Frebelさんの講義を視聴した

愛読しているメルマガ、「[天文雑学]月食の 仕組みを絵本で 解説だ 第4370号」で紹介された<Asuka Academy>を試してみた。メールアドレスなど登録が必要だが、基本的には無料の講座。

https://www.asuka-academy.com/index.html

その中の『[MIT] 星くずの秘密』を観始めたら、意外に引き込まれて全部一気に観てしまった。一時間強。宇宙の歴史の中で元素がどのように生成され、それをどのように観測できるかを上手にまとめて説明してくれた。

日本語字幕と英語字幕が両方同時に映るので、非常にわかりやすいし、天文学関連の英語の勉強にもなる。話題はやさしいので、余裕を持って観ることができた。放送大学の講座より初級レベルだが、プレゼンの仕方がうまい。Lightboardなるツールを使って、講師が手書きでテキストや数式を書きまくる。透視できるように透明な板を使っており、カメラで鏡像を写すので、字は正常に見える。講師はたいてい左手で書いているように見える😅

https://www.asuka-academy.com/mit/mit_cosmic.html

講師のAnna Frebelさんの本(Kindleでも入手可)を読んでみるべきか?
とりあえず、見本版を読む。

Anna Frebelさんは、iron-deficient star つまりビッグバン直後に形成された古い星の発見で知られているそうだ。iron-deficient starの同定には大きなサイズの望遠鏡でのスペクトル分析が必要なのだろう。

https://en.wikipedia.org/wiki/Anna_Frebel

先日読んだ『天体観測に魅せられた人たち』の著者エミリー・レヴェックさんより、手堅い研究者という感じがする。今日聞いた講義も初学者に向け丁寧に説明していて好感が持てた。

ともかく、エミリー・レヴェックさんの本には、再び天文学の面白さを気づかせてくれたことを、感謝したい。この本を読むきっかけとなったALL REVIEWSの記事にも有り難うを言いたい。

『連星からみた宇宙』を100頁まで読んだ。連星のメカニズムと観測については話がすみ、これからがお目当ての新星やブラックホールなどの話になっていく。

***

体調はまだ完全回復とまでいかない。朝、少したべ過ぎたら、午後腹痛がぶりかえした。外は、雨。

そういえば、先程のビデオの日本語訳で2箇所くらい、photonとprotonを混同して訳していた気がするなあ。翻訳ボランティア手伝おうかなあ。

2021年5月12日水曜日

週刊ALL REVIEWS100号発行を達成、バンザイ!


火曜日についに、週刊ALL REVIEWS100号を出すことができた。

鹿島茂さんから祝辞をいただき掲載したが、ALL REVIEWSサイトでも公開した。以下の通り。

https://allreviews.jp/news/5484

私のコメントは、こうした。

巻頭言の「編集長兼執筆担当」のhiroです。メルマガならびに巻頭言をお読みいただきありがとうございます。

2019年6月に開始したメルマガ「週刊ALL REVIEWS」は今週で100号となります。開始当時から執筆に携わった友の会会員有志メンバーはのべ7名です。お休み中のメンバーをのぞいて常時4名ないし5名が交代しながら書いている巻頭言執筆も100回続いたわけで、メンバー一同、実はわがことながら驚いています。友の会活動の一環として、読書するだけでなく「書いて」楽しんでみようという我々の試みは、一人が書き、他の人から自由にコメントをもらい、必要なら書き直して、結果を巻頭言として毎週発表できる、そんな贅沢かつ楽しい自発的な場所の中で途切れなく続いてきました。読書好きという一点でつながっているが、実は多様な経歴をもつメンバー達が、Slackというツールをメンバー間でオープンなコミュニケーションを取るために使っているのも、長続きの秘訣かもしれません。

執筆の様子を明かす、現メンバー5名へのインタビュー記事が作成されています。5月から6月にかけて公式noteに発表します。こちらもぜひ皆様に読んでいただきたいと思います。

来週は101号が出ます。われわれはまた、楽しみながら巻頭言を書き続けます。(hiro)

***

以下は今日の病床日記(3)

目覚まし(空腹で目覚める。脱水症状気味。)

経口補水液 100ml

アイスミルク最中 50ml

白桃ゼリー 100ml


朝食

耳を取った食パンのミルク(+水)粥

リンゴ(煮たもの)8分の1

昼食

ご飯の粥 150ml

いちごヨーグルト 75ml

夕食

粥 150ml

しらす干し

卵豆腐

半熟卵

ふの味噌汁

メロン2切れ

ちょっとたべ過ぎか。回復してきたということか。

***

午前中は本が読めず、音楽を聴く。

https://music.amazon.co.jp/albums/B009PTHAFK?do=play&trackAsin=B009PTHE5G&ref=dm_sh_t4LQoxAQ7jlm1ghvZI5R3Z7VJ

午後、『連星からみた宇宙』を少し読む。このようなやさしい科学解説書はストレスなく読める。でも疲れるので長くは読めない。やっと50頁。

大相撲は今日(4日目)から観客を入れている。大丈夫か?しっかり観ると疲れるので、一且テレビを消して、照ノ富士が出るころ観よう。

Kindleで昔ダウンロードしておいたものを読む。以下のことは、読書と同じだと思った。

しかし 、宇宙の真実が明らかになることは 、その分だけ謎が少なくなることではありません 。むしろその逆です 。ひとつの謎が解けると 、それはさらなる新しい謎を呼びます 。私たちが宇宙について知れば知るほど 、謎はどんどん広く深くなっていきます 。

—『宇宙に外側はあるか (光文社新書)』松原 隆彦著

https://a.co/0OjyXt3

2021年5月11日火曜日

病床日記(2)

2日目。

○○

朝食として

冷たい経口補水液100ml

すぐ○


午前中の腹痛かなり苦しい。吐き気もあるが何も出ない


昼食

おも湯50ml


2時間眠ったら少し気分がよくなったので、かかりつけ医へ。

孫との経緯を話したら、胃腸系のウイルス感染症で、対症療法しかないとのこと。

帰ってすぐ薬をのんだら、大分楽になった。


夕方、シャワーを浴びる。


夕食

ゼリー少し

リンゴを煮たもの16分の1

お粥


明日は床上げしたいものだ。

情報によると保育園でもこれが流行っているそうだ。

2021年5月10日月曜日

病床日記(1)

 


72歳の誕生日

○1

入浴後気分が悪くなる


朝食

ジュース 30ml

紅茶(砂糖半匙) 180ml

トースト 一枚

リンゴ 8分の1片


体温 37.2度

△3○1


昼食

麦茶 2口、塩少々


夕食

経口補水液を1.5倍に水で薄めたもの100ml

崎陽軒の弁当は食べられず、一応冷凍してみた

2021年5月9日日曜日

『ノートルダム フランスの魂』(白水社)の索引が素晴らしい

昨日の孫の体調不良は心配したほどでなく、夜はぐっすり眠って、今朝は元気だと連絡が来た。風邪が快方に向かったのか。ただし、昨日午前中に街なかをベビーカーで歩いた時、よそのおばさまに注意されたのが、帽子を被らせろということ。かなり気温も上がっていたのに、小児科病院の帰りでもあり、長袖、長ズボン、無帽。孫はかなり暑かったのかと思われる。軽い熱中症の疑いもある。そのことを話し、ついでに帽子もプレゼントすることにした。

息子を育てたのは30年以上前、当時の知恵をすっかり忘れているのが情けない。というより、単なる体験の集積のみ頭にあり、それらが時を越えて役に立つ経験知に昇華されなかった。これは、日記を付けておくことでかなり克服可能な問題だろう。ブログになっていれば、後で検索はいくらでもできるのだ。

***


アニエス・ポワリエさんの『ノートルダム フランスの魂』(白水社)を図書館で借りてきた。彼女の本らしくて、この本も面白そう。前作の『パリ左岸』は面白くそして戦中と戦争直後のフランスの情勢を描いており、非常にためになった。『パリ右岸』を計画中だったが、ノートルダムの火災を機に急遽『ノートルダム フランスの魂』を書いたと、訳者あとがきで知った。アニエス・ポワリエさんの人となりを、一昨年の月刊ALL REVIEWSの鹿島茂さんとの対談でいくらか知っているので、今回の本はもっと興味深く読めるだろう。

あとがきを読んだときに気づいたが、この本は索引がしっかりしている。たとえば、副見出し語がきちんと索引化されている。原書に付いていたものを、きちんと翻訳したのだろう。翻訳者木下哲夫さんと白水社の仕事ぶりに拍手したい。

(自分用の注 副見出し語については 

https://hfukuchi.blogspot.com/2021/04/blog-post_81.html 

を参照。)

2021年5月8日土曜日

昨日から今日にかけての日記

新規プロジェクトを、2つ考えている。


ひとつは、「エッセイ「書評の勉強」」作成プロジェクト。

書き方のヒントは植草甚一翁の「〜の勉強」の軽いスタイル。
ネタ集めの手法はG. M.  ワインバーグの「自然石収集」法。
(実は、いままでのブログに膨大にためこんである。)

目次案(既出)
1.書評の役割
2.書評の歴史
3.書評を探す
4.書評の作法
5.書評を書く

3の一部がARの仕事向けになるはず。なので3から書く。

もうひとつ、「生涯の日記復元」プロジェクトも誕生日に、始動させる。

***

ガーシュインをいくつか聴く。

Gershwin in Focus with Jack Gibbons and Sir Ben Kingsley

https://youtu.be/6lmSfD7EQxI


George Gershwin - Concerto in F

https://youtu.be/FItu9x58Ro8


GEORGE GERSHWIN - THE BEST OF

https://youtu.be/Z5oxKdrOvGU


面白そうな評伝。

The Gershwin years : George and Ira
by Jablonski, Edward; Stewart, Lawrence D. (Lawrence Delbert), 1926-

11頁。

スコット・フィッツジェラルドのジャズエイジ(1920年代)より、ガーシュインの時代は長く続いている。

兄のIra Gershwinのほうが人間的。資料をきちんと収集し日記も書く……

https://archive.org/details/gershwinyearsgeo00jabl/page/11/mode/1up



『アメリカ交響楽』に出てきたガーシュインの先生はRubin Goldmarkなのだろうか。

https://en.wikipedia.org/wiki/Rubin_Goldmark


***


本日は孫の母親が仕事、父親が面倒を見るが歯医者にも行きたいとのことで、子守の手伝いに行く。ずっとご機嫌は良かったのだが、喉の風邪の後遺症で痰が絡み、せっかく飲んだミルクや離乳食を昼寝のあと吐いてしまう。ミルク混じりの吐瀉物の香りを久しぶりに嗅ぐ。何度か吐いたが、母親も帰ってきたし、本人が元気そうなので大丈夫だろうとこちらは引き上げてきた。

2021年5月7日金曜日

『天体観測に魅せられた人たち』(原書房)の読後感を週刊ALL REVIEWSに書きました


今週の週刊ALL REVIEWSメルマガの巻頭言を書いた。すでにメルマガは発送済みだ。自分向けの記録の意味もあろうと思い、以下に再録する。

ところで、週刊ALL REVIEWSの来週号は100号記念号になる。100回続いたご褒美に、鹿島茂さんのお言葉が掲載される。ついでに、私の「回想」も掲載してもらう\(^o^)/

まだのかたは、この機会にぜひ読者登録して欲しい。申込みはこのブログ(Web版)の右端でできる。

以下。第99号の巻頭言。

ALL REVIEWS掲載の記事で紹介された、エミリー・レヴェック著『天体観測に魅せられた人たち』(原書房)を読んだ。カール・セーガンの『コンタクト』を子供の頃に読んで天文学者になろうと思ったという、エミリー・レヴェックさんが自分で選んだ道を突き進み、困難を乗り越えて観測と研究の最前線に立つまでのサクセス・ストーリーは感動ものだ。自分の経験だけでなく、周囲の天文学者仲間へのインタビューの内容を楽しげに語っている部分も読みどころだろう。訳は川添節子さん。天文学用語の翻訳など困難なお仕事を、見事に成功させたと素直に感謝したい。

この本は何回も読み返すことができた。素人天文ファンの私だが、天文学のおさらいをしながら読むとどんどん面白さが増してくるのだ。面白く読み返すためのポイントは2つだと、おさらいをしながら気づいた。

天体観測のやり方の進歩が1つ目のポイント。21世紀の天体観測では光学式望遠鏡や電波望遠鏡でデータを取得するだけでなく、ガンマ線やX線、そして重力波などの検出器を使って、同時に多様な手段でデータを集める「マルチメッセンジャー天文学」が盛んになっているらしい。

なぜ、そのように多様な手段を使うのかが2つ目のポイント。宇宙のことをより深く知るには、目に見える恒星の姿を調べるだけでなく、その内部構造や生成消滅のメカニズムを調べる必要がある。赤色巨星や中性子星やブラックホールに関しても同様だ。これらに対しては可視光による観測だけでなくガンマ線やX線、重力波などできるだけ多くの観測手段を用いるという。たとえば、2017年には中性子星どうしの合体が、可視光だけではなく同時に重力波でも観測できた。

おさらいの手助けとして、私はYouTubeの各種ビデオと、天文学の論文のアーカイブ(たとえば「天文月報バックナンバー」)を使った。著者エミリー・レヴェックさんの天文学者としての「サクセス・ストーリー」を手がかりにして、難しく見えるビデオや論文のなかのエッセンスを自分なりにすくい取ることができた。

いながらにして観測データをメールで受け取る著者の最近の状況を読んでみると、60年前に田舎の家の二階の窓から手作りの望遠鏡で美しい冬の星を眺めていた自分自身の姿に、捨てがたい郷愁を感じてしまう。

天文好きな人々皆にオススメの本であるのはもちろんだ。そしてこれを読んで天文学を学ぶことを目指す若者が増えてほしいと思う。また、昔の天文学ファンが、もういちど天文学を好きになるきっかけとなるとなおいい。読む人の人生を、大きくまたは小さく変えるような本をとりあげて紹介するのも、ALL REVIEWSの重要な役割なのだろう。(hiro)

***

今までのこの種の本は、天文学の老大家が書いたものが多かったような気がする。現役バリバリの著者の書いたこの本は、最新の観測・研究成果をたっぷり紹介しつつ、一般向けの説明も充実しているという点で、群を抜いていると思った。

この本の書評はまだ目にしていない。私のは一読後の「感想」なのだが、誰かの目にとまってその方がこの本を手にとっていただけることを祈りたい。

2021年5月6日木曜日

ジョージ・ガーシュインのごとく信じた道に突き進みたい(ただし体を壊さない程度に)

出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)

昨日、黒田さんの本を読んで影響されたので(影響されやすい性格の私😊 )『巴里のアメリカ人』(1951年)をAmazonPrimeビデオで観る。今朝観終わった。昔観たことがあるので、英語の勉強に最適と思ったのだが、甘かった。ストーリーに引き込まれてしまい、英語の勉強にはまったくならなかった。

主人公とその親友のピアニストは、たぶんガーシュインのことが投影されているのだろうと思った。(若い時観た記憶では、そんなことは考えなかった。良く言えば年の功、悪く言えば耳年増。)以下、ネタバレ注意。

そこで、同じくAmazonPrimeビデオで『アメリカ交響楽』(原題 Rhapsody in Blue 1945年)を観た。これは初めて観た。最初の方でアル・ジョルソン(本人)が黒塗りの顔で出てくるのにドッキリした。調べると当時はこれはまったく合法で(それはそれでひどいが)あったという。ともかく、ガーシュインの激しくて素晴らしくて悲しい生涯のイメージが湧いた。1時間50分ごろに、Max Dreyfusがジョージ(ガーシュイン)に、「お前には4つの顔がある。売れっ子の作曲家、夢を追う男、成功の階段を登った男、ジュリー(結ばれなかった恋人)と一緒の男」と言う。

私見ではこのうち、「成功の階段を登った男」以外の「顔」は、『巴里のアメリカ人』の二人の造形に利用されている。ガーシュインはジュリーと結ばれなかったが、ジーン・ケリーはレスリー・キャロンとは最後の最後でうまくいく。もうひとつ、ガーシュインはブルックリン生まれ……。

なお、クラシックのピアニスト、オスカー・レヴァントは両方の作品に実名(?)で出演している。道理でピアノが上手い。これ、豆知識。

From Wikimedia Commons, the free media repository

ガーシュイン熱が上がり、以下の2冊を図書館で予約した。

ハンスペーター・クレルマン/著 渋谷 和邦/訳『ガーシュイン 大作曲家』(音楽之友社)

ジョーン・ペイザー/著 小藤 隆志/訳『もうひとつのラプソディ ガーシュインの光と影』(青土社)

この他、ガーシュインの曲をいろいろ聴きまくらなくてはならない。まずはこれからか。

https://youtu.be/tCOcWDUtnuk

Jazz.

https://youtu.be/jRfKp1dDXDg

2021年5月5日水曜日

「物語」を楽しんで外国語にも慣れるべきという『物語を忘れた外国語』に同感した

黒田龍之助『物語を忘れた外国語』(新潮社)を読む。


10頁。

チェコ語で講演をする直前の勉強法、ポケット辞典の語彙5500語の単なる打ち込み。チェコ語の読書は星新一のショートショートのチェコ語版でとの提案。

うむ、フランス語とドイツ語でやってみるか。

18頁。

英語の長編小説をわからなくても読む。通勤電車の中で、辞書はもちろんひかない。読み進めればいつかは分かるかもしれない。なお、さきに映像を見ておくという手がある。(例:Tom Jones) ということだが、なるほどである。これもやってみたい。

100頁。

『ピグマリオン』のヒギンズ教授のモデルはヘンリー・スウィート( Henry Sweet )なる変人の音声学教授だそうだ。今の所、それがどうした情報。

173頁。

映画は最高の外国語教師。

ゲーリー・クーパー主演の映画『コルドラへの道』(1959年)を観て、 「私にはわからない」の字幕で、I don't know. を覚えた小学生時代の私も語学の天才か。

『へびつかい座ホットライン』が面白いとのことなので、図書館で予約した。物好き。

***

『人新世の「資本論」』も続けて読む。

118頁。

生活レベルを1970年代後半の水準にまで落とす……「70年代の資本主義」で環境危機から脱することができるのでは……けれども、資本主義はまさに70年代、深刻なシステム危機に陥っていた。この危機を乗り越えるために、新自由主義という政策パッケージが世界的に導入された……民営化、規制緩和、緊縮政策を推し進め、……資本主義延命の唯一の方法だったのだ。

これは我々世代には記憶に新しいところだがそれだけに評価は分かれる、著者の世代には近いが過去の歴史として、客観的に受け取られているのだろう。

2021年5月4日火曜日

どうしても忘れられなくなるのが名文だ



今朝、これを読んで、「静かな朝で気持ちいい 夏の匂いも微かに感じられる」のところで、なにか懐かしい思いにとらわれた。この雰囲気の文章をどこかで読んだことがある。たしか、ヘミングウェイだった。本棚から捜しだした文学全集の端本をひっくり返して、ようやく見つけ出したのは、『日はまた昇る』の第5章のはじめのところ。うまく見つけ出せて、私も夏の早朝のように気分が良い。まだ5月なのだが。せっかくなので今度は忘れないように引用しておく。

翌朝、ぼくはコーヒーとブリオッシュをたべに、スフロ街のほうへ大通りを歩いていった。晴れた朝だった。リュクサンブール公園のマロニエの木は花ざかりだった。暑い一日早朝らしいさわやかな気分があふれていた。(大橋吉之輔訳 筑摩書房 世界文学全集60 30頁)

原文もちょっと画像で引用させていただく。

https://archive.org/details/sun_also_rises/page/n51/mode/2up

短い一節だけで、夏の朝の爽やかさを見事に描写したヘミングウェイ(とその訳者)の名人芸がすばらしい。一度読んだだけなのに、この文章は記憶の底に染み込んで消えない。

覆麺 智のマスターもヘミングウェイに劣らない文章家であることがわかり、こちらにも敬服してしまった。またぜひ、冷やしラーメンを食べに行きたい。

2021年5月3日月曜日

『アインシュタインの戦争』(新潮社)はエディントンの性格と一般相対論を両方理解できる本(と思う、これから読むので)


マシュー・スタンレー『アインシュタインの戦争 相対論はいかにして国家主義に打ち克ったか』(新潮社)を図書館で借りてきた。期待通り、エディントンも重要な役割で登場するようだ。楽しみ。

***

見逃し配信で、高遠弘美先生の「『失われた時を求めて』で挫折しないために 」の第2回を見直した。3度目となる。伏線回収の有無などと低次元のことを言っていないで、直接プルーストの書いたことに向き合うべきというお話はやはり心に残る。

***

『人新世の「資本論」』今日も読み進める。

95頁。

気候変動対策は、経済成長にとっての手段ではない。気候変動を止めることが目的そのものなはずだ。その場合、今以上に経済成長を目指さない方が、目的達成の可能性がそれだけ高まる。

98頁。

生活の規模を1970年代後半のレベルにまで落とすこと……

(ナオミ・クラインが『これがすべてを変えるー資本主義vs.気候変動』で言っているらしい。)

108頁。

経済成長だけが社会の繁栄をもたらすという前提は、一定の経済水準を超えると、それほどはっきりとはしない……

(適切な再分配が必要である。)

2021年5月2日日曜日

物忘れ対策には「休養」をとることが有効

朝、TwitterTLで見つけた丘浅次郎の文章は面白い。



そこで以下の本『近代日本思想大系 9 丘浅次郎』を図書館で予約。伝記的内容も期待したい。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001245250-00

編集解説は、筑波常治。この方にもちょっと興味が湧く。

***

昨夜はいくら捜しても見つからなかったもの。捜し疲れていたのでゆっくり寝て朝飯を食べて、部屋の掃除をしようとしたときに、ひょっこり押入れにしまった箱の中から出てきた。潜在意識が捜し当てたとしか思えない。頭を働かせるには、休養は非常に大切だ。

***

エッセイ「書評の勉強」の構想をはじめる。

ラフな目次案

1.書評の役割

2.書評の歴史

3.書評を探す

4.書評の作法

5.書評を書く

3の一部がARの仕事向けになるはず。

***


『人新世の「資本論」』、読み続ける。

21頁。

急激な気温上昇が続けば、日本も無傷でいられるはずがない。2℃の上昇であっても、サンゴは死滅し、漁業にも被害が出る。

(この「予言」は悲しいかな、もう当たってしまった。先週頃のニュースで日本近海の昆布やひじきなど海藻が、海水温の上昇で死滅しているとの報道がされた。)

36頁。

「オランダの誤謬」

(先進国がグローバル・サウスに環境問題を押し付ける。)

37頁。

資本は無限の価値増殖を目指すが、地球は有限……「人新世」の危機の本質……

***

週刊AR第99号巻頭言の原稿は査読に回した。次は100号用の「編集長」コメントを書かなくては。巻頭言の過去と未来につきコメントする。 明日からとりかかる。

2021年5月1日土曜日

聴き、書き、読む生活、順調

Amazon Musicで、Alexei VolodinのVariations on a theme of Corelli op. 42を聴きながら起床。これはいい。

 https://music.amazon.co.jp/albums/B00BO4MXJM?do=play&trackAsin=B00BO4MXZQ&ref=dm_sh_iyJWW1fEcGKRj4ms0ctQ4Cr91

***

午前中は週刊ALL REVIEWS来週号の巻頭言原稿を書いた。なんとか1000字ほど書き終えたので、一晩寝かせて、明日いっぱいでレビューに回す予定。

***


今日から5月。

4月のカレンダーを剥ぎ取ったので、4月のメモを書き写しておく。

4月7日。週刊AR100号記念イベント検討のオンライン打ち合わせ。

4月10日。デジタルケイブ、『「色のふしぎ」と不思議な社会』オンライン講演視聴。

4月17日。AR友の会オンライン定例会。テーマ「推し」。

4月23日。月刊AR、ノンフィクション回視聴。『人新世の「資本論」』対談。

4月30日。AR業務委託打ち合わせ。

全部ARがらみ。

***


『人新世の「資本論」』が届いたので、読みはじめる。

「おわりに」から引用。

晩年のマルクスの到達点が脱成長コミュニズムでsり、それこそが「人新世」の危機を乗り越えるための最善の道だと確信

気候変動の原因である資本主義そのものを徹底的に批判する必要がある

資本主義によって解体されてしまった〈コモン〉を再建する脱成長コミュニズムの方が、より人間的で、潤沢な暮らしを可能にしてくれる

「3.5%」の人々が非暴力的な方法で、本気で立ち上がると、社会が大きく変わるという

***

夕方から雨との予報だったので、早めに買い物に行ったが、雷雨に会う。用心して傘を持っていったので助かった。