2022年7月4日月曜日

〈PASSAGE by ALL REVIEWS〉のお隣の「虔十書林」さんのお店にも掘り出し物が……

今日は〈PASSAGE by ALL REVIEWS〉のお店番アルバイトと、新規の本2冊の搬入を行いました。その行き帰りの道すがら、『遥かなる未踏峰』(ジェフリー・アーチャー著 戸田裕之訳 新潮文庫)を200ページまで読み進めました。さすが、名手のジェフリー・アーチャーです。ストーリー展開がうまく、主人公のジョージ・マロリーが驚くほど生き生きと描かれています。映画を観ているような感じ、これにはどんな記述上の秘密があるのか、どこかで立ち止まって考えてみたくなります。でも一回目はひたすらその魅惑的な感触を楽しみながら読みたいです。

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お店番は12時から19時まで。途中一時間の休憩があります。体調を崩して以来、初めての出勤だったので、後半のスタミナが心配でしたが、杞憂でした。顔なじみの棚主さんたちから、ねぎらいの声をかけて頂いたおかげで、かえって後半に元気が出てきた感じです。ありがとうございます。

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休憩時間には遅い昼食(親子丼)を店の向かいの「小諸そば」で頂きました。美味しい。食後の腹ごなしに「虔十書林」さんの店頭200円本のなかから、『一古書肆の思い出』(1巻〜4巻)を買わせてもらいました。1冊200円、3冊まとまると500円。計700円。これは安い。全5巻で、第5巻が無いので安くなったとご説明いただきました。日曜日の荒俣宏さんと鹿島茂さんの対談で、神保町の(つまり日本の)古書店を語るなら、反町茂雄さんのことを知らなくてはいけない、とおっしゃっていたので、今日のこの本との出会いを演出されていたような感があります。

本来は5巻本です。

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なお、平台に陳列して頂いた本『どくとるマンボウ航海記』が売れました。ありがたい限りです。この本の魅力がまた評価されて欲しいです。 

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