『ガーンジー島の読書会 上』を読み返しながら、アニー・バロウズがこの本の紹介と朗読をするビデオ(昨日観始めたもの)を最後まで観た。
ガーンジー島へメアリー・アンが行くときのエピソードは昨日のブログに書いたものを改訂した。ストーリー・テリングを重視する著者たちの趣味に合わせた(つもり)。
https://hfukuchi.blogspot.com/2020/05/blog-post_30.html
そして、ジュリエット・アシュトンの手紙の中の次の一節に大いに共感。
私が読書を愛するのは、それがあるからです。本の中で、ある小さなことが読み手の心を捉えると、その興味がべつの本へと読者を導き、第二の本の中の小さなことが、またべつの第三の本へと誘う。幾何学模様のように広がっていくのです――行き着く先はなく、ひたすら純粋な喜びのためだけに。(上巻17頁 木村博江さん訳)
71頁以降に出てくる、「ガーンジー読書とポテトピールパイの会」でとりあげられた本。渋い本ばかりだ。ガーンジー島のフォックス書店で売れ残っていたものだから……
というより、自分の不勉強が恥ずかしい。
『嵐が丘』
『ピクウィック・ペーパーズ』
『シェイクスピア選集』
『オックスフォード現代詩選集、1892-1935』
『セネカ書簡集/ラテン語翻訳版一巻本・補遺つき』
『過去と現在』(カーライル)
『ピクウィック・ペーパーズ』に関しては読む前に、ビデオを観よう。
https://youtu.be/-GLWl6JLA6Q
ほかはこれから。