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昨夜、高遠先生の書評で、薄田泣菫の随筆「独楽園」を知った。
「独楽園」読んでみよう。 https://t.co/j7KxN9iJvW— 隠居老人こと福地博文 (@hfukuchi) 2018年1月30日
青空文庫で読んでみたが、面白い。面白いというか病気を養いながら少しずつ書いた文章が身にしみる。悲しいところもあるが、諧謔味と、中国や英米の古典への言及が、侘しさを超えて、楽しさも演出するのはさすがだ。
著作権は切れているので、国会図書館デジタルコレクションで、初版本を探して眺めた。1934年の本だが、このころの本には装丁が美しいものが多い。書影ではあるものの、楽しんでみることができる。このあと、戦中戦後にかけては、貧相な本が多い。しかたないことではあるが。
1934年の初版本「独楽園」も国会図書館デジタルコレクションで読んでみました。美しい本ですね。— 隠居老人こと福地博文 (@hfukuchi) 2018年1月31日
もちろん内容も素晴らしい。
自分の今の状況とくらべながら読むと、感慨深いですし、薄田泣菫の凄さがわかります。 https://t.co/lIY4CEMwtS
iPadで、扉ページをキャプチャーしてみた。
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月は今、3割以上、欠けています。