PASSAGE by ALL REVIEWS、書店の準備はなんとか進み、明後日(3月1日)の開店はを無事に迎えることができそうになってきた。
今日(2月27日)の21時から、まだ準備中の店内から鹿島茂さんが現地レポ(書棚紹介)やPASSAGE開店の辞を述べるイベントが有り、ビデオ放映も行われた。光栄だったのは、私の「BOOKS HIRO」も短い時間だが話題にしていただいた。日記のみの選書がユニークであるとのお褒めのコトバ。これは嬉しかった。
その後の話で印象に残ったのは2つ。
(1)古書の売れ方は、数を稼ぐべき新刊書とは違い、1冊の勝負。世界の中にはピンポイントである本を欲しがる人がかならずいる。それを考えた売り方が必要。
(2)古書店は専門化すべき。商売を永続化するべき
このあと、棚主20数名の自己紹介とQ/AがZoomで行われた。多士済々といった感じ。横のつながりをもたせると面白いことになるかもしれない。なにか仕掛けてみたい。
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話は戻って、お手伝いで書棚の整備をやってよかったのは、「選書」の面白さに気づいたこと。そして本を並べてみるとバラバラであるはずの本が有機的につながるような気がちょっとした。PASSAGE書店の面白さがここにある。自分と「趣味」の合う人とは友だちになれそうな気もする
ネズミのしっぽ問題が散見された。図書館では窓口の方がよくぼやいておられる。栞のヒモを本の下にはみ出させるべきでない。
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帰りは22時50分頃になった。電車社内はがらがら。終点であわてて飛び降り向かいのホームにきている電車に乗り込む人が何人かいるようだ。