2009年10月30日金曜日

マカオ速報1





昨日は成田のホテルに泊まり、今日の朝早いCX50便に備えたのに、機体トラブルで45分出発遅れ。でも途中エンジンをふかしたらしく、15分遅れで香港着。
例によって成田エクスプレスよりきれいな高速鉄道で香港駅へ。フェリーにすぐ飛び乗って(スーパークラスをおごったら、軽食つき。でも3時のおやつだったらしく甘いものばかり!)(写真1)
前回もとまったHOTEL LISBOAへ。ん?入国の書類にはRISBOAとなまって書いてしまった。失敗。
部屋はあいかわらず豪華。(写真2,3)
前回はレークビューだったが、今回はいわばLISBOAビュー。
シャワーをあびてまったりしていたら、電話が鳴った。息子がシャワーなので自分ででた。「インストラクションがあるので、ふくちさん、ロビーに来てね」と女性の片言の英語の声。でてきた息子と相談したが、なんか怪しいと感じながらも、2人でロビーへ。よくあるその道の女性の誘いかと、怖かったり、ちょっと期待したり。おまけにエレベーターではボディコン・ワンレン(いつの時代の話??)の美女2人と一緒になった。ともかくロビーでフロントの人になんか変な電話があったがと尋ねたら、不審な顔をしている。そのうち、さっき受け付けてくれたフロントの女性が来て、宿帳に住所とサインをしてもらうのを忘れましたと。
一件落着、なんとなく残念だが、ほっとした出来事でした。ちゃんちゃん。
このあと、行ったポルトガル料理のかにのハンバーグはうまかった。高かったけど。


2009年10月28日水曜日

宿題になる

明後日からマカオに行くのですが、まだフランス旅行記が5日分残っている。とほほ。ま、続きは戻ってきてからにしよう。退職金の一部が先日振り込まれた。早速銀行から定期にしませんかと電話がきた。銀行だけに現金なものだ。いままで銀行からわざわざ電話をいただいたことは、書類の不備のおしかり以外、皆無だったのに。

フランス旅行記-オルセー美術館・ノートルダム(10月6日)











7時起床。よく寝たが、疲れがとれていない。
8時30分出発。サンラザール駅で初めて回数券をクレジットカードで買う。カードを強く奧まで押し込まないと反応しない。改札の通り方がよくわからない。回数券が先で飛び出しているのに取らないで、通れないと騒いでいる方も。
オルセー美術館の近くのカフェで11ユーロのプチデジュネ。ウエイターが我々の美術館共通入場切符(日本で買って置いたのでサインをしていた)を見て、チケチケとふざける。雨が降ってくる。オルセー美術館の前は長蛇の列。切符を入手して置いたにもかかわらず20分ぐらい待つ。黒人が傘を売り歩く。わりと厳しいチェックの後、中に入る。名作を堪能。ルノワールなど。時計の裏の喫茶店に入り休憩。ワイン飲んだ。
オルセーを出て、やや晴れてきたので、徒歩で1時間近く歩き、(写真1)ケーブランリー民族美術館へ。空いている。広いので疲れてざっとだけ見学。よく見れば面白そうなのだが。
バスでセーヌ河沿いを、ダンテ街まで戻り、昼食、学生街のイタリアンレストラン。13,5ユーロ。わりと美味い。ワイン(1/2)8ユーロ。
ノートルダム寺院へ。5ユーロ献金しローソクをあげる。夕方のミサをやっている。薔薇窓も見てかなり感激。学生時代にあこがれてから40年くらいかかってやっとパリにやってきたという気がした。(写真2,3,4)
地下鉄でラファイエットへ。ウインドウショッピング。そろそろ足が動かなくなった。ホテル近くのテークアウトもやっている中華料理店でワンタン麺。味が薄いよ~。
21時部屋に戻る。すぐにばったり寝る。

2009年10月22日木曜日

Kindle到着!


Kindle国際版発表日にNHKニュースを見てムラムラとし、Amazon.comに行って、ポチっとしてしまった。(19日)素早く、今日届いた。今まで3時間さわりまくり。
使用法ももちろんKindleそのもので読み、本も一冊ダウンロード。Einstein著作集。
このKindleにメールアドレスが振られていて、直接Kindle Shopからダウンロードされる。PC不要。すばらしい!
気を取り直して、PCでメールチェックしたら、値段を改定して米国内と同一料金となったので、20ドル返金してくれるとのこと。ラッキー。
明日からも英語漬けの毎日か!

2009年10月21日水曜日

フランス旅行記-アヴィニョンからパリへ(10月5日)




6時起床。ロビーでインターネット接続を試みるも不通。フリーのプロバイダの手続きがわからない。やめた。
8時半ホテルを出て昨朝のとなりの夜ディスコ風カフェに入る。同じようなプチデジュネだが0.1ユーロ安い。お兄さんおかま風だが(だから)よく気が付く。
プチ・パレ美術館へ。(写真1)開館まえなので公園で少し待つ。中学生か?女の子が2名で飛び上がったりして写真をとりあっている。仕草は日本人と変わらない。(写真2)
美術館勤務らしい方々が5分前に悠然とでも急ぎ足でやってくる。開館と同時にはいる。宗教画が多い。よびものはボッチチェリの聖母子像。生意気そうなマリアですが、かわいい。トイレきれいだった。絵はがきを買って出るときにおつりが少ないのに気づき、戻って息子の助けを借りて、10ユーロ取り返した。まだお互いに寝ぼけている。
法王庁前の土産物屋で、おきまりのTシャツやランチョンマット、ラベンダーの匂い袋など購入し、昼食のサンドイッチやクロックムッシュを買い込み再びホテルに戻り、荷物をまとめてセントラル駅へ。12時。
TGV,今度の車両はきれいだ。でも乗った車両のトイレはドアが故障なのか他の理由か、最後までしまったまま。途中駅で客がたくさん乗り込む。美人姉妹が乗り込むなり、シリアルとクリーム?の弁当を広げる。東欧系の家族が隣に陣取りやはり、パリに着くまでしゃべりまくる。kお父さんはやや静か。息子はDSで遊んでいる。かれらのお弁当はなんだか得体が知れない(パンみたいなのを薄いクレープみたいなもので包んで食べている。タマネギの匂いもする。)寝ているうちに乗り込んできたらしい女学生は今朝の聖母よりかわいい。
パリ、リヨン駅到着。5時頃?夕暮れの駅のホームの感じは「男と女」の映画通り。アヌーク・エーメはいなかったけど。
リヨン駅前のホテル街とおぼしい建物群は大きくて風格がある。ちょっと圧倒された。タクシーの運ちゃんは実直そう。カーナビを使っていた。ギャラリー・ラファイエット百貨店裏のホテルといったらわかったようだ。一方通行の狭い通りで後ろから警笛をあびながら荷物をおろし、ホテルへ。
狭いが、ベッドカバーやカーテンは小粋。(写真3)
さっそく出かける。オペラ座を眺めてサントノレ街(ブランドショップ街)へ。このころから、妙に息子と奥様の足が速くなり、こちらは遅れがちになるのはなぜだったのだろう。ホテルの近くまで戻り、ラファイエット百貨店へ。トイレは男女兼用。あまりきれいとはいえない。
夕食をレストラン「シェ・クレマン」でとる。(息子の推薦)14.5ユーロのセットと牡蠣一皿と白ワイン半瓶。かなり譲って、まあまあ、かな。横柄な中国人らしき人が大声を出しているので、ウェートレスのおばさんたちがいやがっていたようだ。われあれ日本人はおとなしいものだ。
モノプリ(コンビニ)によって、おやつを仕入れ、ホテルに戻る。よく見ると空調がない。暖房のパネルは馬鹿に大きいのが装備してある。(これはパリでは普通と後ほど空調業界の旦那を持つマダムに、サンジェルマンデプレで伺いました。)雨が降り出した。ヴェルレーヌを思い出し、雨もまたパリに似合うよねと思いながら眠りにつく。よく寝ました。



2009年10月19日月曜日

フランス旅行記-アルルへ(10月4日)




6時起床。まだ暗いがフロントのマダムにウォーキングに行って来ると言い残し、息子と散歩がてらセントラル駅(在来線、といってもTGVも止まることがあるつまり線路共通)まで行きアルルへの列車時刻を調べ、切符を入手に行った。ホテルに戻り、そろって朝食に外出。
「カフェ・ミストラル」でプチデジュネ(カフェクレーム、クロワッサン、バゲット、バター、ジャム、オレンジジュース計5.8ユーロ)。おばあさんが世話してくれたが、「はい、カフェ、アン,ドゥ,トロワ」といちいちかけ声をかけないと仕事ができないらしい。
法王庁をまた見て(入り口の隙間からのぞいたら中は廃墟)、その坂の上の教会(ノートルダム・デ・ドン大聖堂)の前にきたら、9時の鐘が鳴り出した。いくつもの音階の鐘がなりすごく美しい音色。ききほれた。(写真1)
裏通りを戻ってきたら、日曜なのでガレージセールをやっていた。昨日2ユーロだった古本は今朝は0.5ユーロでうっている。昨日買ってしまったので、残念。
10時8分、マルセイユ行きの在来線急行でセントラル駅からアルルへ。所要時間は20分程度だったので、本当はよせばよかったのだが、トイレに行き、その汚さにぞっとした。道路上の犬の糞といい、トイレの汚さといい、サルコジになんとかせいと言いたい。ついでに言うと、歩きたばこも多すぎる。これらに関しては日本のすばらしさをぜひアピールしたい。シャワー付きトイレの普及率は世界一だろう。どんなもんだい。
アルル駅着。中心部までローヌ河沿いを15分ほどあるく。途中の公園の公衆トイレによった方がいたが、ノーコメント。公園にサーカスが来ている。
円形闘技場へ、(写真2)今も闘牛をやっており現役で使用されている。幸い今日は残酷ショーは開催していない。(私丑年です。)でも中は相当荒れている。アヴィニョンから一緒の英国人老夫婦と一緒になる。(翌朝もアヴィニョン駅で奥さんがバゲットにくらいつてるのをみかけた。)おみやげ屋を冷やかしたり、「アルルの女」がバゲットを持って犬(!)をつれて歩いてるのを見たりしながら、昨日ガイドブックで見つけておいたレストラン「クリケット(コオロギ?)」へはいる。
狭い店だが開店(11時半)まもなくいっぱいになる。スープ(パンとニンニクとチーズを添える)、主菜(チキンかパスタか、海鮮煮込み)、デザート、カフェ 以上3名分とビール、ミネラル瓶で76.6ユーロ。満足。マダムと会話もできたし。(クレジットで払うなら奥のカウンターまでブネブネ(おいでおいで)と言われ付いて行っただけですが)。(写真3)
ピカソゆかりのレアチュー美術館(第1日曜日なので無料!ラッキー池田)、コンスタンタン共同浴場(野良猫が住んでいる)、サントロフィーム教会など周り、いい加減疲れたので観光用のミニトレインに乗ろうとしたがもう運行は終了した後だった。
古代劇場(写真4、きれいです。おすすめ。)の手前に土産物屋があり陶器やバッグのセンスのいいのがおいてあった。ご購入!なお、古代劇場手前の公園にきれいな蝶がいた。
ゴッホの絵に出てくる夜の喫茶店(あまりきれいではない)にも入った。観光客は前で写真を撮るだけで入らない。その方が賢明かも。カフェは大しておいしくない。まだ列車の時間にはちと早いがアルル駅まで戻る。途中にまた猫がいる。あかどらで飼い猫らしい、道路を汚してないといいのですが。
待合室で時間をつぶしていたら、フランス人(たぶん)のバックパッカーのおじさんが来て、「サンドイッチを買ってくるので、俺の(大)荷物をみてて呉れ」とのたまう。なかなか帰ってこない。もうホームに行こうかと相談していたら、戻ってきた。しかも、着ていた上着他を脱ぎ捨てパンツ一丁になって体操をやり始めた。あきれて、ホームへ。
アヴィニョンのホテルに戻り(駅からは感動するほど近い。2分。)昨日カルフールで買っておいた果物や飲み物、日本から持参のアルファ米のおにぎりなどで夕食。昨夜とは違って街も静かで寝静まっている。(土曜日の夜はみんなフィーバーするが、日曜はたいていまじめに寝るようです。フランスの労働者諸君は。)






2009年10月18日日曜日

フランス旅行記-アヴィニョンへ(10月3日)






朝食はバイキング。(今回旅行で初めてで最後)どうも羊らしいチーズ(まわりが黒い)がおいしい。シャトルバスでドゴール空港TGV駅へ、まだ暗い。駅のホームがわかりづらい。ホームに降りたらやや怪しげなお兄さんがずっとこっちを見ている。(写真1のお兄さんではありません。)英国からと見られるおばさまが咳をよくする。(空気が乾燥しているから?)TGVに乗る。二階席。荷物置き場の手前にマドモワゼルに連れられたダルメシアン犬がいて、なでたら顔までなめられる。となりの席に座ったフランス人夫婦はひっきりなしに携帯で話しまくっている。(しずかにしてほしい。)
田園風景が続く。(写真2)これだけ牛がいればチーズは豊富だろう。と思う。
アビニョン(TGVの)駅着。ホテルまでは路線バス。15分。やはり犬が乗っている。(ここまでは犬はかわいいなと思いました。でもこのあとが大変...後述)
グランドホテル着。豪華4つ星。
ロビーは石畳でなにかの紋章いり。部屋にも豪華なタペストリーが。気に入った。すごく広い。寝室2つに居間、洗面所。そしてなんとテラス付き。どうもスイートが空いていたので貸してくれた感じ。
さっそく歩いて(狭い町なのであたりまえ)市内観光。法王庁(写真3)からアヴィニョン橋へ。(写真4,5)法王庁は北京の王宮のように中身が空っぽみたいなので中には入らず。アヴィニョン橋では観光用の音声ガイドを貸してくれたが、すぐ落とすし邪魔だし内容がつまらない。この手のは借りないことにする。
空腹になったので初めての外食?典型的入り口たばこ売り場的カフェに入り、これまたおきまりのバゲットのサンドイッチ(私のはサラミとチーズ)を食べた。口の中が痛くなるほど堅いが味はよい。ウエートレスのお姉さん小粋。
アングラドン美術館へ。
セザンヌやモディリアニや藤田もよかったが、美術館の建物や周りの古い町並みがいい。(写真6)
スーパー(カルフール)で果物やワイン(2.5ユーロ)を買い込みホテルに戻った。(写真7 ちなみにここに写ってるのは炭酸入りの水バドワの瓶)コルク抜きを忘れてきたのでフロントの気のいいおばさんに借りてきた。一度寝て起きてしまいTVをみた。清潔すぎて見る気のしないようなエロビデオを放映中。

2009年10月17日土曜日

「回送電車」(堀江敏幸)1~3

一昨日、近くの図書館(市立図書館の分館)で借用。堀江さんのエッセイである。15年年下の方だが、感性は自分と似ていると思う。紹介または読み直したい本を列挙する。
「オルフォイスへのソネット」(リルケ)
「チェーホフの手帳」(神西清訳)
「仏蘭西印象記」(吉江喬松)
「荒野のおおかみ」(ヘッセ)
「バスにのって」(田中小実昌)
「夜と霧」(フランクル-新訳)
「フラグラント・デリクト」(植草甚一)
「チェーホフの感じ」(ロジェ・グルニエ)
印象に残るのは....
「見るためには、経験を積まなければならない。」
「学生には...身体にかかわる語彙がぽかりと抜け落ちていた...」
「私の...散文の空気もかたちも性質も...フランス文学より、まだ脳髄が柔軟な高校生のころ親しんだ日本の古典文学のほうに、その原型があった...」
堀江さんを早稲田にとられたのは痛いが、明治にはたぶんあわなかったのだと考えたりします。(素人考えです。)

フランス旅行記-10月2日(出発からパリ泊)




昨夜は息子の発熱で大騒ぎ。キャンセルも考えたが、明け方熱も下がったので強行出発した。朝6時3分中央林間発で渋谷へ。NEXに乗り換える(写真1)。トイレでがんばっていたら、どこかのおばさまがドアを(鍵が中途半端だったようだ)あけて、あわてて失礼と閉める。10時発エールフランス(エアバス340)機で一路パリへ。12時間かかった。もっと早くつくといいのだが。
シャルルドゴール空港の入国審査は長蛇の列だ。ほとんど日本人団体。金曜の夕方なのでと推察するが、係員が少なく(怠けもの!)、窓口が2つしかあいていない。空港からは今夜宿泊のホテルへ向かうのに、タクシーに断られて(近すぎるらしい)、シャトルバスに乗った。(写真2)荷物を自分でバスのたなに持ち上げる必要があり重い。 ノボテルホテルへ。客が少なくさみしいがきれいなホテルだ。トイレや洗面台の位置が妙に高い。よい湯沸かし器がついていてお湯がすぐ沸くのは重宝。(写真3)持ってきたマグカップヌードルをいただく。成田空港免税で買った笹かまぼこも。WiFiは通じるが有料、ロビーではでかいマックがあり接続に手間がかかったが、Gmailにつながった。だが...日本語が使えない。寝よう!


2009年10月15日木曜日

定年退職後のスタートはフランス旅行から

10月2日から12日まで、家族3人でフランス(アビニョン、アルル、パリ)に行って来ました。メンバーの発熱(インフルエンザでなくてラッキー)や、土産品の買いすぎで荷物の重量超過など事件もありましたが無事戻ってきました。毎日の行動メモはしっかり残してきたので、これから少しずつUPしていきます。