2018年5月9日水曜日

長谷川等伯の絵にはバクダンのような破壊力がある

 涼しいというのはマチガイで、今日は「寒い」。いわゆる「やませ」が吹いて雨上がりで、道行く人は分厚いコートを着たりしている。

 この手の、路面や、古壁(こちらは昔から)の写真を撮りたくなる。汚れていたり、ヒビが入ったり、カビが生えていたりすると、ことさらにいい。



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 ともかく、雨が昼に上がったので、図書館に行った。四冊返して、二冊借りてきた。



 そのうち、一冊は長谷川等伯の画集。等伯は、石川の七尾出身。最近家族になったヒトと同郷。1539年生まれだから、秀吉や信長と同時代人。

 という、非芸術的理由で興味を持ち、借りたのだが、すこし見ただけではあるが、素晴らしく魅力的な絵だ\(^o^)/

 研究に値する。画集の解説も熟読しよう。

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 図書館の帰りに、新刊本屋に寄り、「新潮 6月号」を購入。支払いにはスーパーのポイントを使った。



 高橋源一郎さんの「ヒロヒト 第2回」を読むため。

 帰ってきて早速読んだ。第1回にはクマグスさんが登場したが、今度は仁科博士が登場。話題は原子爆弾。湯川さんや朝永さんも話題として出て来る。これを読んでいると、当時の人のほうが原子爆弾の原理を今より知っていたのかと思いかねない。切実さでは当時のほうが勝っていたかもしれない。

 クマグスさんは残念ながら出演しない。ヒロヒトが話題として出すだけ。ついでにヒロヒトはハイゼンベルグと友達だったと告白(*^^*)

 原爆の話はイントロだけで続きは8月号。待ち遠しい。

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