2017年9月30日土曜日

「エクソフォニー」(多和田葉子さん)は面白くて時を忘れた

「エクソフォニー 母国語の外へ出る旅」(多和田葉子 2003年 岩波書店)を読了。

 図書館で借りた本なので、以下のようにメモを取った。

(A) 「エクソフォニー」で紹介されているうちで読みたい本、作家
(1)クライスト
(2)パウル・ツェラン
(3)ベンヤミンの「翻訳論」
(4)「翻訳語成立事情」
(5)吉増剛造
(6)レーモン・クノー「文体練習」
(7)沼野充義「W文学の世紀へ」

(B)研究したい概念、ことがら
(1)トーマス・マンのパシフィク・パリセーズ時代の友人たち
(2)地震などによる書籍のどさくさ偶然分類システム
(3)コトバを記憶した時の記憶組み換えエネルギーと計算量
(4)欧州語ネイティブが幼児に失う、中国語的抑揚判別能力と漢字等の映像記憶能力
(5)類語辞典の配列と動植物の配列の比較
(6)詩人の脳中の個人的単語間連絡線のトポロジー
(7)外国人が日本語を学び実際に使おうとするとカタカナ語が多くて失望する
(8)言語の本質は麻薬
(9)「純粋言語」…e.g.わからないままフランス語漬け
(10)日記も虚構である(自伝も歴史も作者の解釈)
(11)40年後に地下室書物漬け生活から出てきた哲学者がカラーテレビを珍しがる…「月裏人」
(12)外国語を学ぶのは新しい自分を作ること…母語では書けないタブーも書ける、忘れていた幼年期の記憶も蘇る

 いながらにして図書館の本を予約できるシステムを知ったばかりで嬉しくて、また何冊か予約してしまった。

 


 昨日借りた本をあと3冊有るが、全部を読む必要はない本ばかりだから(^o^)



2017年9月29日金曜日

「エクソフォニー 母国語の外へ出る旅」(多和田葉子さん)は素敵に面白い

 二日酔い。じっとしていると眠くなるので、図書館(分館)に出かけた。先日本館の蔵書をこちらで受け取れるようにと、予約してある。

 スバラシイ天候だが、アタマはあまりはっきりしない。でも途中転びもせず、無事本を借りて帰ってきました。




 練習のため、ドイツ語付きで、ツイートしている。

 このうち、「エクソフォニー」(多和田葉子 2003年 岩波書店)を読み始めたが、素敵に面白い。ドイツで、ドイツ語を使って著述を続けている著者の、コトバをめぐるエッセイが秀逸だ。爽快な相対感のある文章を読んでいたら、潜在意識が、加藤周一先生の文章を思い出させてくれた。



 「続 羊の歌」(加藤周一 1968年 岩波新書)を引っ張り出して、ぱらぱらやってみた。フランスに行って医学とともに文学をやっているとき、アルバイトで国際会議の通訳をやったりしている時の回想の文章が、多和田さんのそれとよく似ている。

 一種突き放したような、ドライな物の見方と、言い回しがそっくりだ。




 「エクソフォニー」で紹介されている、クライストとその翻訳をした森鴎外。これでまた読むべき本のバックログが増えた(T_T)

2017年9月28日木曜日

ドイツ語勉強の顛末


 おお、時間がないφ(..) 

 今日もドイツ語を勉強して遊びました(^o^)

 ドイツ語漬けになるのが、単語を覚える近道かと思ったので、いろいろ手を考えた。

 たとえば…

ドイツ語映画ビデオ
歌詞つき歌唱ビデオ
ドイツ語放送
ドイツ語雑誌
ドイツ語テレビ
ドイツ語Twitter
ドイツ語マストドン
ドイツ語Facebook
ドイツ語絵本
ドイツ語食品
ドイツワイン
ドイツ語論文

 論文ならアインシュタインです。インターネットですぐ捜せる

 「Zur Elektrodynamik bewegter Körper; 
von A.Einstein.

--------
Daß die Elektrodynamik Maxwells -- wie dieselbe gengen-
wärtig aufgefaßt zu werden pflegt -- in ihrer Anwendung auf 
bewegte Körper zu Asymmetrien führt, welche den Phänomenen 
nicht anzuhaften scheinen, ist bekannt. Man denke z. B. an 
die elektrodynamische Wechselwirkung zwischen einem Mag-
neten und einem Leiter. Das beobachtbare Phänomen hängt 
hier nur ab von der Relativbewegung von Leiter und Magnet, 
während nach der üblichen Auffassung die beiden Fälle, daß 
der eine oder der andere dieser Körper der bewegte sei, streng 
voneinander zu trennen sind. Bewegt sich nämlich der Magnet 
und ruht der Leiter, so entsteht in der Umgebung des Magneten 
ein elektrisches Feld von gewissem Energiewerte, welches an 
den Orten, wo sich Teile des Leiters befinden, einen Strom 
erzeugt. Ruht aber der Magnet und bewegt sich der Leiter, 
so entsteht in der Umgebung des Magneten kein elektrisches 
Feld, dagegen im Leiter eine elektromotorische Kraft, welcher 
an sich keine Energie entspricht, die aber -- Gleichheit der 
Relativbewegung bei den beiden ins Auge gefaßten Fällen 
vorausgesetzt -- zu elektrischen Strömen von derselben Größe 
und demselben Verlaufe Veranlassung gibt, wie im ersten F…」

 これは、1905年の「特殊相対論」です。簡単ね…

 ともかく、ロハで勉強しなくてはなりません。

  例えば…

 












 この人美人ですね…




 夕方は飲み会に出かけた。途中で懐かしい友人から連絡が入っているのに気づいた。酔いが醒めたら返信しよう。


2017年9月27日水曜日

トーマス・マン先生ご本人に教わってもドイツ語はまだものになっていない(T_T)

 今年の4月に始めた初級編のNHKラジオドイツ語。6ヶ月聴き続けて今日終了した。




 トーマス・マン日記を取り出して読んでみた。1946年5月28日、昨日はエーリカ(長女)とロサンゼルス駅にペーター・プリングスハイム夫妻を迎えに行った…と書いてある。読める\(^o^)/

(3年後の後記:これ間違ってました。トーマス・マンが入院先からエーリカたちと一緒に帰ってきたので、ペーター・プリングスハイム(物理学者でKの兄)が迎えに来ていたのです(T_T) 。
やっと、邦訳版を世田谷区立図書館で借りてきて読んだのでわかりましたm(_ _)m )



 しかし問題が有る。固有名詞を除く単語は全部、辞書を引いた。見たことが有る単語でも意味が思い出せない(T_T)

 せめて辞書をひくのは1センテンスで1・2個にしたい。それでないと、この一巻だけで1000ページもある日記、全10巻を読むのには100年位かかってしまう。

 単語力をつける作業に取り掛かる。まず、先日見つけておいたビデオを観ることを考えた。




 100回聴けば、そして数回例文を書いてみればかなり単語は覚えられそうだ。

 これだけではつまらない。もっとYouTubeを捜したら、なんと、トーマス・マン御大ご本人の朗読の「トニオ・クレーゲル」のビデオを発見。これを聴きながら、Kindleで無料のドイツ語版「トニオ・クレーゲル」を読んでいけばいいのではないか?

 



 早速、第一章(ハンス・ハンゼンと下校し別れる所まで)を聴いて読んでみた。以外に朗読は速く、途中で気を抜くと置いていかれる。御大はかなりドラマティックに読んでいるのにも気づいた。

 字面を追うのが精一杯で、単語はあまり頭に入らない。学生時代に「トニオ・クレーゲル」の第一センテンスで挫折したときよりは数段ましでは有るが…

 さっきの基本フレーズ100回作戦をまずさきに実行したほうが良さそうだ。

***

 サンスクリットは今日はお休み。どこかで集中的にやるのが良いかもしれません。



2017年9月26日火曜日

デーヴァナーガリー( देवनागरी, devanāgarī)によるサンスクリット表記の学習が続く

 続くというより、なかなか本格的に進まない。

 以下理由。
(1)老化による記憶力減退
(2)学習基盤が整わない
(3)独学
(4)気が多すぎて、枝葉末節をつついて楽しんでいる

 まあ、締切があるわけではないのでどれだけ時間がかかろうとかまわず、気が向くままにやればいい(^o^)

 今日は、思いついて、iPadのソフトウェアキーボードで、デーヴァナーガリーを入力する方法を学習した。このページを参照した。ありがとう、Medha Michika先生。




 こうして遊びながら、サンスクリットのアルファベットが頭に入ることを狙っている。明日はもっと前進していることを願う(^o^)

 横道にもちょっとそれた。「Invading The Sacred」、読んでみないと。




 疲れたので、ビデオの積読リストから「海月姫」を観る。





 一昨日の空。m(_ _)m

2017年9月25日月曜日

まずサンスクリットの「アルファベット」を勉強

 Medha Michikaさんの教科書と、YouTubeビデオを使ってサンスクリットの勉強を開始した。

 教科書の「Enjoyable Sanskrit Grammar」(昨日Kindle版購入済み。今日学習する部分を画面キャプチャーしプリントしておいた。)の冒頭には、Preyersがある。ガネーシャを始め神々の加護をいのり、過去の賢人の努力に謝し、自分の肉体や精神や環境の健全であることを祈る。なかなかスバラシイ。

 で、最初のレッスンはLetters/Soundsなのだが、ここからつまずく。発音も表記もさっぱり頭に入ってこない。

 考えて、字母や発音の指導をするビデオを捜した。やはりYouTubeはすごい。たくさんあった。たとえば、これか?




 デヴァナガーリはこれを参考にして、iPadのMetaMojiのNoteアプリで習字を楽しみながら覚えよう。

 ためしに書いてみました。これはnaと発音する。

***

 上野の赤ちゃんパンダの名前は「香香(シャンシャン)」だそうです。丈夫に育って欲しい。

2017年9月24日日曜日

青山と表参道へおでかけの巻

 語学の学習を今日もさぼって、出かけてしまいました。息子様のお供です。こちらは運動の代わり。

 ベッドの購入手続きをしたいとのことで、販売店兼ショールームへ。駅は青山一丁目。ほとんど無縁の地。




 戻って外苑前へ。銀座線の駅が暑い。




 表参道のAppleストアへ。彼はなんか時計見たいなのを買っていた。腕時計有るのにおかしいなあ。




この時の写真はこれ。



 お供のご褒美に、昼飯おごってもらった。




 このへんの街は、香港の九龍半島側に似ているかも。無国籍風。外国の方が多いからかもしれません。

2017年9月23日土曜日

「百日紅 上下」読了し、勢いで映画「合葬」も観た

 サンスクリットは教科書を一寸開けてみただけ。

***



 読みかけていた「百日紅」の下巻(1996年 ちくま文庫)を読み終えた。古本だけど買ったのが今年3月、積読本になっていたが、数日前のNHKのの快作ドラマの影響で、北斎とその娘に関心が湧き、買い置きのこの本を読み終えることが出来た。



 映画「百日紅」も観た。漫画に忠実な出来だった。面白かった。

 杉浦日向子さんは以前テレビで江戸文化の解説をしておられたが、その業績はすごかったのだと改めてわかった。病気で漫画家はやめられたのだと思うが、残念なことだ。

 「合葬」という、彰義隊士を題材にした映画の原作も杉浦さん。Amazonで観た。茶屋遊びのシーンなどに研究のあとが見える、ような気がした。




***

 市立図書館のシステムを少し研究し、本館の蔵書をインターネットで検索し、近所の分館に送ってもらえることを発見。便利そうだ。さっそくやってみることにする。ちょっと楽しみ。杉浦さんの本も注文してみよう。

 以前は、直接自宅に郵送するサービスを使ったが、送料がかかるのでやめていた。林住期には金や体でなく、頭を使うことが肝要。

2017年9月22日金曜日

サンスクリットの「学習」を「開始」した

 YouTubeに行ってみたら、役立ちそうなビデオを見つけました。




 使っているテキストをググってみたら、Amazonで売っていました。安い!




 早速入手。テキストとYouTubeのビデオを一緒に27インチ画面に映して学習を開始。なかなか快適(?)。



 このテキストの著者の方でありビデオに出演している先生のサイトを今見つけました。これを見ると、偉い先生のようです。

 しばらく、この先生についてサンスクリットを勉強します。

 将来はインド哲学者になろうかしらん?

 アラビア書法はまだ手付かず(T_T)

2017年9月21日木曜日

「百日紅」、「カフカ日記」を眺め、アラビア書法とサンスクリット文法学習を想う

 明け方、昔の職場の夢をみた。客先になにか説明をしに行く前に内容を誰かと作っていた。ほぼ案ができたので、物の分かった人に見てもらおうとしてXさんを呼んできた。で、なにかを聞いていたら目覚めてしまった。

 Xさんの名前が思い出せない。顔や話し方はありありと思い浮かぶ。名前はいくら考えても出てこない。少し時間を置けば思い出すかなと、起きて通常の一日を始めたが、思い出さない。

 夕方まで粘ったが駄目なので、降参して古い名簿を出して名前を捜した。すぐ見つかった。「T屋」さんだった。この夢のようなケースでは頼りになった大先輩だ。技術にもビジネスにも強い。私は技術は中途半端でビジネスには弱かったので、おおいに迷惑をおかけしたはずだ。

 北斎の娘が題材の「百日紅」を読み続ける。連載各回の扉絵が当時の浮世絵の模写になっている。その一枚で、北斎の「弘法大師修法図」というのが出てきた。調べると西新井大師に収蔵されているらしい。インターネットでも画像が見られる。なかなかの迫力。



 このあと、読み続けている「カフカ日記」のうちの、パリ旅行記の部分を拾い読みする。この日記は時間中に書かれていないし、本人の空想も多く含まれているので、日時順に読むのは困難だ、拾い読みして雰囲気を味わうしか無い。

 パリの日記は「マルテの手記」を思わせる。チェット・ベイカーを聴きながら読んだ。

 あきたので、秋の学習のプランを作る。アラビア語はやはりやりたいが目的はアラビア文字の書道ということにしたい。サンスクリットは少しマジメに文法からやりたい。難しそうなので文法初歩だけでも十分楽しい暇つぶしになりそうだ。幾つか参考サイトも見つけた。

 アラビア語参考サイトはここ
 サンスクリットはここ

 サンスクリットのサイトを作った方はもう亡くなられているがユニークな人だったらしい。