NHKラジオドイツ語講座の7月号テキスト77ページ付近に、森鴎外がドレスデンを訪れた際にラファエロの「システィーナの聖母」を見に行った旨が書かれている。
ラジオ講座の応用編は7月から9月まで、森鴎外の「独逸日記」を題材にしている。日本語(文語)で書かれた日記をドイツ語に翻訳したものを使用している。
1885年5月13日の日記に、ドイツ軍の演習を見に行った後、ドレスデンの美術館に行って念願の名画を見たわけだ。
実は私も相当前に、森鴎外よりは後だが(^^)、ドレスデンの観光をしたことがある。宮殿を観て、爆撃で破壊された教会の修復状況をみたが、美術館には行けなかった。また、そんな名画が有ることも知らなかった。
森鴎外はさすがである。忙しい中でも時間を作って芸術鑑賞を楽しんでいる。
「林住期」の人間はこれを目指さないといけない。
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ドイツ語の他に今年はアラビア語をやろうかと思っていたが、「林住期」の思想を追求するために、サンスクリットにしようかと思案中。
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