ケルト文明を身近に感じる日

　「ケルトの想像力」（鶴岡真弓　2018年　青土社）を本格的に読み始める。100ページまで。非常に面白い。ケルト文明はアイルランドやフランスのブルターニュあたりだけのものと誤解していた。本には小アジアからヨーロッパ全体に広がっていたとある。広範な深い文明だった。ガリア戦記しか読んだことがなかった。　

　フランスのタバコの「ゴロワーズ」もガリア人という意味らしい。マンガのアステリックスもガリアの英雄ウェルキンゲトリクスをモデルとしているとも。ガリア戦記に出てくる。

　図版として採録されている、渦巻きの絵とくに「トリプル・スパイラル」は、まるで我が家の家紋、左三つ巴のようだ。このようなケルト文様にも魅力を感じる。ケルトとルーツは一緒なのかも知れない。あるいははるかな時空を超えて、精神が感応し合うのか。カリグラフィーでケルト文様を描いてみることを考えている。

　鶴岡さんの本はもう一冊予約した。

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　ALL REVIEWSの今日の新着記事。「バレエ・メカニック」は先週末に校正のチェックをしたものだ。こうしてWebに発表されるとなんとなく嬉しい。

　そう思いながら、新しい記事の校正を一本、今日終えた。新しいものの校正には、来週取り掛かろう。