2021年12月7日火曜日

星新一熱は病膏肓それに加えてレム熱にも罹患して嬉しい

トーマス・マンの娘エーリカ・マンの簡略な伝記と写真のツイート(スレッド)。をTwitterで教えていただいた。よくまとまっている!

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ようやく今日設営したコタツで『金沢』読む。コタツのおかげでのんびり読めて物語を楽しめる。

106頁。

「そして不思議でしょう、この調子で飲んでいると本当にいつまでも続けられるんですよ。ただ闇の濃さが変って来ることが解るだけだ。こうしていると遠くの音までが聞えて来る気がしませんか。」

110頁。

「その道を街燈の光を補う積りか懐中電燈で照していくのが骨董屋で内山はよくどこにでも顔を出す男だと思い、それが辻褄が合わないことなのに気が付かなかった。」

もう、全編で羨ましいくらいしっかり酔っ払っている主人公。

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『星新一の思想 ――予見・冷笑・賢慮のひと』 (筑摩選書) 単行本(ソフトカバー) – 2021/10/14
浅羽 通明 (著) をポチった。明日届くそうだ。

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スタニスワフ・レムの勉強を始める。まず自伝を図書館で借りることにする。

『高い城・文学エッセイ』(スタニスワフ・レムコレクション 国書刊行会)

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