2019年9月9日月曜日

そろそろ数式混じりのブログに手をだそうかしら

『はじまりの漱石ー『文学論』と初期創作の生成』という本が出る(出た)らしい。皆が知っているけれど、あまり読まれていない『文学論』。私も読破してはいないので、この本は読んでみたい。価格が高いので、どこかで試し読みしてから買うかどうか決めたいぞ。

Amazonのページにはもう掲載されている。
https://www.amazon.co.jp/dp/4788516438/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_TeKDDbBB536FJ
著者のブログのこの本に関する記事はここ。
https://bungakuron.hatenablog.com/entry/2019/09/02/182219

私のブログの『文学論』の記事たちはここ。(並べるのは恐れ多いが…)
https://hfukuchi.blogspot.com/search?q=%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%AB%96

***

昨日は町内会の敬老祝いを届ける手伝いをしたし、夜は台風騒ぎで寝不足。今日は猛暑となり、体調宜しくない。実質的なシゴトは出来ずじまい。

***

ラマヌジャンのことをブログで書こうとすると、どうしても数式を引用したくなる。
たとえば、この式。
これは画像だが、TeXを使って本文の一部として表示したい。このBloggerだと、設定をしないとTeXが使えない。はてなブログなら割と簡単そうだ。数式入りの記事ははてなブログに書こうか。
こちら、Bloggerからは、はてなブログの記事を引用する…。たとえば、
さっきの式。
https://hirobumi-fukuchi.hatenablog.jp/entry/2019/09/09/114106
ちと煩わしいので、もっと、いい手はないものかを考えたい。

こんなことをやっているうちに、肝心の『ラマヌジャン探検』の読書がまったく進まなかった。黒川先生の思うつぼか。

***

くたびれたので、吉川英治の自伝的作品『忘れ残りの記』の後半を読む。壮絶な貧乏生活のなかで頑張る英治少年。

2019年9月8日日曜日

私のブログは物忘れ対策、ラマヌジャンの肉筆ノートは…同じかも

何かのきっかけであるコトに興味を持つと、そのコトに関係する本をさがして読む。芋づる式に何冊も。これは時間に余裕のある隠居人生での楽しみの一つだ。
例えば今回の「ラマヌジャン」。

読書を進めて行くと、そもそも何でその「コト」を調べはじめたのかが判然としなくなる場合がある。それも最近は割と頻繁に。これは気にしなくても本当はいいのだろうが、気になる。物忘れ症になるのを恐れているのかも。

ブログには、よく、調べた結果を書くのだが、調べはじめたきっかけも書いておくと、この「きっかけ」を思い出す助けとなる。思い出すことは快感を伴う。

調べものの紆余曲折がある場合には、それも書いておいた方が良い。目的は上と同じ。

物忘れ対策の方法はDHA摂取だけではない。

ブログは実はいかなる仕事のためにもなる。正確な記録は誰にも役に立つし、不正確な記録や記憶に頼るのはイケナイ。ここは皮肉を言っているつもり。

***

『ラマヌジャン探検』(黒川信重 2017年 岩波書店)を読み始める。予想通り、数式の嵐。黒川さんはこの本はゆっくり読むようにと前書きで書いている。12章あるので1章を一ヶ月で読み、一年かけるのが良いと(*^^*) 各章の内容をよく理解しながら読み進むには、そのくらい当たり前だというのだろう。ご本人は40年かけて、つまり定年退官までリーマン予測の問題を考えたが、まだ最終結論に至っていない。
これはうまい販促策かもしれない。時間をかけて読むには本を購入すべきだからだ。でも、一年かかるというと、他の本が売れない…。私はどうしようか考え中。本気で読むなら買いの一択。1200円なので挫折を恐れず、いや挫折も一つの理解と考えて買うべきだろう。

とりあえず、3章まで目を通した。(読んでないですよ…。) ラマヌジャンの肉筆ノートの画像があるサイトが紹介されている。

https://www.imsc.res.in/~rao/ramanujan/notebookindex.htm

黒川さんによれば、(読んでないんだけど…、)彼のノートは肉筆で読むべきで、これをデジタル化している人もいるが、その人の解釈が入ってしまうのでイカンということです。手書き数学がもっと流行るべきだと。オモシロすぎる。

紹介されている数式にどんな意味があるのか考えたのだが、さっぱりわからない。数式そのものは難しくはないのだが。これをじっくり(四六時中)考えろというのが、黒川さんのおっしゃっておられることなのだろう。オソロシイ、いやオモシロイ。

***

ところで、町内会から敬老の日のお祝いをいただいた。この挨拶状は自分で刷ったものだけれど(*^^*)


2019年9月7日土曜日

ラマヌジャンの数式を多少は理解したい…

ALL REVIEWSのおシゴト、書誌編集(のチェック)を少し。暑くてあまりはかどらない。

***

図書館に予約していた本が5冊たまったので、午前中に出かけて受け取ってきた。

(1)『SFマガジン 8月号』。特集の「『三体』と中国SF」を読みたくて借りてきた。本体価格1200円。最近は毎月買うほどのSFファンではないので、借りるのが良い。隔月刊になっていたのを知らなかった。本当は応援で毎号買いたいが…

(2)『東京裁判への道』。先日の『9条入門』の講演会(月刊ALL REVIEWS)の影響。特にオーストラリアの天皇戦犯説がどう有耶無耶になったのかを知りたい。

(3)『数式に憑かれたインドの数学者』。上下巻。いうまでもなくラマヌジャンの話。ハーディの心理描写も面白そう。映画では分からなかったが、ハーディはなかなか複雑な性格の人物のようだ。

(4)『ラマヌジャン探検 天才数学者の奇跡をめぐる』。数学的にラマヌジャンのことを理解したくて借りた。

著者の黒川信重さんは、数論専攻の大数学者だが、人となりが面白そうだ。Youtubeで東工大退官記念の講演をきいたが、ごく若いときから、「リーマン予測」と「ラマヌジャン予測」の問題を解決したかったのだという。そのうちに、「ラマヌジャン予測」の問題は解決してしまったので、「リーマン予測」一本に目標を絞ったとおっしゃる。ここのところの意味がわからない。おぼろげでも、分かるようになるまで黒川さんの著書について勉強するつもり。

ところで、「リーマン予測」と「ラマヌジャン予測」の問題を知ったのが、受験勉強中の『大学への数学』だという。『大学への数学』の1969年発行誌に、このことを上野さんという方がコラムに書いたのだとか。
『大学への数学』という雑誌自体も懐かしい。1969年の何号の何という記事かを調べようとしたが、国会図書館には最近の巻しかない。「古本屋」にあたっても、数えるほどしかない。どこかに保存はされていないのだろうか。受験雑誌は意外に散逸してしまっているような気もする。この予感があたっていないといいが。

***

退官記念講演のビデオのある一瞬の板書を拝借した。
https://youtu.be/BCJg8xptDBI

2019年9月6日金曜日

『「失われた時を求めて」の完読を求めて』はうまい題名

赤木曠児郎画伯の『アカギの版画パリ百景』旧版と新版(昨日いただいたもの)の違いを調べてみた。

(1)版画が5枚増えている。21世紀になってからの5枚。これらは皆、新境地の絵。
(2)解説文は日本文だけだったが、仏・英・日の3ヶ国語になった。
(3)図版が大きくかつカラーになった。
(4)本のサイズも大きくなり、ハードカバーにもなってより豪華になった。ただし定価も4倍になった。

この(4)の図版の大きさは効果的。見て楽しい本になった。

油絵はとても手が届かないが、版画なら将来手に入れられるかもしれない。貯金できれば…

***

『「失われた時を求めて」の完読を求めて』を読み始めた。これを読むのには目的がある。高遠先生の訳本(Kindleで揃えた)と、他の訳本(例えば淀野・井上訳や持ってないが最近の岩波文庫本)と、フランス語原文とを比べながら、「スワン家のほうへ」の文章と遊ぶことだ。「読む」というと笑われそうなので、遊ぶ。

鹿島先生の今回の本の最初に、冒頭の「長い間…」の部分の解釈が書いてあり、まずそこで、なるほどと思った。不眠症の人間の半覚醒状態の朦朧とした意識を描くことにより、この後の文章にも曖昧性はあることを暗示しているとおっしゃっている。「確実」と呼ばれるようなことは、実は物語の世界だけでなく、我々の人生にもない、そしてそれらの本質は曖昧模糊としたものである…。これをハッキリさせたのが、従来の小説とはちがう、『失われた時を求めて』のスゴイところなのだ。オモシロイ。

『「失われた時を求めて」の完読を求めて』の読書をすすめるには、副読本が必要だ。
(1)高遠訳のKindle本(1から5)
(2)淀野・井上訳の「スワン家のほうへ」、筑摩の世界文学体系。
(3)吉川訳の岩波文庫版、これは図書館で借りる。1は中古で安いので必要なら購入。
(4)原文。Kindleで無料のものがある。
(5)直接には関わらないが、Internet Archiveでは伝記・解説も含めProust関連の数百冊の本が読める。この写真のような絵本なら、見るだけでも楽しい。
https://archive.org/details/MarcelProust-ALaRechercheDuTempsPerdu01-Combray/page/n3

(6)フランス語に関しては、学生時代の『英語からフランス語へ』(川本茂雄 1968年 第三書房)と辞書類を参照。
(7)(4)を見ているときに、iOS上では、フランス語を読み上げたり、各国語に翻訳したりしてくれるのでこれも使うとオモシロイかもしれない。

こう、書き並べると、いかにも格好いいが、最大の問題は時間を作れるか、そのうえで、面白がれるかである、と感じる。

***

上弦の月と木星(?)が近づいて、珍しく晴れた夜空に輝いていた。もう沈んだけれど。

2019年9月5日木曜日

「85歳記念 赤木曠児郎展 」に行ってきた

読書はお休みして久しぶりに都心に出かけることにした。展覧会と、国会図書館と、本の購入が目的だ。

***

最大の目的は日本橋三越6Fのギャラリーでやっている「85歳記念 赤木曠児郎展 」の観覧。10時に家を出た。涼しいはずだったが、少し蒸し暑い。用心して弱冷房車に乗ったらかなり暑かった。



赤木さんの展覧会に来るのはは前回2016年9月26日以来だ。途中、2017年11月13日に恵比寿の日仏会館で講演を聞かせていただいた。この講演で赤木さんの波乱に富んだ経歴がわかり、一層彼の絵が好きになった。85歳の今も元気で絵を書き続けておられるのもスゴイ。今日もお見受けした所、膚の色艶は私よりずっといい。パリの街角でスケッチを良くしているせいだろう。

金欠症なので、今日は画集とかカタログは買えないと思い、講演会で頂いてサインを貰ってない本を持参した。『私のファッション屋時代』の仏訳版。ところが、それにサインしていただいた後に、なんと、『アカギの版画パリ百景』もわざわざ持ってきていただき、それにもサインをされはじめた。金がないのにやばいなあ、まあカードで払えばいいか(実は良くないが…)と考えていたら、これは私にくださるとおっしゃる…。ありがたく頂いた。
以前の新書版の『アカギの版画パリ百景』は持っているが、今回のは大判でカラー図版だ。価格は45€と書いてある。嬉しい。


一時間くらい滞在したので、画伯に握手していただいて退去した。また、3年後くらいに展覧会はあるのだろうか。あってほしい。

「ねている」という題名の裸婦の絵があり、その絵の右上に本物か置物かわからない猫が描いてある。その猫の背景の紫がかった色に惹かれた。昔国吉康雄の少年の絵の背景の青に通じるものがある。吸い込まれそうだ。


***

永田町に回り、国会図書館で本を一冊読んだ。数ページ。『東西交渉旅行記全集6巻』だ。今読んでいる『玄奘三蔵』は原典(慈恩伝)の前半しか訳していないのが、『東西交渉旅行記全集6巻』は後半も訳している。実にいい本。しかし、借り出せないので、古本を探すのがよさそうだ。
原二郎先生のエッセイ「名言に見るモンテーニュ」が「(雑誌)フランス40(12)」にあるのを見つけて、システムの「マイリスト」に登録してあったので、これはすぐにコピー依頼をした。プリンティングカウンターが空いていたので、すぐ入手できた。A3版4枚で60円。


***

青葉台のブックファーストに寄り、鹿島茂先生の『「失われた時を求めて」の完読を求めて』を、予約してあったので、購入。現金がないので商品券を使った。今後この本と高遠先生の訳と原文とを突き合わせて楽しむつもり。


***

3時半ごろ帰宅。シャワーを浴びて、お菓子を食べ、テレビを少し見てから、夕食の買い物に行く。今日の歩数は8887。5.3km。

2019年9月4日水曜日

ラマヌジャンのことを調べた

『玄奘三蔵」の読書を中断して、ラマヌジャンのことを調べてみた。

ラマヌジャン(パブリックドメインの画像)

ちょい遡ると、
(1)映画「奇蹟がくれた数式」をAmazonプライムで観た。これは昨日。

以下は今日のこと。

(2)Youtubeを漁って、無限級数
S=1+2+3+4+5+… の値が S=-1/12
になるというビデオを観た。(いくつもある(*^^*) )
たとえば、ここ。

(3)図書館でラマヌジャンに関する本を3冊予約。


(4)Internet Archiveで彼に関する文献が沢山あるのを確認。

(5)トリニティでの指導者、ハーディの本『ある数学者の生涯と弁明』が翻訳されているのを見つける。翻訳者は昔の上司だった(*^^*)
すぐには手に入らないようなので、もっと探したら、ここで別訳を入手できるのを発見。著作権は切れているからだ。

(6)『The Man Who Knew Infinity: A Life of the Genius Ramanujan (English Edition) Kindle版』を発見。とりあえず、試供版を入手。

(7)明日いや、今夜からは手に入ったものを読み始めよう。

2019年9月3日火曜日

東は東、西は西?



『玄奘三蔵 西域・インド紀行』を本格的に読み始めた。90ページまで。『大慈恩寺三蔵法師伝』の前半の翻訳が本書だが、長澤和俊さんの積み上げた学識がにじみ出る、しかも明快でわかりやすい文章。実に読みやすい。そして旅行家三蔵の根本はやはり、仏教教義へのあくなき関心であることに、感動を覚える。
三蔵はやっと、北部インドのペシャワールに到達した。

***

先日のTwitterで日本に「ラマヌジャン級」の高校生がいるという話を読んだ。そもそも「ラマヌジャン」のことを知らなかったので、あまり感動しなかった。でも気になったので、まずラマヌジャンを調べることにした。彼の生涯を描いた映画「奇蹟がくれた数式」がAmazonプライムにあるので観ることにした。



トイレに行く暇も惜しんで(つまりiPadを持ち込んだ)、観るほどの、いい映画だ。これからは、1729とは最小のハーディ=ラマヌジャン数だというネタを飲み会で披露できるようになった。

東(インド)と西(英国)の文化の違いが、身に染みる形でわかる。ラマヌジャンは西の文化に無理に自分を合わせようとして病に倒れた。分野は違うが、天文学でのチャンドラセカールのことも思い出す。
ところで、邦題はいただけない。もとの「The Man Who Knew Infinity」のほうがいい。

***

来週あたり、新しいiOS (13)が出そうだ。マウスが使えるようになると騒いでいるようだが、Androidでは昔からできるのが当たり前だった。記憶違いだと困るので、数年前から使っていないAndroidスマートフォンを充電して、ケーブルでマウスとキーボードを繋いでみた。見事に動く。iPhoneはともかく、高価なiPad は買う気持ちがなくなった。(iPhoneは他力本願で手に入る見込みがまだ少しある。)

***

三蔵はインド発祥の思想を理解して当時の中国に紹介したのだから大したものだ。東は東、西は西か。当時の西は東に比べられるものはあったのか?

Oh, East is East, and West is West, and never the two shall meet,
Till Earth and Sky stand presently at God’s great Judgment Seat;
But there is neither East nor West, Border, nor Breed, nor Birth,
When two strong men stand face to face, tho’ they come from the ends of the earth. 
 ―ラドヤード・キプリング

これも調べる必要あり。

2019年9月2日月曜日

玄奘三蔵も訳経を行うために権力と戦っていた

借りておいた本を読む。
『西域記ー玄奘三蔵の旅』(玄奘 桑山正進訳 中野美代子解説 1995年 小学館)。
掘り出し物と言える本。第三章が『西域記』の翻訳というか内容紹介。一章と二章は桑山さんの解説。『大唐西域記』の編纂をした弁機という僧の悲劇も書かれている。この話は全く知らなかった。やはり、玄奘は政治に巻き込まれそうになったが、辛くも逃げ切って、経典の翻訳をなんとか続けることができた。

玄奘の伝記である「慈恩伝」(慧立と彦悰)自体も、地中に埋めて隠匿しなければならない、厳しい情勢。ともかく、いろいろわからないことが多い。7世紀のことなので無理もない、というかその当時のことなのに、こうして記録が残っていること自体が、玄奘の偉大さを語っているとも言える。

『玄奘三蔵 西域インド紀行』(慧立(えりゅう)/彦悰(げんそう) 長澤和俊訳 1998年 講談社学術文庫)。さっき、出てきた『大慈恩寺三蔵法師伝』の前半部分の翻訳。後半になにが書かれているかは、巻末の解題によるしかない。
同じ訳者による全訳は1960年代に桃源社から「玄奘法師西域紀行」の一冊で出たのだそうだ。国会図書館にはある。

***

どちらの本を読んでも(まだすべてを読んではいないが)、「翻訳」の内実はまだわからない。もっと、調べる。そして、漢文の読み方を復習したい気持ちが、また嵩じてきた。

2019年9月1日日曜日

「月刊ALL REVIEWS」ノンフィクション部門第8回『9条入門』への参加印象記

「月刊ALL REVIEWS」ノンフィクション部門第8回、ゲストは高橋源一郎さん。メインパーソナリティはもちろん鹿島茂先生。

今回読み解く本は、
加藤典洋さんの『9条入門』(2019年4月 創元社)
https://allreviews.jp/isbn/442230058X

加藤さんがなくなる直前に出版されたものだ。

実は、この本、図書館で借りっぱなしにしていて、昨日から読み始めた。ので、「はじめに」と「第一章 出生の秘密」しか読んでいなかった。

なので、お二人の話も全部理解できたとは言い難いが、第一章の要旨に関するものはわかった。憲法第一条以下の象徴天皇の件と第九条の絶対平和の追求とはセットで考えるべきで、マッカーサーの思惑がそこに凝縮されていること。

そして第九条までは、この憲法の「序文」に相当し、熱しやすく冷めやすい大多数の日本国民は、この「序文」をいままでの「天皇制」の「神話」の代替品の神話として、一夜のうちに信じた。熱狂的に信じた。

森有正先生が、「民主」とか「自由」を日本人は口先だけで「理解」しているとおっしゃったが、話の根幹は似ている。(これは私の感想。)

高橋源一郎さんは、加藤さんが書かずにしまった、9条の話の続きを、私が書くと言い切ったときには、80名いた聴衆の多くが感嘆しただろう。私も大いに楽しみにしたい。

その前に、『9条入門』を、最後まで読んで、自分なりに考えたい。森有正先生と小田実さんの対談『人間の原理を求めて』も、さっき出てきたので、読み直したい。

すると、学生時代に戻った気になるだろう。50年前に「日和る」ことをしないで、性急に就職しないで、まともに考えていれば、皆がそれをやっていれば、今の世の中はもっと(もちろん、良い方に)変わっていただろう。

原発反対運動とならんで、平和に関してもきちんと世の中の病んだ部分を認識して、そこを治療していれば…

これから、一歩ずつ確実に改革していかなくてはならない。

会場では最後に、「次世代に9条の話をどう教えるべきか」という質問が出たが、高橋さんはすぐには出来ないので一年以上のスパンで、粘り強く教えなくてはならない。まず「考える」ことから始める必要があるだろうとのお答えだった。

鹿島茂先生から紹介いただいた『小林一三日記(非売品)』(第2巻)は残念ながら、国会図書館にもない。
もう一冊紹介された『東京裁判への道 NHKスペシャル』は、近くの図書館で予約した。

他にもたくさんいいお話が聞けた。今回もできれば文字起こしして、皆が読めるようにしたい。話があれば文字起こしには協力させてもらいたい。

***

終了後、受付など手伝った人への慰労会を開いていただいた。会場「東京堂」の近所の「古瀬戸」というギャラリー珈琲店で。皆、軽食とソフトドリンクなど頼んだが、私だけビールを一杯頂いた。

***

実は11時半から、ALL REVIEWS御用達のラーメン店「覆麺」で、腹ごしらえしていったのだが、腹は空いていた。
日曜日特製のワンタン付きで頼んだ
***

友の会の活性化のため、今日のような集まりの終了後に気軽な懇親会の必要がある、などの「建設的」話題も出たので報告しておく。

2019年8月31日土曜日

無節操な読書でもいいんです

Braveブラウザを昨夜使ったが、FacebookやTwitterのアカウント管理に混乱をきたしたので、いったんすべてをChromeからのアクセスに戻した。とりあえずはBraveではYoutubeのビデオ視聴など、簡単なものに限ることにした。もっと使い方の工夫が必要だ。

ただし、軽快なブラウザなので捨てがたいところはある。Youtubeでサラ・チャンのブルッフや、バッハの変ホ長調前奏曲とフーガなど、聴きまくった。

来月Spotifyの99円お試し期間が終わるが、YoutubeとAmazonMusic無料で済ませても大きな問題はなかろう。むしろ、切り詰めた状況のほうが、工夫をする楽しみがある。

***

本はいろいろ読み漁った。『寺田寅彦全集8巻』、『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』(松本哉 2002年 集英社新書)、『9条入門』(加藤典洋 2019年 創元社)。

図書館に行き、新たに3冊借りてきた。玄奘三蔵絡みの本。




***

朝日新聞の土曜特集版の「生老病死」という山折哲雄さんのコラムがある。題字は石川九楊が飛白体めいた字体で書いている。挿絵を書いているのが横山寛多さんという人で横山泰三のお孫さん。昆虫の絵がスバラシイ。ファンになった。ここで、その一端を見ることができる。自分でも、昔撮った写真を絵にしてみようかと考えた。来週やってみよう。

絵といえば赤木さんの展覧会が9月4日から三越で開催される。これにはなんとしても顔を出したい。