2019年9月8日日曜日

私のブログは物忘れ対策、ラマヌジャンの肉筆ノートは…同じかも

何かのきっかけであるコトに興味を持つと、そのコトに関係する本をさがして読む。芋づる式に何冊も。これは時間に余裕のある隠居人生での楽しみの一つだ。
例えば今回の「ラマヌジャン」。

読書を進めて行くと、そもそも何でその「コト」を調べはじめたのかが判然としなくなる場合がある。それも最近は割と頻繁に。これは気にしなくても本当はいいのだろうが、気になる。物忘れ症になるのを恐れているのかも。

ブログには、よく、調べた結果を書くのだが、調べはじめたきっかけも書いておくと、この「きっかけ」を思い出す助けとなる。思い出すことは快感を伴う。

調べものの紆余曲折がある場合には、それも書いておいた方が良い。目的は上と同じ。

物忘れ対策の方法はDHA摂取だけではない。

ブログは実はいかなる仕事のためにもなる。正確な記録は誰にも役に立つし、不正確な記録や記憶に頼るのはイケナイ。ここは皮肉を言っているつもり。

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『ラマヌジャン探検』(黒川信重 2017年 岩波書店)を読み始める。予想通り、数式の嵐。黒川さんはこの本はゆっくり読むようにと前書きで書いている。12章あるので1章を一ヶ月で読み、一年かけるのが良いと(*^^*) 各章の内容をよく理解しながら読み進むには、そのくらい当たり前だというのだろう。ご本人は40年かけて、つまり定年退官までリーマン予測の問題を考えたが、まだ最終結論に至っていない。
これはうまい販促策かもしれない。時間をかけて読むには本を購入すべきだからだ。でも、一年かかるというと、他の本が売れない…。私はどうしようか考え中。本気で読むなら買いの一択。1200円なので挫折を恐れず、いや挫折も一つの理解と考えて買うべきだろう。

とりあえず、3章まで目を通した。(読んでないですよ…。) ラマヌジャンの肉筆ノートの画像があるサイトが紹介されている。

https://www.imsc.res.in/~rao/ramanujan/notebookindex.htm

黒川さんによれば、(読んでないんだけど…、)彼のノートは肉筆で読むべきで、これをデジタル化している人もいるが、その人の解釈が入ってしまうのでイカンということです。手書き数学がもっと流行るべきだと。オモシロすぎる。

紹介されている数式にどんな意味があるのか考えたのだが、さっぱりわからない。数式そのものは難しくはないのだが。これをじっくり(四六時中)考えろというのが、黒川さんのおっしゃっておられることなのだろう。オソロシイ、いやオモシロイ。

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ところで、町内会から敬老の日のお祝いをいただいた。この挨拶状は自分で刷ったものだけれど(*^^*)


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