2021年4月4日日曜日

プルーストの読み方はおでん屋のカウンターで先輩に訊くのがよさそうだ

「Clifford Brown を聴く」プロジェクト、今日のテーマは「Autumn in New York」。

Niven Jazz Collection: Clifford Brown Tape 7 (1954)

https://archive.org/details/Clifford_Brown_Tape_7_1954/Clifford_Brown_Tape_7_1954_Side_A.wav

(Autumn in NewYork は第1トラックの16分50秒前後から。上に表示される波形を見ると曲の区切りはだいたい分かる。)


もちろん、ここでも聴ける。

Autumn In New York - Clifford Brown All Stars [Full Version]

https://youtu.be/w5BGbjqUWns


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「バッハを聴く」プロジェクトも忘れない。

Richter Plays Bach
スヴャトスラフ・リヒテル
71曲 • 3時間50分 • Aug 24, 2008

https://music.amazon.co.jp/albums/B01HC3MYME

これはかなりオススメのアルバム。

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昨日掘り出した本、吉田健一の『東京の昔』(中公文庫)の抜書き。

35頁。春先のおでん屋での会話……

(古木君)「……或る本を読めばその本に就て又別な本を読まなければならないでしょう。それで更に別の本を読むことになる。例えばプルーストの時間の観念を摑むにはベルグソンの哲学を知る必要があってそうするとその哲学が十九世紀の、――」

……

(私)「併しプルーストはただ読むだけでも結構楽しめるでしょう、」

テーマはプルーストではないが、これとほとんど同じ会話を数年前(!)に、上野広小路裏のおでん屋で、客先の取締役とした記憶がある。年甲斐もない……恥ずかしい。やはり重役までやる人は偉いものだと今になって思う。

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