2022年6月4日土曜日

ALL REVIEWSとうまくコラボすれば〈PASSAGE by ALL REVIEWS〉は理想の「図書館」になり得る

以下はまだ書けていない来週の巻頭言のラフスケッチです。ものになるでしょうか?


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前半(ARとPASSAGEのコラボ)

(1)5月24日発行の154号巻頭言で取り上げられ書評、

https://allreviews.jp/review/4144

に感動して対象本、スティーヴ・エリクソンの『ゼロヴィル』(白水社)を図書館で借りて読んだ。
映画フリークの活躍する物語の著者に魅せられ、

(2)ALL REVIEWSを検索して見つけた同一著者の本の書評

https://allreviews.jp/review/1858

(書評の対象本は『ルビコン・ビーチ』(筑摩書房))

書評の中で引用されている『アムニジアスコープ』も、2005年に柴田元幸氏の名訳で読める。

これを柴田元幸さんの書棚に発見し、「怪著」というコメントに臆しながらも、訳者サイン本を即買い。(柴田元幸さんの新企画に触れるか?)

(3)PASSAGE by ALL REVIEWS

には、よく売れている「とみきち屋」さんがありそこで『ルビコン・ビーチ』も発見。購入。

ほかの著書はまだPASSAGEにはない。自分で入れるか?


後半(PASSAGEも自分の書棚も大きな自分用図書館の一部。)

以下をアレンジする。

以前『海図と航海日誌』を小宮山書店ガレージで買った直後にブログに引用した部分。(230ページ 「本との別れ」)

「やはり本は読むものである。一つの作品に対して著者が著者であるのは執筆の間だけであるのに似て、書物が書物であるのは、読まれている時だけだ。それ以外は本棚にただ所蔵されているものにすぎない。それならば、自分の本棚と世間一般の本棚の区別をせず、古書店や図書館や知人の棚まで含めて、本を巡る環境の全体を一つの図書館だと思えばいい。有益なものであるのだから、これを利用するのに少しばかりお金がかかるのはしかたがない。新刊でも古書でも買う時にはそれなりの金額を払う。しかしそれは書物というものの形而下的な側面に対して払うのであって、知そのものは金銭とは別の次元で流通する。こんな風に考えると、少なくとも所有欲に促されて書痴・書狼・書豚になるおそれはないし、第一自分の書棚が風通しがよくなる。それでもどうしても残ってしまう本、手放したらなかなか再入手が困難で、しかも自分がまだ何度か読みそうな本、それらだけを残すとすると、蔵書というもの、ずいぶん少なくて済むのだ。」 



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