2010年もあと少しです。会社を完全にリタイアしたあとの長い1年間でした。好きなことだけをやって暮らしていくというのは、思ったより大変でした。ついうっかりとして、生活のために、よく考えると自分の意に沿わない仕事を引き受けそうになる。また一方では純粋な知識の追求がおろそかになる。
のんびりと落ち着いて暮らしていくのは凡人にとって難しいことです。来年も頑張って(頑張らないで?!)自己に忠実に生きる方法を追求し続けたいと思います。
2010年12月31日金曜日
2010年12月26日日曜日
年末だが...
まだ年賀状の準備ができていません。一年のごぶさたと言う方が多いので、近況を手短にまとめたいのですが良いアイディアがまだ浮かばない。実は、「つくりはじめないとアイディアは出てこない」という研修に使えそうなフレーズを思いついたのでその方針で進めようと思います。
2010年10月28日木曜日
Writing Patternsという研修を考えています
「SEのための文章術」という題名で研修を開発中ですが、本日慶応大学の井庭さんの公開講義ビデオ
(ここを参照ください)
を見て、改称することにしました。
従来のこの手の研修や教科書より、現場で役に立ちやすくする工夫を凝らしているのですが、パターン・ランゲージの考え方を取り入れるのが適していると考えたためです。
内容例:
パターンその1 「まず書き始める」
パターンその2 「なぜ書くかを表明しておく」
パターンその3 「パラグラフを意識する」
パターンその4 「パラグラフ先頭に最重要文を配置する」
パターンその5 「書くことの楽しさを味わう」
...
パターンそのn 「Twitterで書く練習をする」
パターンそのm 「ブログで書く練習をする」
...
パターンそのp 「作成対象文書ごとに使用するパターンを組み合わせる」
パターンそのq 「自分なりのパターンを作成する」
...
既存パターン適用練習と、新規パターン作成ワークショップ付きです。
(ここを参照ください)
を見て、改称することにしました。
従来のこの手の研修や教科書より、現場で役に立ちやすくする工夫を凝らしているのですが、パターン・ランゲージの考え方を取り入れるのが適していると考えたためです。
内容例:
パターンその1 「まず書き始める」
パターンその2 「なぜ書くかを表明しておく」
パターンその3 「パラグラフを意識する」
パターンその4 「パラグラフ先頭に最重要文を配置する」
パターンその5 「書くことの楽しさを味わう」
...
パターンそのn 「Twitterで書く練習をする」
パターンそのm 「ブログで書く練習をする」
...
パターンそのp 「作成対象文書ごとに使用するパターンを組み合わせる」
パターンそのq 「自分なりのパターンを作成する」
...
既存パターン適用練習と、新規パターン作成ワークショップ付きです。
2010年9月8日水曜日
研修で久しぶりの手ごたえ
久しぶりに研修を実施しました。「要件定義」を題材とし、ペルソナ法をテーマとした研修です。過去何回か同一の研修にサブ講師として立会い、今回は初めて独力で実施しました。
準備は当然しっかり行い、当日は準備したことを話し、演習も筋書きに従い行ってもらいました。なんとか無事に終了し受講者のかたがたの感想もみな好意的だったので、正直言ってほっとしました。翌日はどっと疲れが出て何も手につきませんでした。
研修実施中に気づいたのですが、だんだん「乗って」くると、準備した以上の「良い?」話をしていることがあります。われながらうまいストーリー展開でしかも説得力のあることをしゃべっている。こんなに俺は上手なインストラクターだったかな?と驚く瞬間があるのですね。場の雰囲気と教材と準備作業のおかげといえますが、なによりも受講者のこのようなことを聞きたいという意欲が伝わってそれに答えようとして、うまくいったときにこのようなハイな状況になることがあるのです。夏ばて気味で、体力的には少し不安がありましたが、それもこのような状況になると克服できると再認識しました。
このようなトランス状況になるためのノウハウをまとめてみたいとも思います。たとえば小説家が書いているうちに、自然と登場人物が動いてくるときがあるとおっしゃることがありますが、それに似ていますね、「登場人物つまりペルソナ」がうまく動いてくれることで要件定義の材料となる「シナリオ」がリアルに出来上がるという意味でこの研修のテーマにもつながります。「書くこと」で自分の脳が普段以上の発想をしてくれる...そういえばマインド・マップもこの研修で使ってみましたが、目指すところに通じるところがあります。
また、このような形で研修を実施したいのですが、なにせ不況で、なかなか機会に恵まれないのがぜいたくな悩みです。
準備は当然しっかり行い、当日は準備したことを話し、演習も筋書きに従い行ってもらいました。なんとか無事に終了し受講者のかたがたの感想もみな好意的だったので、正直言ってほっとしました。翌日はどっと疲れが出て何も手につきませんでした。
研修実施中に気づいたのですが、だんだん「乗って」くると、準備した以上の「良い?」話をしていることがあります。われながらうまいストーリー展開でしかも説得力のあることをしゃべっている。こんなに俺は上手なインストラクターだったかな?と驚く瞬間があるのですね。場の雰囲気と教材と準備作業のおかげといえますが、なによりも受講者のこのようなことを聞きたいという意欲が伝わってそれに答えようとして、うまくいったときにこのようなハイな状況になることがあるのです。夏ばて気味で、体力的には少し不安がありましたが、それもこのような状況になると克服できると再認識しました。
このようなトランス状況になるためのノウハウをまとめてみたいとも思います。たとえば小説家が書いているうちに、自然と登場人物が動いてくるときがあるとおっしゃることがありますが、それに似ていますね、「登場人物つまりペルソナ」がうまく動いてくれることで要件定義の材料となる「シナリオ」がリアルに出来上がるという意味でこの研修のテーマにもつながります。「書くこと」で自分の脳が普段以上の発想をしてくれる...そういえばマインド・マップもこの研修で使ってみましたが、目指すところに通じるところがあります。
また、このような形で研修を実施したいのですが、なにせ不況で、なかなか機会に恵まれないのがぜいたくな悩みです。
2010年9月5日日曜日
「理学部→医学部→60歳で文学部 京大3回合格の体験記」記事への不満
なかなかすばらしい方の記事が見つかりました。
http://www.asahi.com/national/update/0904/OSK201009030193.html?ref=rss
しかし、ご本人ではなく、記事の浅薄な書き方には不満です。
試験合格は、ご本人にとっては手段に過ぎないはずなのに、合格が自己目的化した書き方になってしまっている。本来この方が、何を求めて大学再々入学を目指したのかを掘り下げてほしい。
http://www.asahi.com/national/update/0904/OSK201009030193.html?ref=rss
しかし、ご本人ではなく、記事の浅薄な書き方には不満です。
試験合格は、ご本人にとっては手段に過ぎないはずなのに、合格が自己目的化した書き方になってしまっている。本来この方が、何を求めて大学再々入学を目指したのかを掘り下げてほしい。
2010年8月10日火曜日
[書籍]間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ
出版されました。あのエンゲルバーグさんの本です。(翻訳:長谷川裕一さん、土岐孝平さん)
すでに店頭に並んでいるらしい。もう買いましたか?
驚くほど面白くて、悲しいほどリアルです。さすが、エンゲルバーグ。
amazonではここ。
すでに店頭に並んでいるらしい。もう買いましたか?
驚くほど面白くて、悲しいほどリアルです。さすが、エンゲルバーグ。
amazonではここ。
2010年8月9日月曜日
ゲゲゲの資料集めと貼紙
ひさびさのヒット朝ドラを見ていると本筋以外にも興味深いシーンが多い。
(1)スクラップブックが大量にある。
ごく一部は奥様も(TV局のテーマで)お手伝いされたようだが、ほとんどゲゲゲ先生が自力で新聞や書籍、週刊誌などからイメージが主となる材料を集めて主題別に作成されているようだ。テーマは「墓場」とか「妖怪」とか...漫画を描くときに背景のイメージなどに参考として使用するらしい。
これはわれわれもメモを作ったり、最近だとブログに書きまくったりする文章の「覚え」にあたるものだろう。イメージの形で保存されているので情報量は多そう。
本棚の大部分はこの資料が占めている。もとろんご自分の出版本や市販本などもあるが。
創作の原点にはこのような努力があり、どの世界にも欠かせない。食事中に読んでいる新聞も資料の一部となる。
(2)机の周りやトイレの中まで貼紙がいっぱい。
仕事の思い付きであったり、処世訓であったり、いたるところに貼紙がされてある。
われわれだとよくポストイットでやっているあれである。
仕事に必要な外部記憶は基本的には上記のスクラップだろうが、「中期記憶」としては貼紙方式がよかろう。今日はトイレ中に窓からのぞく猫にも、「こう貼紙にかいているではないか」と諭されていた。
貼紙にせよ猫にせよ、ものを考えぬいていれば意外なところから、思わぬヒントが生まれてくる。
(1)スクラップブックが大量にある。
ごく一部は奥様も(TV局のテーマで)お手伝いされたようだが、ほとんどゲゲゲ先生が自力で新聞や書籍、週刊誌などからイメージが主となる材料を集めて主題別に作成されているようだ。テーマは「墓場」とか「妖怪」とか...漫画を描くときに背景のイメージなどに参考として使用するらしい。
これはわれわれもメモを作ったり、最近だとブログに書きまくったりする文章の「覚え」にあたるものだろう。イメージの形で保存されているので情報量は多そう。
本棚の大部分はこの資料が占めている。もとろんご自分の出版本や市販本などもあるが。
創作の原点にはこのような努力があり、どの世界にも欠かせない。食事中に読んでいる新聞も資料の一部となる。
(2)机の周りやトイレの中まで貼紙がいっぱい。
仕事の思い付きであったり、処世訓であったり、いたるところに貼紙がされてある。
われわれだとよくポストイットでやっているあれである。
仕事に必要な外部記憶は基本的には上記のスクラップだろうが、「中期記憶」としては貼紙方式がよかろう。今日はトイレ中に窓からのぞく猫にも、「こう貼紙にかいているではないか」と諭されていた。
貼紙にせよ猫にせよ、ものを考えぬいていれば意外なところから、思わぬヒントが生まれてくる。
2010年8月4日水曜日
大学など研究機関に対する予算削減に反対
天文学会HPにも掲載された以下の声明(提言)をお読みください。
http://www.asj.or.jp/news/100804
今の大学、研究機関などのあり方は(自由な研究の擁護という意味で)必ずしもすべて満足とはいきませんが、予算を他と一律に10%ずつ下げるというのは問題です。次世代のために教育への投資は別枠で考えるのが良いと考えます。
http://www.asj.or.jp/news/100804
今の大学、研究機関などのあり方は(自由な研究の擁護という意味で)必ずしもすべて満足とはいきませんが、予算を他と一律に10%ずつ下げるというのは問題です。次世代のために教育への投資は別枠で考えるのが良いと考えます。
2010年7月20日火曜日
非線形・非平衡・開放系の自然観と人間集団観
放送大学「進化する宇宙」の最終講義では杉本先生は、宇宙は非線形・非平衡・開放系の自然観で見ることができるとされ、社会や人間(集団)も相互作用が強くて非線形が重要ととらえてシステムの探求や理解につなげたいとおっしゃっている。熱力学の第2法則(エントロピーは増加する)を拙劣に適用すると、宇宙は単純に熱的死を結末とする無秩序へ向かう道をたどるように思われてしまうが、これは誤解というわけである。
G.M.ワインバーグ先生も著書「スーパーエンジニアへの道」でまさにプロジェクト内の技術革新などで、このことをおっしゃっていた。変化の激しい時代や分野のことに対しては有効な考え方と思う。
G.M.ワインバーグ先生も著書「スーパーエンジニアへの道」でまさにプロジェクト内の技術革新などで、このことをおっしゃっていた。変化の激しい時代や分野のことに対しては有効な考え方と思う。
2010年7月15日木曜日
すばらしいインターネットの世界
トーマス・マンの「読書衛生法」というのがあって、執筆(彼の場合小説)する際に、小さな図書館の蔵書に匹敵するくらい参考書を集めて読みまくるのだそうだ。確かに、材料を得たり、典拠をあきらかにしたり、時代背景を知ったり、読書が果たす役割は大きいと思う。また、「書く」ことに疲れた場合、本を読むことは格好の気分転換になるし、思わぬヒントがわくことが多いだろう。司馬遼太郎さんも似たようなことをやっておられたようだ。金のないわれわれ(失礼!わたし)には、今までこのやりかたは無理と思われていた。
ところがインターネットのおかげで似たようなことが出来るようになってきた。たとえば、ERDとRDBについての解説を書こうと言う場合、チェン先生やコッド先生の原論文は読んでおかないと話にならないが、予算の都合上孫引きですましてきたとする、今は違います、Wikipediaなどからたどれば、インターネットで歴史的な論文を手に入れることが出来る。関連資料も手に入る。すばらしい。内容相互の検索に関してはマン先生に勝てるのではないかと思う。一九七〇年代にコンピュータに関するものごころがついた私には、夢のような世界だ。大げさに言えば、生きていて良かったという感じ。
ところがインターネットのおかげで似たようなことが出来るようになってきた。たとえば、ERDとRDBについての解説を書こうと言う場合、チェン先生やコッド先生の原論文は読んでおかないと話にならないが、予算の都合上孫引きですましてきたとする、今は違います、Wikipediaなどからたどれば、インターネットで歴史的な論文を手に入れることが出来る。関連資料も手に入る。すばらしい。内容相互の検索に関してはマン先生に勝てるのではないかと思う。一九七〇年代にコンピュータに関するものごころがついた私には、夢のような世界だ。大げさに言えば、生きていて良かったという感じ。
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